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人間とは何か [2013年03月24日(Sun)]
 一九二〇年一〇月に、インドの西南一一〇キロのゴタムリカという村でオオカミに育てられた二人の少女が救出されました。

 そこに住んでいたシング牧師を自分たちの経営している孤児院にひきとりました。このときにはおおよそ二歳と八歳程度であり、二歳の子は間もなく死ぬが、八歳の子は9年間ほど生きました。( 『人間であること』(時実利彦、岩波新書、一九七〇年)

 しかし、日中は暗い部屋で眠っているか、ウトウトしているかであった。夜になるとあたりをうろつきまわり、夜中にはオオカミとおなじく二度、三度と遠吠えをしていました。食べるときには手をつかわずに口でなめてたべていた。言葉はひとことも話さないし、聞き分けることもできなかったのです。

 死ぬまでに四五語程度しか話さず、三歳半程度の子どもと同じようだったといいます。

 この話は有名なので、みなさんもどこかで聞かれたと思います。

 ここから2つのことがわかります。

 私の関心のある遺伝子とその後の努力による能力の向上、ということでいえば、後天的な分野に広いノリシロがあるということだ。

 つぎには赤ん坊から幼児期の家庭や教育の重要さである。

 人間の脳は生まれたばかりが四〇〇CC、六ヶ月で二倍、七,八歳で大人の重さの九〇%くらいになり、二〇歳前後で完成する。

 つまりオオカミ少女は大人の90%まで発展した脳の時点から人間社会に入ったわけだ。これでは遅いのだ。うまれてからすぐにしっかりと赤ん坊に対応しなければならない。これができている家庭がどこまであるだろう。大変に心配な事実である。
Posted by 田中尚輝 at 16:50
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