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私の新著のキーワード [2013年05月14日(Tue)]
 ようやく私の新著の第1稿ができあがりました。これからの作業は全体の統一、約4分の3程度にけずる、という作業があります。出版社へ渡せるのは日常業務の合間にやるものですから、夏ごろになり、遅くとも年末に刊行ということになります。私の遺言のようなものなので、気合をいれてやっています。
本日はそのキーワードを紹介します。

【キーワード】
 本書のキーワードは「利己主義」&「利他主義」以外に、「感性」&「理性」「大脳新皮質」&「旧脳」=「爬虫類脳」+縁辺脳、そして、「利己的な遺伝子」のコントロールがあります。これらは本書の必要な箇所で説明しますが、私の関心は「意識下の意識」にあり、これを主体的な意識と努力と行動で、どのようにコントロールするか、ということです。

 人間というのは自分が意識しないところで動かされている場合が多いのです。つまり、意識下の意識によって操られていきている面があるのです。これが悪いわけではありません。たとえば、赤ん坊がうまれてすぐに母親の乳房をもとめることは意識にないことですが、そうした本能がそなわっているために人間は生きることができ、そして子孫を残していくことができるのです。また、異性を好きになる、ということも本能的なことであり、意識下の仕掛けです。そうしなければ子孫を残せないからです。

 ところが組織や社会・国家を運営していくのに意識下からだけの指令をまっていてはなりません。具体的な意識として人間が住みやすい社会を設計し、それを実現していくようにしなければならないのです。この場合に、意識=大脳新皮質だけの働きではなく旧脳=爬虫類脳+縁辺脳を意識し、その働きを十分にひきだすことができると考えられないほどのエネルギーを人間はだすことができるのです。つまり、人は意識化の指令に黙って身を任せておいたらよい面とそこがもつ能力を引き出すという面を同時にもたなければならないのです。

 以上のような問題意識で本書をかきますが、人の将来は本人の姿勢しだいで明るくなるのです。なぜなら、人が人生をいきるにあたって絶対に成功する方法があるからです。

 それはじつに簡単なことで「あきらめない」ということです。失敗してもいいのです。あきらめないで何回も何回も挑戦するのです。失敗はひとつの局面のことであり、人生全体のことではないのです。人生は総体において成功すればよいのです。

 失敗というのはそこであきらめるから「失敗」になるのです。そこでふんばってどうして失敗したのかを反省し、それで再挑戦すればいいのです。先人は≪継続こそ力なり≫≪七転八起≫などという哲理をのこしてくれているのはこのことなのです。

 では、あきらめないで挑戦しつづけるためにはどうすればいいのでしょうか。それは目標がはっきりしており、それが利己にとってよいことであり、かつ利他的であり、社会を構成する人々の共通の利益=公共善をめざすものであることです。そして、これを達成するという強い信念を持ち続ける精神的・肉体的な力を持ち続けることです。このためには意識下の意識も総動員しなければならないのです。
 どうぞ気楽に楽しみながら本書をお読みください。
Posted by 田中尚輝 at 06:03
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