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利他的な遺伝子 [2012年12月20日(Thu)]
『利他的な遺伝子』(柳澤嘉一郎、筑摩書房、251頁、1600円、2011年)


 本書はドーキンスの『利己的な遺伝子』に対抗する意欲的な本である。

 著者は「利己的な遺伝子」の存在をみとめつつ、「利他的な遺伝子」も遺伝子に刷り込まれている、というのである。他者に利益をあたえたことによって自分の心が豊かになるのはボランティア活動以外でも気づくことはよくある。

 溺れた子どもを助けるために前後を考えずに川にとびこんだり、ホームに落ちた人を救い上げるようなことは普通に行われている。

 こうしたことを「利己的な遺伝子」では説明ができない。

 本書は利他的な遺伝子があることをドーバミンなどの脳内物質やホルモン、環境、教育などの多岐にわたる分野から解明している。

 そして、「利他的な遺伝子」を増殖させていく方法を模索している。この模索ははじまったばかりだが、その条件を提示してくれている好著である。
Posted by 田中尚輝 at 05:07
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