CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
プロフィール

田中尚輝さんの画像
<< 2019年01月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
Redwing
日本の貧困・格差を「なくす (02/16) 高橋潤
ホンダOBが行く (02/14) 江藤清巳
NPOを応援する人材 (02/06) 高橋潤
NPOリーダーの覚悟 (02/05) ふみみん
コミュニティカフェ2題 (02/02) 高橋潤
上野千鶴子の田中批判についての意見 その2 (01/08) 井上貴至
検察の弱さ その2 (01/04) 藤本泰宏
自己肯定 (12/16) さくら
「橋下」勝利をどう考えるか? (12/09) 高橋潤
人間関係学 (12/03)
リンク集
最新トラックバック
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/index2_0.xml
古代の大地動乱 [2014年07月08日(Tue)]
『歴史のなかの大地動乱―奈良・平安の地震と天皇』(保立道久、岩波新書、2012年)

著者の保立は古代を対象とした歴史学者であるが古代の地震と政治・天皇制との関係性を探っている。2011年3月11日の東北大震災に刺激されてのものである。

率直に言えば、こうした古い時代の記録があること、また、地層の調査などで地震についてわかることは興味深い。ただ、そうした時代には地震だけではなく、噴火、津波というものが同じように扱われている。

8世紀前半だけでも、701年の丹後地震、715年の遠江、三河地震、734年の河内・大和地震、744年の肥後地震、745年の美濃地震と続いている。

他方、742年には大隅国(鹿児島)で太鼓のような音が聞こえ、同時に大地が大きく振動したというから火山爆発がおこった。

当時は地震学や火山学があったわけではないので、怨霊、恨みなどを地中にいる龍が怒るというように捉えられていた。天皇家の内部やその周辺で起こる権力争いに負けた人々の恨みのように捉えられ、それが権力者を萎縮させたのだ。

こうした天変地変が政治に影響を与えるのは現代も同じことである。

栄華を誇る権力も、天変地変の前には何事もできないということを明らかにし、人々同士の助けあいが命を守ることを意識できるわけだ。そこから、社会が変わっていくことになる。

まだ始まったばかりの古代史と大地動乱の関係性だが、もっと詳しくなっていくことを期待したい。そして、私たちに問われているのはポスト3.11だ。

Posted by 田中尚輝 at 13:47
この記事のURL
http://blog.canpan.info/tanaka-naoki/archive/1635
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
http://blog.canpan.info/tb/989931
 
コメントする
コメント