11月27日火曜日。
かねてより準備をすすめ、子ども中心の施設と高齢者中心の施設「初」のコラボレーションの機会となった‘しらとりオープンルームin緑苑！’を実施いたしました。
しらとりで10年以上続く「オープンルーム」は地域の未就学児を子育て中の親子を対象に、月に2回行っている地域交流事業。前半は各コーナーで親子で自由に遊び、後半はスタッフがリードしていらした親子全体で遊びます。歌を歌ったり手遊びしたり、紙芝居をみたり…簡単な工作をする回もあります。

今回、会場を緑苑の地域交流スペースに移すことで、内容は通常のオープンルームですが、オープンルームを通して緑苑をご利用中の高齢者の方たちとも交流が少しでもできたらいいなとの思いから企画しました。
しらとりとしても緑苑としても初めての試み。どんな風になるのかな、何組の親子が来てくれるかな、と楽しみな中に不安もありつつ、しらとりからドカンとオープンルーム用品を車へ詰め込み緑苑へ出発しました。

前半の自由遊びの時間から、続々と遊びに来てくださる緑苑のご利用者の方々。1歳の幼児さんから100歳をこえる高齢者の方までが同じ場所にいるという貴重な集まりに感慨深い思いです。
後半は子どもたちが、親子が「果物狩り〜♪」と会場中の折り紙の果物を集めてまわるお楽しみに、ご利用者のかたご自身の腕・膝・車椅子などに果物を貼らせていただくというご協力を得ました。果物を貼ったり手に持ったりしていらっしゃるご利用者のかたと親子の間で
「くださいなー」「はいどうぞ。かわいいねーいいこだねー」と交わされるやりとり。一緒に踊りをおどったり、スタッフのエプロンシアターを見たり、その時間中歳の差99歳（強）を越えて、会場にいる誰もがみんな笑顔、笑顔でした。

当日参加してくださった6組の親子のみなさんと、遊びに来てくださった沢山の緑苑のご利用者のかたたちに心から感謝申し上げます。またコラボレーションしましょうね！