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「ささえあい」について [2013年12月23日(Mon)]


随分前に読んだ本だが、気になって再読。

編者の森岡だけが当時30歳代。あとの著者は20代後半から30歳程度の若手の学者による討論とメモをまとめた本。本が進むうちに内容が進化していくのが楽しい。

副題が、「私たちすべてが「老人」+「障碍者」+「末期患者」となる時代の社会原理の探求」とあり、どちらかというと医学的なアプローチになっている。

 そのポイントがささえあい、と、共感だ。

 前半できになったところを紹介する。

『「ささえあい」の人間学』(森岡正博編著、法蔵舘、1994年)

相手にかかわっていくとは、相手を受け容れていくことです。相手を受け容れる余裕がなければ、かかわっていくことはできませんし、もしその余裕がないまま無理にかかわろうとするなら、必ずひとりよがりに終わることでしょう。(59頁)

㈠ 事実に直面しそれを受け容れなければならないのはその人自身なのであって、他の人が代わって≫やることは決してできない
㈡ それにもかかわらず、その人の苦しみや恐れの内容を、我々は経験に基づいて基本的には共有できる(ことが多い)
㈢ 「ともにいる」ことに根差したコミュニケーションのうえに、ささえあいは成り立つ(84頁)

ささえあいと相互扶助の相違
「ささえあい」の方は、やはり「いのち」や生死の根源的状況に根差した概念なのかもしれません。85頁

自己決定
自己決定を尊重することを、権利・人権などという言葉を使わずに表現すれば、「その人らしさを大切にする」ことになるでしょう。

ささえる
@ささえてほしい
A「自己コントロール能力の回復」
Posted by 田中尚輝 at 20:40
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