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マックス・ウェーバーの官僚論 [2014年07月09日(Wed)]
『権力と支配』(マックス・ウェーバー、講談社学術文庫、2012年)

私は若い頃マルクス・ボーイだったから、彼に対立するマックス・ウェーバーは苦手だった。だから、あまり熱心にはよまなかった。いまは、マルクスよりウェーバーを引用する方が多くなっている。読み直してみた。

この『権力と支配』の中軸は官僚制度になっており、その形成の歴史、なぜ重要な役割を果たすかについて克明に描いている。結論的に言えば、つぎのように説明している。

「官僚的組織の技術的長所」=官僚組織が進出する決定的な理由は、以前から、他のあらゆる形態にくらべて、それが純技術的(・・・・・・・)に卓越しているという点にあった。完全な発達をとげた官僚組織の他のあらゆる形態に対する関係は、ちょうど機械の非機械的財貨生産方法にたいする関係に似ている。精確さ、迅速性、明確性、文章についえの精通、持続性、慎重さ、統一性、厳格な従属、摩擦の除去、物的および人的な費用の節約は、一切の合議制的または名誉職的および兼職的形態にひきかえ、訓練をつんだ個々の官僚による厳密に官僚制的な行政、とくに単一支配的行政にあっては、最適度にまで高められている。

こうした官僚制度との切磋琢磨をボランティアとして対応しても対抗は無理だろう。

私は政策的には、市民によるシンクタンク形成によって可能だと考えている。だが、組織的・政治的には対抗できない。これには政党の官僚システム、最終的には政治権力を確保することによってしか解決しないということだ。


市民が官僚制度と対等に渡り合える状況をつくることが社会を変えることだ。
Posted by 田中尚輝 at 13:41
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