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労働組合と政党 [2013年01月02日(Wed)]
『革命の哲学』(長崎浩、作品社、299頁、2800円、2012年)

久しぶりに左翼論陣の人物の革命論を読んだ。たまには原理的な思考をするのも楽しい。

左翼論者には、昔の勢いはなく、マルクス主義理解の反省がある。私が勉強になったのは次の点だ。

マルクス主義は、革命主体を労働者に置く。プロレタリアート革命であり、プロレタリアートがブルジョアジーから権力を確保し、「プロレタリア独裁」を通じて、階級なき共産主義社会を作り上げると言うものだ。

ここで問題になるのが、革命主体の形成であり、果たしてプロレタリアートがそのようになるのか?ということである。

労働者はまずは労働組合として形成される。これは労働者としての即時的利益である賃金や労働条件の向上のためには自らを経営者との交渉対象に高めなければならない。このためには、労働組合を結成し、組織率を高めていかなければならない。

ところが、労働組合の力量が高まれば高まるほど即時的な利益は向上するわけだから、労働者は資本主義から権力奪取をもとめる、革命をおこなうという観点から遠くなるわけだ。

他方、労働者を基盤とする革命政党がつくられる。これは「労働者発」ではなく、「インテリゲンチャ発」となる。この革命政党はイデオロギーに基づいて行動することになる。

ここにおいて、革命政党と労働者階級が分裂することになる。ソ連共産党をはじめとする多くの革命政党の失敗の根源はここにある。
Posted by 田中尚輝 at 07:52
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