昨年度は、震災の影響を考慮して海外研修は中止になりましたが、
今年度は、まず韓国・一松(イルソン)学院との交換研修が再開しました。
5月21日から25日までの5日間、
法人職員5名が韓国(ソウル)に派遣されました。
研修のテーマはソウル市内の高齢者の在宅サービスでした。
6月5日には、この研修報告会が緑苑でありますので、
みなさん、是非ご参加ください。
さらに、6月11日には、スウェーデン・ヨーテボリ市の
三つの財団(ナーシングホームやグループホームを運営しています)から
看護師、理学療法士のお二人がお見えになります。
各施設のフロアで、認知症ケアや補助具活用にアドバイスをいただき、
緑苑と岩本町ほほえみプラザでは、講演会を開催する予定です。
北欧やアメリカなどに福祉・介護サービスの先進的な取り組みを学ぶために
職員を派遣する法人はたくさんあると思いますが、
多摩同胞会のようにそれぞれの国の福祉施設職員との交流を持ちながら、
法人独自のプログラムで実施する研修は先駆的な取り組みといえるのではないでしょうか。
旅行会社の企画と比べて費用も抑えられるので、多くの職員も参加できるメリットもあります。
韓国、スウェーデンとの交流も多くの方々のご協力により、
今年で9年目を迎え計57名の職員が派遣されました。
(事務局 かえる)