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御厨貴と松原隆一郎の面白い政治対談の本 [2013年04月24日(Wed)]
 現代政治の分析の面白い本がでた。

 『政治の終焉』(御厨貴、松原隆一郎、NHK出版、2013年)

 本書は二人の対談で気楽に読めること、また、2012年末の総選挙とその後の安倍内閣の発足の数ヶ月、しかし変化の大きかったときの対談だから興味ある分析が随所にみられる。
 
 私は、その中で「安倍内閣評価」「民主党の官僚対策」と「検察の役割」の3つを紹介しよう。

 まずは、二人の安倍内閣評価が愉快だ。「いまの拙速な動きを見ていると、夏の参議院選がくるまで回春剤を飲んで頑張りましょうという感じですね。短期的な刺激ばかり与えて、日本全体を幻惑している。短期的刺激を与えれば必ず後でひどいことになるというのが、金融緩和と恐慌をめぐるハイエクの教えです。」(松原)

 そして、民主党と官僚。
 「彼ら(民主党)の官僚嫌いはほとんどが三歳児のレベルなんですよ。ある民主党の大臣経験者が、私に向かって大真面目な顔をして『官僚ってみんな悪い奴ですよね。御厨さんだってそうおもうでしょう?』」「官僚=悪代官なのです。」「彼が自らの所管官庁に乗り込むときというのは、自分を騙そうとしている悪人集団のなかに、正義の味方としてただ一人で乗り込むというヒーローイメージがあったらしい。」(御厨)

 こういうことだから、官僚に少しおだてられると「あれ?悪人でなく、俺のことをよくおもってくれるのだ」ということで、菅や野田のように官僚の手のひらで踊らされことになる。これでは政権をとったのが間違いだ。

 最後に、検察評価。

 「この間、一貫して国家的なものがどんどん融解してなくなってきています。それでもあえて『国家的』という形容詞をつけるのにふさわしいものがあるとしたら、検察だったんじゃないでしょうか。検察が大いに政治をリードした部分があって、特に小沢さんに関しては民主党のトップになるチャンスを節目節目で潰してきた。ところが、2012年11月に、裁判で検察は最終的に負けた。だから結果としては、たんに小沢さんを引きづりおろしたこと以外、検察の行動には何の意味もなかった。」(松原)

 検察は小沢とホリエモンを潰しただけ?
 
 「検察はたぶん、金権とかITがものすごい化け物になって、この国を支配するのをとめなければという正義感のもとに動いたのでしょうが、どちらもそれほどたいしたものではなくて、結果的には検察自身が傷ついてしまったわけです。検察は自損手段をとったようなものです。」(御厨)

 なかなか興味深い分析だ。
Posted by 田中尚輝 at 04:46
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