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 私はNPOの活動家として、「新しい公共」を社会的システムとして形成したいと思っている。また、「フーテンの寅」のように全国移動をしている。そこで感じたことを書く。
改正介護保険はなぜ失敗したか。 [2017年08月16日(Wed)]
NPOの中・長期課題を介護系NPOの立場から、検討する。  その1

1. 改正介護保険の意味

 改正介護保険は大胆な提起であった。人々の助け合い、ボランティア活動を制度の中に取り込もうというものであり、制度制定以来の大改革であった。この提起を生かすことは重大であり、今後の日本の社会福祉制度の根幹を変えるものNPOも尽力してきた。だが、今年度までが、準備期間で、来年度29年度より完全実施される予定で進んできたが、自治体の実施率はサービスAについては9割程度、サービスBについては1割程度、サービスDについては0.1%程度でしかない。
 
なぜ、このような事態に陥ったのかについて骨格の問題点を提起する。
1) この大改革を小さな改革として見せ、実施責任を取らざるを得ない自治体に容易に受け入れるようにした。この背景には、制度的には進んでいる地方分権にもかかわらず、それを担う人材の不足があること。
2) 軽度者へのサービス実施に市民の助け合い、ボランティア活動を組み入れようとしたことは画期的なことであったが、その大前提となるべき自治体と市民・NPOの協働の仕組みが出来上がっていないこと。また、この必要性を自治体が理解していないこと。
3) ことにサービスBを総合事業に位置付けたことは「介護保険サービスの一部として」ということになり、自主性と自発性を基本理念とするボランティア活動を捻じ曲げることになり、自治体の躊躇を呼び起こしてしまったこと。
4) 今回の提起を成功させようとすれば、ボランティアによるサービスを自治体が促進するために資金提供などをするということにならざるを得ない。ところが、有償ボランティアシステムを公的に否定する以上、団体支援などというあいまいなものにならざるを得ない。この点についての制度整備(アメリカの「ボランティア基本法」など)が必要である。
Posted by 田中尚輝 at 14:59
NPOの長期、中期の課題 [2017年08月15日(Tue)]
NPOの長期課題と中期的課題

NPOの長期的課題は、日本社会を市民社会として機能させることだ。このためには、Npoは、日本社会の下で確固たる立場をとっていなければならない。それは政治的位置、政策的権威、社会サービスの提供能力であろう。

こうであってこそ、NPOの存在意義はある。

問題は、ここにどうやって近づくかだ。

1) ここのNPOの自力をつける
2) ネットワーク化
3) 中間支援団体の強化だ、

このことが一直線ですすむわけではない。ここ何回か、介護系NPOを起点にして、この大構想を考えていこう。

Posted by 田中尚輝 at 18:07
長短期的な、介護に対するNPOの対応 [2017年08月11日(Fri)]
昨日は、改正介護保険の暗い見通しをのべた。
では、こういう中でわれわれ介護系NPOはどうするか。

まず、短期的には
1) 自治体には、あきらめずに制度整備事業、総合事業を進めるように働きかけ、その協力体制はとろう。
2) 地力を高めよう。自力とは人材と財政力を背景にして影響力を強めるということである。介護保険を真剣にやるなら、重度者対応しかない。それ以外は、インフォーマル サービスを強化しよう。

次に長期的には、われわれNPOも公共を担う大前提から自治体との協働を勧められるようにしよう。この前提は、NPOのネットワーク化である。

そして、ボランティアを制度に巻き込もうという今回の改正介護保険を具体化するためには、有償ボランティアを背戸として認める以外にない。(必要なサービス提供をNPOが行い、これを制度が財政的に支援する。⇒現金給付から現物給付へ)

以上の立場が必要だろう。
Posted by 田中尚輝 at 14:07
長短期的な、介護に対するNPOの対応 [2017年08月11日(Fri)]
昨日は、改正介護保険の暗い見通しをのべた。
では、こういう中でわれわれ介護系NPOはどうするか。

まず、短期的には
1) 自治体には、あきらめずに制度整備事業、総合事業を進めるように働きかけ、その協力体制はとろう。
2) 地力を高めよう。自力とは人材と財政力を背景にして影響力を強めるということである。介護保険を真剣にやるなら、重度者対応しかない。それ以外は、インフォーマル サービスを強化しよう。

次に長期的には、われわれNPOも公共を担う大前提から自治体との協働を勧められるようにしよう。この前提は、NPOのネットワーク化である。

そして、ボランティアを制度に巻き込もうという今回の改正介護保険を具体化するためには、有償ボランティアを背戸として認める以外にない。(必要なサービス提供をNPOが行い、これを制度が財政的に支援する。⇒現金給付から現物給付へ)

以上の立場が必要だろう。
Posted by 田中尚輝 at 14:02
改正介護保険の見通し [2017年08月10日(Thu)]
改正介護保険のみとおし

私は、改正介護保険制度が成功するように全力を尽くす
そのうえでの見通しを述べる。

1. 今回の介護保険改正は、大失敗におわる。
2. 18年度からの実施率は、総合事業で言えばサービスAが90%、サービスBが10%程度に終わり、圧倒的的多数の自治体が従来型を残すだろう。
3. 多くの要支援1,2の人々は従来型を選択するだろう。
4. この選択は、自治体の財政を締め付けることになり、これも長続きしない。
5. 結果、多くの軽度者は捨て置かれることのなる。

以上なので、根本的にこのせいどはみなおさなければ、ならない。ポイントは、公共善を行政とNPOがどういう分担で担うのか、にある。これは、日本社会の根本的変化が必要だ。
Posted by 田中尚輝 at 12:13
市民協の介護保険への対応 [2017年08月09日(Wed)]
 
8月8日の常務理事会で、市民協は介護保険についての態度を次のように決めた。

(1)介護保険事業について
  介護保険事業は、危機的状況にある。また、来年度も自然増6300億円が予測されるが、そのうち5000億円しか予算手当はなく、1300億円の減額がある。

このような事態は毎年予測され、介護保険制度は利用者には使いにくく、事業者にとっては介護報酬の減額となる。この結果、介護事業に人材が集まらず、人材倒産に追い込まれる事業者も多くなる。

 こうした中で市民協は、
1)改正介護保険の地域支援事業と総合事業については(特にサービスB)協力する。
2)各会員団体は、
@介護保険事業で生きる事業者は重度者対応に切り替えること、
A地域福祉を自治体と協働で行い、介護保険は成り行きに任せる、
Bボランティア専業団体と再編することの3つの方式しかないことを示唆してきた。
サービスBについては、ボランティアを制度事業に位置づけよう制度的にも無理があり私たちはたんたんと有償ボランティアの活性化を担っていく。

 また、新たな収益事業として@住宅(空き家対策)、A高齢者の生活支援事業(CWC)、B介護離職防止・働き方改革の推進を提起してきた(個別事業として説明)。かつ、政策委員会として「社会政策問題研究会」を実施している。
今後これらの動きが成功するように進めていく。
Posted by 田中尚輝 at 12:43
宮本太郎『共生保障』 [2017年08月08日(Tue)]
共生保障 〈支えあい〉の戦略』(宮本太郎、岩波新書)

共生保障というのは、さまざまな制度やこれまでの経緯の中で形成された縦割りを根本から見直そう、ということである。

福祉にしても障碍者、子ども、老人に割り振り、そのどこにも引っかからない人は置き忘れられる。生活保護にしてしまえば、その立場から抜けられないようにしてしまい、自由な行き来がなくなってしまう。「助ける人」と「助けられる人」も、どちらかになると、他のポジションにはうつれない。

例えば、「助ける人」を助けながら、「助けられる人」を応援する、ということがあってもいいだろう。助けられる要介護者が子どもの世話をするということがあってよい。障碍者が助けられる側だけではなく、助ける側に回ってもいいだろう。

福祉の大転換にあって、基礎から見直そうといく良書。

Posted by 田中尚輝 at 12:39
子ども系NPO「手をつなご」20周年に寄せて [2017年08月07日(Mon)]
これから、何をするか、が重要〜「手をつなご」20周年に当たって

「NPO法人手をつなご」20周年おめでとう。私は設立以前から活動を知っていますが子育て団体では、先達であり、見事な先進モデルを作ってくれました。「手をつなご」の後輩たちが、全国で元気よく活躍しています。
 しかし、今のままで少しづつ成長いるだけでいいのだろうか。問題のポイントは子どもをめぐる課題がどれほど解決できたか、である。
 たしかに「手をつなご」は20年前の発足時より、見違えるほど成長した。しかし、しかし、なのだ。この間、日本の子ども問題はどれだけ解決したのであろうか。逆に問題は大きくなっていくばかりではないか。
 少子化は継続のまま、保育園の待機児童は増え、親の子育て力は弱ってきている。地域社会も子育てを意識したものには、なっていない。
 こうしてみると、「手をつなご」は、今後急速に力をつけ、ネットワークを広げ、行政に対して力を持たなければならない。そうして、子ども環境を変えていくことが、今後の課題になるのではないか。視野を広げて欲しい。
Posted by 田中尚輝 at 13:31
介護福祉士の大幅報酬アップの方法 [2017年08月04日(Fri)]
昨3日、第3回の社会政策研究会。結城教授の報告を聞く。

彼は、現在のホームヘルパーの給与では、人員があつまらず、人事倒産する事業所が増えるだろう、と見通しを述べる。一般雇用者とヘルパーの給与格差が月額10万円もあるようでは人材はあつまらない。事業者からの悲鳴が聞こえる。

そこで、彼の提案は介護福祉士の上級をつくり、これに「准看護師」 資格を合わせて取らせる、そうすれば@介護と医療の両立ができる、A報酬の大幅アップができる、ということだ。

一考に値する提案だと思う。市民協でも検討してみる。

Posted by 田中尚輝 at 12:55
福田元首相「日本が崩壊する」 [2017年08月03日(Thu)]
日本国家は、崩壊する〜福田元首相

びっくりしたな、本日(3日)の東京新聞1面の大見出し。福田元首相が、安倍首相批判をやっている。

根本問題は、官邸が官僚の人事権を奪い、官僚が鑑定法面ばかり見て仕事をし始めたという。そして、官邸に覚えめでたい者が出世する。国税庁長官のように。

アメリカは大統領が変わると官僚の3分1くらいが入れ替わるが、日本とはsy会構造が変わっている。

日本の場合、政治は2流だが、官僚が1流といわれてきたが、どちらも2流になってしまった。

福田は、ここに危機を感じている。みなさんは、どう思う。

Posted by 田中尚輝 at 11:51
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