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養老孟司『「自分」の壁』の政治論の限界 養老孟司『「自分」の壁』の政治論の限界 [2014年08月27日(Wed)]
養老孟司『「自分」の壁』(新潮新書、2014年)


養老がいつもの軽妙なタッチで書いている本。聴き語りを本にしたもの。

それに噛みついても仕方ないのだが、つぎの点は知識人にありがちな論調なので触れておきたい。

「選挙はおまじないである。」

「紙に名前を書いて箱にいれるだけで、なにか変ると本気でみなさん思っているのですか、それはおまじないと同じではないですか、と。」

この前に、民主党が政権をとっても変わらなかったことを例示としており、この指摘にはグーの音もでない。

では、どうすれば変わるのか?については書いていない。政治学者でない、解剖学者にこんなことを求めても仕方がない。

この点について、新著『社会を変えるリーダーになる ~「超・利己主義」的社会参加のすすめ』においては、間接民主主義とあわせて直接民主主義の採用が必要であり、その視覚から「協同組合」やNPOを取り上げた。


日常生活から社会を変えれるのであって、間接民主主義を批判していてもどうしようもないのではないか。
Posted by 田中尚輝 at 16:24
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