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政治家のリーダー論 [2012年12月06日(Thu)]
『リーダーシップ 胆力と大局観』(山内昌之、新潮新書、191頁、680円、2011年)

 著者は国際関係史、イスラムの地域研究をおこなっている研究者だが、菅直人首相が引退した直後に本書を出版した。本の多くはそれまでに発表されたリーダー論を纏めたものである。

 第三部として「民主党リーダーの置き土産」として鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎をリーダーとして論評している。民主党のリーダーに対してかなりきびしい評価をしている。あたっているところもあるし、間違っているところもある。

 著者の政治家としてのリーダー論は、@総合力、A胆力、B人心掌握力だ。そこで紹介されている塩野七生は@知力、A説得力、B肉体上の耐久力、C自己制御の能力、D持続する意志といっている。

 著者のリーダー論の一般論は参考になる。しかし、民主党のリーダーについての評価について言えば、リーダー個人の能力については分析しているが、首相という国家権力の軸になる場合には「国家権力」の分析が必要であり、その性格と機能を把握が前提となる。そして、その瞬間の政治状況とのからみでの論評をしなければならない。この点では深みが無い本である。

 いまからみれば、小沢の秘書逮捕や金権キャンペーンをそのまま著者が受け入れて小沢評価をしていること、鳩山の沖縄問題の取り組みをアメリカ、沖縄県民、社民党(連立政権)の3点について社民党に引っ張られたと分析している。そして、アメリカと沖縄県民にしぼり、かつて自民党がきめていた規定路線に乗せるべきだった、などというのは間違いがあきらかだろう。

 私もいまリーダー論を書き始めているが、その観点からは参考になる。
Posted by 田中尚輝 at 21:47
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