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 私はNPOの活動家として、「新しい公共」を社会的システムとして形成したいと思っている。また、「フーテンの寅」のように全国移動をしている。そこで感じたことを書く。
改正介護保険は、どうしてこんんいややこしいか? その3 [2016年08月31日(Wed)]

改正介護保険がややこしいのは(その3)自治体が主役として登場してきたからです。


今回の介護保険制度の改革は「革命的」(元厚労省事務次官 辻哲夫)なものです。また、「住民を巻き込まないと成り立たない」(田中滋 慶応大学名誉教授)とも言われています。


これまでの給付ですと国が作った仕組みを自治体が事業者を通じて実施するということで済んだのです。ところが、自治体責任の地域支援事業へ振り替えられたということは、すべて自治体の責任で実施しなければならないということになったのです。


それも、事業者に介護報酬を支払ってサービスするのではなく、住民・市民のボランタリーなエネルギーを活用してサービスを創出するということになったのです。自治体からすれば、手足をもがれた状態で「あとはご自由に」と言われているようなものです。


ある厚労省官僚の言によれば「自治体に白紙で任せた」ということです。


ただし、要支援12に使っていた予算額が初年度はそのまま移行します。2年度からは、後期高齢者の伸び率までとなります。したがって、これまでの要支援1,2の伸び率平均約6%から、後期高齢者伸び率の約4%に減額されます。この資金は人口3万人に対して1億円程度ですので、有効に活用すれば重大な資金となります。


こうして、自治体は次の役割を果たさなければなりません。

@  軽度者の実態把握

A  ボランティア等のインフォーマル グループの調査

B  足りないサービスの精査および創造

C  軽度者サービス提供のシステム構築

D  サービスの実施


こうしたことは、これまでの自治体業務で行ったことはないでしょう。しかし、やらざるを得ないのです。


これからの自治体の役割を一言でいえば、地域の福祉マネジメントではないか。そして、これは自治体が総がかりで取り組まなければならないことであり、その責任は首長にあり、これは≪革命≫という認識を持たないと進まないだろう、ということなのです。

Posted by 田中尚輝 at 13:02
海外研修 ノルウエーのご案内 [2016年08月30日(Tue)]

市民協では、本年海外研修を行います。世界で最も幸福度の高い国ノルウエーへいきます。

私も参加しますので、どうぞ。


市民協海外福祉視察研修ノルウエー 7日間 あと2

締め切り 95

市民協海外研修の2次募集5名をしたところ早速3名の申込があり、残席2名になりました。申し込み順にしますので、検討中の方は早くお申込みください。

日時 1016日〜22日 

訪問先:オスロ、ベルゲン、市役所、福祉施設、サービス事業者など

一人42万円  関心ある方は市民協まで資料請求してください。

#市役所でノルウェーの諷刺制度レクチャー

#ホームヘルパー派遣会社視察

#認知症高齢者の施設見学

#高齢者介護施設視察

#フィヨルド観光

#エドバルド・グリーク博物館見学ほか

希望者は、市民協事務局(info@seniornet.ne.jp)へ、ご連絡ください。

パンフレットをお送りします。


Posted by 田中尚輝 at 11:10
改正介護保険は、どうしてこんなにややこしいのか?その2 [2016年08月29日(Mon)]

改正介護保険をややこしくしている主犯 その2


地域包括ケアという概念が曲者です。それまでの日本の福祉や介護は、行政+行政が指定する事業者がある「サービス期待者」に対して個別に対処するものでした。つまり、福祉・介護の専門家が待機者に対して個別にサービス提供してきたのです。


ところが「地域包括」とは何でしょうか?これは専門家個人がある1人にサービスするというこれまでの仕組みを放棄し、地域にある専門家・素人などの「地域資源」を総動員して個人にあたろうというものです。


地域包括ケアシステムの定義とは、田中滋慶應義塾大学名誉教授が座長をつとめる地域包括ケア研究会において「ニーズに応じた住宅が提供されることを基本とした上で、生活上の安全・安心・健康を確保するために、医療や介護のみならず福祉サービスを含めた様々な生活支援サービスが日常生活の場(日常生活圏域)で適切に提供できるような地域での体制」と定義されています。


つまり、地域包括は住宅から日常生活まですべてを含むもので、介護や福祉はその一部でしかありません。逆にいえば、介護保険制度だけでは地域包括は実行できないのです。

Posted by 田中尚輝 at 12:50
どうして、改正介護保険はややこしいのか? その1 [2016年08月28日(Sun)]
改正介護保険が一向に前進しないが、どうしてだろう。少しばかり、制度策定から振り返り、かんがえてみよう。今回は、その1.

今回の介護保険の改正は、もともと厚生労働省が描いていた構図とことなって介護保険法が定着してきたことにブレーキをかけ、方向転換を目指すものです。


ことに要介護者・要支援者の急増は予期に反したもので、この範囲を狭めないと制度自身が成り立たないという問題意識のもとに進められてきています。そして、現在はこの問題意識の途中であり、重度者(要介護3以上)に介護保険サービスは絞り込み、軽度者は市民相互の支えあいによって担えるようにしていく、ということです。

この政策推進の基本として出されたのが「地域包括ケア」という概念であり、これはすでに2004年から提起されています。


つまり、厚生労働省は介護保険制度を成立するために要介護者の幅を大きくし、賛同者を増やすようにしてスタートしたものの制度設計では「大判振る舞い」であることを感じており、当初からこの制度は「歩きながら考える」ということにしてきたのです。

Posted by 田中尚輝 at 18:14
変な噂 自治体が改正介護保険に腰を上げない理由 [2016年08月26日(Fri)]

危険な傾向  改正介護保険の自治体の対応



ちょっと危険な話を聞いた。


自治体の改正介護保険への対応が遅れている理由なのだが、厚生労働省が次には要介護1,2の切り捨てをするから、本、


自治体の苦労からすれば、また、厚労省への不信感からすれば、こういう「逃げ」もわからないわけではないが、これは誤りである。


なんとなれば、今回の対象の要支援1,2だけで約200万人の人々がおり、要介護12を加えると400万人前後、全体の65%が地域支援事業対象者ということになる。


200万人でオタオタしているのにその倍数が対象者になって、スムーズにいくわけはない。いまからしっかり対応しないとますますとんでもないことになる。

Posted by 田中尚輝 at 14:40
変な噂 自治体が改正介護保険に腰を上げない理由 [2016年08月26日(Fri)]

危険な傾向  改正介護保険の自治体の対応



ちょっと危険な話を聞いた。


自治体の改正介護保険への対応が遅れている理由なのだが、厚生労働省が次には要介護1,2の切り捨てをするから、本、


自治体の苦労からすれば、また、厚労省への不信感からすれば、こういう「逃げ」もわからないわけではないが、これは誤りである。


なんとなれば、今回の対象の要支援1,2だけで約200万人の人々がおり、要介護12を加えると400万人前後、全体の65%が地域支援事業対象者ということになる。


200万人でオタオタしているのにその倍数が対象者になって、スムーズにいくわけはない。いまからしっかり対応しないとますますとんでもないことになる。

Posted by 田中尚輝 at 14:40
会議保険へのNPOの対応 [2016年08月24日(Wed)]
 

 


介護保険制度は、今回の改正に続いて、大幅に改正されていくことになる。次回の改正では要介護1,2も地域支援事業へ移されることになるだろう。この暁には要支援、要介護者全体の65%がこれまでの制度の外へ持ち出されることになる。また、家事援助、福祉用具の利用は、どんどん制限されることになる。

 これらの動きは、介護保険制度をドイツ並みにしようということであり、重度者に特化し、軽度者は市民の支えあいによって処理しようとすることである。これはもともと当初の介護保険制度の仕組みが誤っていたということである。

 これに対して、市民協としてはなし崩し的な改悪に反対すると共に、この主要な原因は財政のひっ迫に起因しており、介護保険制度および社会保障制度の抜本的な再編が必要である。市民協としても、この政策形成に寄与する。

 ただし、これまでの介護・福祉がすべて行政によって客体として提供されていたことから、市民が主体として登場できるという積極的意義ももっている。ことにNPOは、行政サービスだけではなく、自主的な助け合いを必須としており、この分野を担うことは当然のことである。

 いま、日本の介護・福祉政策は転換点を迎えている。私たちは、こうした中で、
@人々の幸せをいかに確保できるか、
A日本社会全体をどのように良くていけるか、
B自らの団体をいかに維持し、発展させるかという課題を達成していかなければならない。
続きを読む...
Posted by 田中尚輝 at 13:01
会議保険へのNPOの対応 [2016年08月24日(Wed)]

田中尚輝 tanakaseniornet@gmail.com

19:54 (17 時間前)
 
To 島田慎太郎, 島津禮子





1.介護保険制度は、今回の改正に続いて、大幅に改正されていくことになる。次回の改正では要介護1,2も地域支援事業へ移されることになるだろう。この暁には要支援、要介護者全体の65%がこれまでの制度の外へ持ち出されることになる。また、家事援助、福祉用具の利用は、どんどん制限されることになる。
 これらの動きは、介護保険制度をドイツ並みにしようということであり、重度者に特化し、軽度者は市民の支えあいによって処理しようとすることである。これはもともと当初の介護保険制度の仕組みが誤っていたということである。
 これに対して、市民協としてはなし崩し的な改悪に反対すると共に、この主要な原因は財政のひっ迫に起因しており、介護保険制度および社会保障制度の抜本的な再編が必要である。市民協としても、この政策形成に寄与する。
 ただし、これまでの介護・福祉がすべて行政によって客体として提供されていたことから、市民が主体として登場できるという積極的意義ももっている。ことにNPOは、行政サービスだけではなく、自主的な助け合いを必須としており、この分野を担うことは当然のことである。
 いま、日本の介護・福祉政策は転換点を迎えている。私たちは、こうした中で、@人々の幸せをいかに確保できるか、A日本社会全体をどのように良くていけるか、B自らの団体をいかに維持し、発展させるかという課題を達成していかなければならない。
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Posted by 田中尚輝 at 12:48
介護系NPOにとって、重要な2つのこと。 [2016年08月23日(Tue)]

本日の私のブログは、分かりづらいと思う。昨日、京都メール環境の悪い所にいて、失礼しました。いま、東京へ戻ってきたので、昨日空けたところにその真意を書く。


NPOは、改正介護保険において「サービスB」(市民相互の助け合い)形成をしなければならないし、そのために奮闘している。


だが、これだけでよいのだろうか。これだけだと自分の団体が倒産することがありうる。


サービスBに対して行政はサービスに対する対価は支払わない。団体に対する経費の補助をするだけだ。だから、いくら頑張っても、赤字幅をいくらか狭められる程度だ。


ところで、NPOの介護保険事業者は少なくて数人、多いと200人程度の人々を雇用している。この人々の雇用は介護報酬によって賄われ、これが重度者に特化されていく。


NPO法人で介護保険事業を推進している団体は、これからも介護保険事業を続けるならば重度者対応型の事業者に変身しなければならない。


そのベースを守ってこそのサービスBだ。団体マネジメントからの優先順位を間違ってはならない。むつかしい時代に遭遇している。

Posted by 田中尚輝 at 15:42
首長を動かす 改正介護保険 [2016年08月22日(Mon)]

首長の意識をどう変えるか?改正介護保険



介護保険制度、ことに今回の改正案に腕を振るった田中滋氏(慶応大学名誉教授)は、「行政の役割は≪地域マネジメント≫にある」とし、「住民を巻き込む運動論がないと2100年の日本はない。仕掛け作りは首長の役割」と述べていることだ。


また、元厚生労働省事務次官の辻氏は「言われていることをやっているだけの職員ではできない。地域包括ケアは革命的な思想」と言っている。


何とか首長の意識を変えるのは、「介護難民が蜂起するよ!」「何もしないと次の選挙で落ちるよ」と脅かすしか、ないか。

Posted by 田中尚輝 at 15:15
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