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第3回 グループ発表の準備(甲南女子) [2006年04月27日(Thu)]

(甲南女子の第3回授業のコメントは、この記事につけてください!)

授業の前半は、別府のレポートをダイジェスト版で紹介しました。このBlogでのレポートとほぼ同じ内容でしたので、もういちど「別府レポート」を読み返しておいてください。

今日は前回からの追加調査のグループでの共有と、グループ発表の準備を行いました。発表の順番も決めました。発表順は下記の通りです。それぞれ準備をお願いします。レジュメにも書きましたが、パソコンを使って発表する予定のグループは、前日の午後6時までに必ず、データを添付で送るように。



ブログレポーターには、(1)グループワークの様子、(2)別府の「ここがスゴイ」「ここがもっと知りたい」について、(3)レポーター個人の感想、の3点をコメントするように指示しています。別府関連の質問が出てくるかもしれませんので、地元のみなさん、また、別府合宿に参加されたみなさんからのコメントが頂けると、たいへんうれしいです。

今回のレジュメは下記よりダウンロードしてください。(別府レポートは省略しています)


では、ステキなゴールデンウイークをお過ごし下さい!
次回は5月11日(木)です。


4月27日
田村太郎
第3回 グループ発表の準備(外大) [2006年04月27日(Thu)]


(大阪外大の第3回授業のコメントは、この記事につけてください!)


今朝も雨が降る中、1限の授業への出席、お疲れ様でした!


今日は前回からの追加調査のグループでの共有と、グループ発表の準備を行いました。発表の順番も決めました。早い者勝ちにしてしまったので、ややパニックになりましたね。ごめんなさい。発表順は下記の通りです。それぞれ準備をお願いします。


授業の後半は、別府のレポートをダイジェスト版で紹介しました。このBlogでのレポートとほぼ同じ内容でしたので、もういちど「別府レポート」を読み返しておいてください。

ブログレポーターには、(1)グループワークの様子、(2)別府の「ここがスゴイ」「ここがもっと知りたい」について、(3)レポーター個人の感想、の3点をコメントするように指示しています。別府関連の質問が出てくるかもしれませんので、地元のみなさん、また、別府合宿に参加されたみなさんからのコメントが頂けると、たいへんうれしいです。

今回のレジュメは下記よりダウンロードしてください。(別府レポートは省略しています)


グループ発表の準備と、個人カードの作成を、次回までの宿題としています。個人カードは写真を貼って提出するようにしてください。写真はプリクラでも良いですが、本人だと認識できるものを貼るようにしてください。

では、ステキなゴールデンウイークをお過ごし下さい!
次回は5月11日(木)です。


4月27日
田村太郎
授業へのコメントについて [2006年04月23日(Sun)]


第2回の授業でブログへのグループレポーターを担当してくれた学生のみなさん、お疲れ様ででした。みんな、使い慣れてますね! 絵文字を使ったり文字色変えたり。恐れ入りました。次回、レポートの担当になった学生もこの調子で、毎回の授業の様子をビビッドにレポートしてください。なお、第2回授業へのコメントは、引き続いて、それぞれの大学の授業の記事にコメントをつけるようにしてくださいね。

閲覧してくださっているみなさん。おそらく「それは社会的起業ではないぞ!」とつっこみを入れたくなるような事例もあがっているので、「?」と思われた方も少なくないと思います。毎回、NPOの概念の定義や、公的セクターとの役割分担は後回しにして、まずは学生の持つボランティアや社会的な活動のイメージをそのまま大切にして、リサーチを進めるようにしています。これからの成長ぶりに期待してください!

最後に、はやしあきおさん。コメントありがとうございます。別府の様子も写真付きでアップしました。「係長」はじめ、APUのみなさんに、くれぐれもよろしくお伝え下さい!!

4月23日

田村太郎
別府の事例3:人々の参加(2) [2006年04月22日(Sat)]

2日目夜のワークショップにはAPUの学生も参加してくれました。田村のつたない進行にもかかわらず、全国の強者に負けないパワーでグループワークをリードしてくれました。写真はグループ発表を担当してくれた「係長」です。彼の語りは絶妙です。


市民運動で保存・修復された明治時代の建物、東別府駅。鯉のぼりや五月人形が飾られ、本当に地元の人に愛されているんだということが、すぐにわかります。


別府では、やたらと猫を見ました。道路の下も温泉が流れていて暖かく、猫にも年中行きやすい街のようです。地域に猫がいる街は、人の生活感が残る街ですね。


竹瓦温泉のまえで歌と演奏を披露してくださった、キシママと、流しの山ちゃん。山ちゃんとは最近、さんまさんのテレビにも出て有名になってきたそうですが、絶対に別府以外では演奏しないそうです。キシママのお店には、スーパードライの85年のタイガース記念缶が未開封のまま、飾られていました。



<さいごに>
外の資本やアイデアに頼らず、地元の人たちが夜な夜な集まって、議論して、そこから生まれたものを大切に育てておられることが、別府のこうした事例の源泉にあるパワーとなっているのだと思います。アメリカのNPOのマネをしてもいいのですが、まずは地元の財産をしっかりみつめ、人をどんどん巻き込んでいく底力のある起業家が、これからの地域社会に求められています。別府のこれからのますますの発展は間違いなさそうです。

学生のみなさんには別府の事例を参考にして、地に足の着いた、しかし遊び心いっぱいのビジネスプランを書いて欲しいと思います。
別府の事例3:人々の参加(1) [2006年04月22日(Sat)]

ビジネスもボランティアも、一人でできることは限られます。共感を持って参加してくれる人々を巻き込んでこそ「社会」起業家といえます。カリスマに頼らず、うじゃうじゃと人々が参加してまちづくりをしているところが、スゴイんだと思います。例えば民子の夢弁当。


別府湾周辺で取れたものだけを使って作られています。おいしい上、量も多い。左上は上げカレーパン。お箸の下にあるのはゆずようかんです。さまざまな食材を使うことで一体感が感じられます。「わしがつくった弁当」ではなく「みんなで作った弁当」が民子さんの夢弁当なのです。


別府駅前の温泉は、高等温泉という、立派な温泉会館ですが、やはり人通りが少なくなってきました。駅前の近鉄デパートが撤退し、寂しいのです。そこに、地元APUの学生たちがカフェを出店し、盛り上げようとしています。


旅館の社長さんが掃除のボランティアにきていた学生に「君、カフェやらない?」と声をかけ、実現したとか。それでお金を出した大人もスゴイが、やってみる学生もスゴイ。いまのところまだ、学祭の屋台風ですが、これからが楽しみです。
別府の事例2:オンパクと語り部(2) [2006年04月22日(Sat)]

東別府駅周辺は脇浜と呼ばれ、昔は最も栄えていたところなのだそうですが、いまは静かな下町です。ガイドはヨシナカさん。井戸はいまも使われていて、数年に一度、まちのみんなで中の玉石を磨くのだそうです。


温泉は飲むものもあります。これは鉄輪の旅館の脇にあるもの。熱湯が出て危ないので、語り部がガイドをするときだけ、開けるようにしているそうです。


鉄輪温泉でガイドをしてくださったサノさん。温泉名人でもあります。写真は戦前の「ひょうたん温泉」の写真です。ユニークな外観が米軍にねらわれる、との理由で、戦中に取り壊されたのだそうです。そんな歴史も、語り部さんがいないとわかりませんよね。



ハッピを着た方が語り部のリーダーで、ひょうたん温泉の専務さん。地元の事業主のみなさんが熱心にNPOを立ち上げているのが成功の秘訣だと思います。


<さいごに>
どんな街にも歴史があり、外の人間にはわからない住んでいる人だけの文化や習慣が、今の残っていると思います。そうした潜在的な魅力を引き出していくしかけを「量産」しているのがオンパクです。実験的なことを地元の人たちがやって、うまくいったら観光へつなぐ。流行を追って集客に走るのではなく、地元にある素材を地元の人が手がけ内発的に無理なく発展していくところが、社会的起業のポイントですね。
別府の事例2:オンパクと語り部(1) [2006年04月22日(Sat)]

オンパクとは、昔あった「インパク」のパクリで、「温泉泊覧会」の略です。
なかでも、88の温泉すべてを回ると「温泉名人」に認定され、金の刺繍の入った黒タオルがもらえるという企画がヒットしているのだそうです。写真は、鉄輪のひょうたん温泉にある「温泉殿堂」。名人になると入れます。


まちじゅう、至る所に温泉があります。バリアフリーな温泉も。


最近の「指定管理者制度」により、オンパクさんが温泉の管理業務を市から委託されて運営しているところもあるそうです。また、「町営」温泉となっているところが多く、2階が公民館になっていたりします。「市営」ではなく、地元のみなさんが組合で持っています。家で風呂を炊くよりも安く温泉に浸かれます。


まちを練り歩くウオークを企画し、市民語り部がガイドをしてくれるツアーがあります。写真は、「竹瓦温泉路地裏探検」でガイドをしてくださったツチダさん。建築家なのだそうで、古い建物を詳しく解説してくださいました。


(つづく)
別府の事例1:自立支援センターおおいた(3) [2006年04月22日(Sat)]

さあ、夜の街へ!


夢喰夢叶は、竹瓦温泉の前のネオン街にあります。


飲み物はフリードリンク。食べ物はすべて出前です。
なので、周辺の飲食店から歓迎されているそうです。
カラオケも自由。田村は、六甲おろしを熱唱させて頂きました!


広い店内。左奥のトイレも広いです。


テーブルは高さが調整できるタイプのものです。こうした細かな配慮は、米倉さん初め、センターのみなさんがこれまで経験されてきたことが積み重なって、実現したものです。マンションも居酒屋も、「福祉の匂い」のしない空間でした。


別府では米倉さんたちと2晩続けて飲むことができました。2日目は、APUの学生や、和菓子屋の社長さん?も来られていて、男臭い夜でした。。。参加されていたみなさん、良かったらコメント下さい!

<さいごに>
 マンションは市価より高めなのだそうですが、他の物件よりも入居率が高く、賃貸不動産事業として十分に商機があるようです。当事者ならではの視点をもちつつ、ビジネスライクに事業を組み立てて行かれる米倉さんたちの姿勢は、すべての社会起業家が見習いたいものだと思います。夢喰夢叶の様なお店、神戸や大阪にも欲しいですね。
別府の事例1:自立支援センターおおいた(2) [2006年04月22日(Sat)]

ドアの鍵はワイヤレスのリモコンで操作できます。




広いです。


トイレも利用者にあわせてさまざまなアイデアが用意されています。これは便座とフラットになる構造です。マットの一部を取り外すと、一般的な様式トイレになります。


マットをすべて入れるとフラットに。便座に背もたれがあり、長時間座っても楽です。


このほか、いろんなタイプのトイレが事務所にあって、ショールームの役割を果たしています。左の方は代表の米倉さんです。夜は蛇皮の帽子に変身し、もっとステキになります!
別府の事例1:自立支援センターおおいた(1) [2006年04月22日(Sat)]

事務所も入っているユニバーサルデザインマンションです。


キッチンの下が空いていて、車いすでも流しが使いやすくなっています。


風呂は入居者の状況に合わせ、作りつけの台が用意されています。手前の切り込みは、車いす利用者でなければ気が付かない、ちょっとした、でも大切な工夫ですね。


ベランダは隣室とつながっています。「火災の際は突き破ってください」というような壁があると、避難できません。


インターフォンなどが低い位置にあって使いやすくなっています。


(つづく)
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