生活困窮者をどう支援するか [2013年03月25日(Mon)]
25日には「構想日本」(加藤秀樹主宰)の「生活困窮者問題」のシンポジュウムにパネラーとして参加した。現場でホームレス支援をしている人、自治体の担当者と私の5人がパネラー。
現在政府は生活保護費の切り下げをはしりに社会保障費全体をコストカットしようとしている。 こうした中で中途半端な生活困窮者支援がおこなわれおり、この問題に取り組んでいる人の奮闘は敬意に値するが、穴のあいたバケツに水を入れているようなものだ。 生活困窮者になるのは様々な背景があり、そこから立ち直るには伴奏型支援が必要であり、また、その環境整備も重要だ。 そして、根本的には社会的な格差をなくすために「同一労働同一賃金」をつくりださなければならない。道は遠いが手を打たなければならない。 NPO法人市民福祉団体全国協議会としては、政策研究会を軸にして展開方法を考えることにしている。 |
Posted by
田中尚輝
at 05:01