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バイリンガルなかぐや姫 [2007年11月26日(月)]
家の中に2つの言語があるって、面倒だけど面白い!

今から6年ほど前、まだ龍の子学園が月に1回だけ活動していた頃、言語学・教育学の専門家、トロント大学名誉教授の中島和子先生が見学にいらっしゃいました。その日の学園活動が終わってみんなで食事をしていると、中島先生が息子を見ながら「あなた幸せよ。日本に居ながらバイリンガルの子を育てられるんだから」とおっしゃったのが印象的でした。

北欧では、ろうの子どもが生まれると、医師が「おめでとうございます!あなたの家にもう1つの言語ともう1つの文化が生まれましたよ」と言ってくれるそうです。つまり、耳の不自由な子が生まれたと思うか、ろう児が生まれたと思うかによって、まったく違った生き方ができるのだと思います。

最近読んだ本で、最高に面白かった本をご紹介します。原倫太郎さんの「匂いをかがれる かぐや姫」(マガジンハウス)です。これは、日本の昔話を翻訳ソフトにかけて英文に変え、もう一度翻訳ソフトをかけて日本に戻したもので、とにかく爆笑します。言葉というのは、技術だけではダメということがよくわかります。文化や背景があってこそ、言葉が生きてくるのだと思いました。

ろう文化を尊重し、日本手話を尊重することが、ろう児の楽しい子育てになる!と爆笑しながら実感しました。