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日本財団、日本ASL協会にお世話になりながら、聴覚障害児・者福祉の向上および聴覚障害時・者に関わる保健・医療・福祉の専門職の養成について研究・実践を進めている高山亨太のブログです。
海外留学、主にGallaudet Universityで得られたことも気ままに発信していきたいと思っています。
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ブログとホームページ更新のお知らせ [2007年09月29日(土)]
皆様、お世話になっています。
このたび、ブログとホームページを1つのページに統合しましたのでここにお知らせ申し上げます。
これからは以下のホームページをご覧ください。お気に入りに追加していただければ幸いです。

聴覚障害者福祉Net
http://deafjournal.org/

高山

Posted by 高山 亨太 at 06:08
8月生活記録 [2007年08月31日(金)]

秋学期のスケジュール


1.はじめに
 長い夏休みも終わり、ついに所属するMaster of Social Workの授業が8月27日の月曜日から始まった。授業開始に先立って、大学院全体のオリエンテーションや専攻別のオリエンテーション、指導教員(Academic Supervisor)との科目履修、科目免除に関する相談が1週間にわたって行われた。それとともに、半年にわたって生活を共にした二人のルームメイト、それぞれが大学院、語学留学を修了したことに伴って帰国するので、アパートの新規賃貸契約や、インターネット、ガス、電気の名義変更の手続きに追われた。帰国するルームメイトや同じ部屋に住む第1期生の池上さんなどと協力しながら、何とか手続きを終えることができたが、すぐに新しい中国とタイ出身のルームメイトの引っ越しを手伝ったり、これから忙しくなるので、勉強に集中できるように自分の部屋の模様替えをしたりと学校が始まる直前まで何かと落ち着かない日々を過ごした。

2.専攻別オリエンテーション
 はじめに各教員の紹介と新入生の紹介が行われ、その後にMaster of Social Workの理念や今後の流れについて説明を受けた。驚いたのが、修士論文がない代わりに、1年の終わりに進級テストがあり、合格しないと2年生になれないか、もしくはあまりにも成績が振るわない場合には強制的に退学させられることもあるという大変なテストが控えているとのことであった。これには驚き、これまでの経験や知識に頼らずにソーシャルワークを始めて習うつもりでしっかりと1年間を学びぬいていきたい。

3.科目履修
Master of Social Workの科目は、Council of Social Work Education(CSWE)の基準に従って、社会福祉専攻の学生が基礎的なソーシャルワークについて学ぶ基礎クラスなどの様々なソーシャルワークに関するクラスが組まれている。なお、Gallaudet UniversityのMaster of Social Workは、CSWEからお墨付きを得ており、具体的にはろう・難聴者を対象にした社会福祉を学ぶことができる全米唯一の質の高いプログラムとして認められ、評価されている。そのため学生の裁量で自由にクラスを選ぶ余地はあまりなかった。指導教員との相談結果、Research Methodsが免除となったが聴講生として科目履修し、その他の今学期の履修科目は、Human Behavior and Social Environment、Foundation Field Practicum、Social Work Practice、Social Policy & Social Services、Social Work Practice Laboratory、Foundation Field Practicum Laboratory、Special Topicsの合計7科目、単位に換算すると18単位となる。これまでの各学期毎の平均が12単位だったことを考えるとこれからかなり大変な、地獄のような日々が待っていることが想定できる。詳しくは、9月の生活記録にて述べたいと思っているが、簡単に各クラスの内容を説明したい。Research Methods(統計、社会福祉調査法)とは、言葉通り様々な対象を統計的手法を用いながら調査するための基礎知識や調査のデザイン、アセスメントを学ぶ。今学期は、調査の種類やことになっている。Human Behavior and Social Environment(人間行動と社会環境)は、人間の各種行動や発達と社会環境や様々な要因をあらゆる方法で多角的に学ぶ、Foundation Field Practicum(基礎現場実習)は、文字通り火曜日と木曜日に現場に出て、ソーシャルワークのプロセスや方法を現場実習で直に経験するなかで、ソーシャルワークについて学ぶ、Social Work Practice(社会福祉援助技術実践)は、ソーシャルワークの各種方法を学ぶ、Social Policy & Social Services(社会的理念と社会福祉サービス)は、アメリカの社会福祉制度の設立の流れや現在の法律、サービスについて学ぶ、Social Work Practice Laboratory(社会福祉援助技術実践ゼミ)とFoundation Field Practicum Laboratory(基礎現場実習ゼミ)は、講義形式ではなくディスカッションなどの演習形式にて様々な問題について議論し、フィードバックを得ることが大きな目的となる、最後にSpecial Topicsとして、集中講義として状況にあわせた文化や言葉、コミュニケーションの理解の方法について10月に2日間学ぶことになっている。
Posted by 高山 亨太 at 11:00
7月生活記録 [2007年08月03日(金)]
 日本に帰国した大きな目的である留学を継続するための留学ビザの手続きのために駐日アメリカ大使館での申請と面接に挑んできた。当日は、あいいくの大雨でアメリカ大使館に入る前のセキュリティーチェックのために長列の蛇に並ぶのが大変だった。しかし、アメリカ大使館での面接は、去年の留学前に一度経験したので、当日は慌てることなく落ち着いて向かうことが出来た。去年は、当日の面接の様子のイメージが出来ずに、服装で悩み、真剣にスーツで行った方が良いのか、悩んでいたものだった。7月の中旬は、8月当初の留学に向けて準備している学生が多いせいか予約も多くかなり並んでいた。アメリカ大使館の中にはいると、まずは入り口で書類のチェックを受け、その後受付窓口で書類を提出する。その後、指紋採取のために名前を呼ばれるので、前に出て、両手の人指の指紋を採取するとまた席に戻って、質疑応答のための面接に呼ばれるまで座って待つ。これから留学を希望する聴覚障害者は、受付で聴覚障害がある旨を伝えないと口頭で名前を呼ばれるため予め聴覚障害がある旨を伝えるとその後スムーズに面接が進むと思う。面接会場のイメージは、総合病院の受付で診療で呼ばれるのを待っている様子をイメージするとわかりやすいかも知れない。1時間ほど待って、領事官と面接をし、無事に留学ビザを発行していただけることになった。面接では、領事官が日本語を話すことが出来るため日本語で質問を受けて、英語で回答するというやりとりだった。質問の内容は、「どこの大学に行くのか?」、「大学院ですか?」、「ギャローデット大学大学院に行く目的は?」、「大学院で学んだことを日本でどう活かしますか?」、「日本に帰ってきたらどのような仕事を希望していますか?」であった。当日の面接では、申請するビザの種類によっては、英語の能力も面接を通じて審査されるので奨学金で留学を希望する学生はある程度の日常会話程度の英語は出来るように準備しておくと無難かもしれない。2度目の面接だったので、ある程度質問も予想でき、スムーズに面接を終えることが出来た。
 面接終了後、約1週間から2週間でパスポートが届きますと聞いていたので、第4期奨学生と同じように1週間で届くかと思い、サンフランシスコなどへの寮差旅行の準備をしていたが、面接や提出書類上で何かまずいことがあったのか、予想以上に時間がかかり2週間ほどでパスポートを受け取った。今後は、カリフォルニア周辺のリハビリテーションサービスや社会福祉の制度、さらに聴覚障害のあるソーシャルワーカーの就労状況の調査に向けて、飛行機のチケット取得及び予定の再調整を検討したい。
 ビザ取得を終えた現在、残り少ない夏休みを家族とともに旅行に行ったり、友達と会うことでまた新たな1年間を乗り切るための英気を養っていきたい。

Posted by 高山 亨太 at 23:32
6月生活記録 [2007年07月02日(月)]
 かなり忙しかったサマースクールも6月8日に全て終了した。最後の週は4つのレポートと最終試験、最終レポートが課せられたので地獄のような日々であったが、終了してみれば充実感を感じられ、たくさんのことを学ぶことが出来たのだと感じることが出来た。これまでに日本で聴覚障害の仕組みや聴覚生理学を学ぶ機会はあったが、一貫して学ぶことはなかったため、今回のサマースクールで基礎から実際のリハビリテーションや支援方法などといった応用まで学ぶことが出来たことは、今後、聴覚障害福祉に関わる専門職の養成や臨床の場で大いに役に立つだろう。また聴覚障害福祉に関わるすべての保健・医療・福祉専門職は、必ず聴覚障害に関する最低限の基礎知識を学ぶ必要があると、改めてサマースクールを通じて学んだ聴覚障害そのものの奥深さから考えさせられた。結果的に最終試験の結果、Aという成績をもらえたことは、今後ダブルマスター(2つの修士号取得者)を目指す自分にとって大きな自信となった。またオージオロジーに興味を持ったので、これからもオージオロジーを理論的・実践的に追究していきたいと思う。聴覚障害者に関わる専門職としては、コミュニケーション方法の1つとして手話が出来た方が有意義なことはいうまでもないが、特にオージオロジーを知っている専門職と知らない専門職では支援に関わり、聴覚障害者本人の聞こえ方やコミュニケーション方法、さらに今後の予見を検討するときに話にならないほど力量の差が出ることは明確であろう。

 サマースクールが終了した次の日の9日に、ワシントンD.Cのダレス空港から日本へ帰国の便についた。10日の午後に成田空港に到着し、その後筑波大学のあるつくば市に滞在し、またその後実家のある神奈川県に帰郷するなどつかの間の帰国を楽しむことが出来た。帰国した本来の目的は、自分の留学ビザが5月13日付けで切れ、ビザの規則として有効期限から1ヶ月以内に帰国するか、または期限までに新しいビザの更新をしなければならないことになっているため、日本で新しいビザの発行を受けるためであった。2001年のニューヨークで起きたテロ事件以来、アメリカの移民や留学に関する規則や監視が厳しくなっていることもあり、期限を過ぎて滞在した場合に再入国や留学の継続が認められない可能性もあるため、ビザの有効期限や規則には注意して必要に応じて帰国するなどしなければならないことになっている。今後、留学などを希望されている方などは、必ず留学や移民に関する規則や留意事項を一度、アメリカ大使館のホームページで確認して欲しい。ビザの更新のためには、留学前にアメリカ大使館へビザの申請をしたように、同じ方法でアメリカ大使館に再度申請しなければならないのである。夏から留学する学生が多いのは、承知の通りである、アメリカ大使館でのビザ申請に関わる面接予約は1ヶ月待ちという状況なのである。今後は、7月11日の面接日までにビザ申請に関わる書類をそろえ、当日の面接後の2週間後に預けたパスポートなどの書類とともに新しいビザが手元に届くといった流れとなっている。その後は、すぐにアメリカ本土へ調査のために飛び立ちたいと考えている。必要な書類とは、パスポート、大使館指定の申請書類、受け入れ先からの受け入れ証明(合格通知など)、受け入れ先から送付される書類、留学生活を維持できることを証明できる財政証明、SEVESへの支払い証明などが必要になるので、余裕を持って準備しないとあとであたふたすることになる。

 帰国した後、母校の筑波大学の看護学系などにて聴覚障害についての講義をする機会があった。これまでにも講義した経験はあるが、今回はアメリカのギャローデット大学で学んだ聴覚障害に関する理論やオージオロジーの理論、実践をふまえた上で講義することが出来た。学生からは「わかりやすい」、「聴覚障害に関する誤解が解けた」、「今後、自分が専門家になったときにどのような知識が必要なのかわかった」などと好評であった。改めて、ギャローデット大学に留学したその成果を感じることが出来た一時でもあった。今後とも帰国する際に、講演会や講義などの機会があれば積極的に引き受けていきたい。
Posted by 高山 亨太 at 17:14
5月生活記録 [2007年05月31日(木)]
はじめに
 5月は、春学期の最終試験やこれまで暫定学長であったダビラ博士の第9代学長任命式、ギャローデット大学大学院の学位授与式やギャローデット大学の全体卒業式などの学生のとって記念するべき行事があった。5月は、私にとってギャローデット大学を是が非でも卒業したいという思いを強くさせた月間でもあった。
 まず、ギャローデット大学では、全ての通常クラスが終了した後の5月2日から4日間にわたって、最終試験が実施された。今回は、オージオロジーのクラスと英語のライティングクラスの最終試験を受けた。昨年の秋学期の経験を通じて学校になれてきたこともあり、今学期は、よい成績をもらうことができた。この調子で、これからも良い成績をもらえるよう頑張っていきたい。

第9大学長任命式
 1月より暫定学長として様々な改革に取り組んでいたロバート・ダビラ博士(Dr. Robert Davila)がその勤務実績やリーダーシップが評価され、この度ギャローデット大学理事会の検討を経てて、キング・ジョーダン前学長に継ぐ、第9代学長として正式に任命された。卒業式に先立って5月10日に実施された第9大学長任命式の会場には、多くの卒業生や同窓会のメンバーが集っていた。さらに外部より国立ろう工科大学の学長なども出席し、多くのろう・難聴者がダビラ学長着任を祝福していた。ダビラ学長は、実際に74歳とキング・ジョーダン前学長よりもやや高齢であるが、実際にはその年齢を感じさせない程パワフルな方であり、アメリカのろう・難聴者の誰もが認めるその実績や功績を持つダビラ学長のリーダーシップの下での今後のギャローデット大学の発展が楽しみなところである。

学位授与式と全体卒業式
 最終試験が終了した後のギャローデット大学で、修士号学位授与式が5月10日に、さらにその翌日に学部生を含めた全体卒業式が執り行われた。大学院の修士号学位授与式では、社会福祉学研究科の学生を中心に知り合いが何名かの晴れ姿を目に焼き付けることが出来、彼らの修了を心から喜んだ。すべての卒業生は、アカデミックドレスといい、マントと学位帽を着用しており、日本式の卒業式になれている私にしてみれば、そのようなとてもあこがれる。日本ではなかなかお目にかかることのない授与式、卒業式の形式なので、自分も2,3年後には是非ともこんな晴れ舞台の上に立ちたいと思いを馳せた2日間であった。
 余談ではあるが、同期生の谷口さんが学んでいる英語学院(English Language Institute:ELI)を中心に修了式が5月4日に開催された。一応、私が所属するInternational Internship Program(IIP)を管理しているのが英語学院と同じOffice International Program Services(OIPS)と同じであるため、担当者から修了式への招待の連絡が前日にあり、当日は暇だったので参加してみた。当日は、英語学院の成績が優秀な学生が賞状され、また新しい英語学院の学生会の会長選考の結果が発表された。しかしながら、英語学院の以外の学生の参加が少なく、何もイベントがなかったため少し寂しい思いをした。愚痴にはなってしまうが、もう少しInternational Internship Programの地位向上というか、英語学院と連携をとるなり、プログラムの充実化などを心ならずとも願うばかりである。

サマースクール
 サマースクールの講義は、5月17日から翌月8日までの全12回の日程で、ギャローデット大学大学院社会福祉学研究科の必修科目として全ての学生が履修しなけらばならないオージオロジーのクラスをこれまた春学期に続いて履修している。春学期にオージオロジーを履修したはずなのに、なぜもう一度履修しているのという声が聞かれそうだが、春学期に履修したオージオロジーはわかりやすくいうと入門編であり、今回のオージオロジーは応用編といったように、特に対人専門職向けとなっている。今回のクラスは、社会福祉の大学院生だけではなく、ろう教育、臨床心理学、カウンセリングやオージオロジーの現役大学院生、秋からの入学予定者などの様々な面々が参加しており、それぞれの立場からの意見や見方を学ぶことが出来、充実している。短期間での集中講義のため、レポートや中間試験などの準備が大変ではあるが、日本で習った聴覚障害に関する知識を頼りに何とかついていっている。これまでに聴覚障害の基礎、聴覚障害に関する疾病、音響学、オージオグラムについてかなり深く学んだ。これからは、人工内耳や聴覚口話などのリハビリテーションに関する内容を学ぶ予定となっている。改めて、ろう・難聴者やその親に関わる対人専門家として、やはり聴覚書害に関する基礎を学ぶ必要性を痛感させられた。今後のろう・難聴者に関わる専門職の養成やカリキュラムを考慮するにあたって大変参考にするべく、様々な観点からオージオロジーの重要性を考察していきたい。
Posted by 高山 亨太 at 12:01
4月生活記録 [2007年04月29日(日)]
 4月は、最終試験や最終レポート、プレゼンテーションなどのプロジェクトで忙しい日々だった。大学院の出願については、2月の生活日記でも述べたようにGallaudet Universityだけではなく、University of Arkansasへの出願を検討していたが、University of Arkansasの担当者と連絡を取る中で、2007年度は、政府からの補助金を受けて運営しているDeafnessの専任教員が、新プロジェクトのための調査に集中しなければならないことから、残念ながら新入生を募集する予定がないことが分かった。なお、University of Arkansasにおける一般のリハビリテーション学部の修士課程は、これまでのように新入生を募集しているが、私の留学テーマを達成することが難しいため、University of Arkansasへの出願を断念し、Gallaudet Universityの社会福祉学部への出願に専念することになった。改めて、私の留学テーマである聴覚障害のある社会福祉専門職養成及び聴覚障害者福祉の教育カリキュラムを学ぶためには、Gallaudet Universityの社会福祉学部が適切なのだと再認識することができた。やはり、1970年から専門的な社会福祉教育を聴覚障害学生や関係者に実施し、全米の各地に聴覚障害者に関わるソーシャルワーカーを輩出してきたという実績、さらにその歴史は重みがあると感じている。さらにGallaudet Universityの大きな特徴として、ろう学校におけるスクールソーシャルワークを学ぶことができるスクールソーシャルワークコースがあることだ。近年、日本でも文部科学省がスクールソーシャルワーカーを教育現場に設置することを検討したばかりである。アメリカにおいては、通常学校のみならず、ろう学校におけるスクールソーシャルワーカーの制度が充実しており、多くのろう・難聴者に対応できるソーシャルワーカーが活躍している。これからの日本においても重要なテーマであり、特に特別支援教育や新生児聴覚スクリーニング事業などという新しい方針を掲げている中で、ろう学校などにおけるスクールソーシャルワーカーの設置の必要性は明確であろう。

 3月28日付けで、Master of Social Workに出願した後、すぐにMaster of Social Workの入試担当のコーディネーターからインタビューについての連絡があり、2日後にインタビューを受けた。当日は、もちろん当然ではあるが、久々にスーツに着替え、気持ちを引き締めるようにネクタイを締めてインタビューに向かった。当日は、緊張したが、無事にインタビューを終えることができ、その後Master of Social Workの教員会議などにて話し合われた上で、4月24日に大学院研究科長より受け入れ通知をいただくことができた。喜びもつかの間、今後は学期末の最終試験、サマースクールなどの準備に気合いを入れて挑まなければと思う。
Posted by 高山 亨太 at 10:01
薬物依存に関するアンケートのお願い [2007年04月17日(火)]
 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。こちらワシントンD.Cは、まだまだ寒さ厳しい天候が続いています。この度、ギャローデット大学での研究に合わせて、ギャローデット大学で薬物依存を中心に研究されている教員のご協力の下、日本でまだ実施されていないろう者・難聴者の薬物、アルコール使用に関する実態調査を実施することになりました。
 
 調査終了後に、適切な形にて結果を公表する予定ですので、是非とも多くの皆さまのご協力をお願い申し上げます。またお友達や知り合いなどにもお知らせ下されば幸いです。なお、アンケートの回答方法については、当てはまる回答を選択するだけですので、約10分程度で終了します。何かご不明な点がございましたら、高山までご連絡下さいますようお願い申し上げます。

お忙しい中、どうぞよろしくお願いします。 
                                    高山 亨太
                               連絡先 kota.takayama@gallaudet.edu

アンケートは、以下のウェブサイトよりログインできます。

http://www.efeel.to/survey/deafdrugs/
Posted by 高山 亨太 at 13:26
3月生活記録 [2007年04月01日(日)]
3月は、これまでで一番充実した日々であった。筑波大学の中間評価論文を無事に書き終え、Gallaudet Universityのクラスにも通常通りに参加することができ、さらに春休みを利用して、第1期生の太田さんが在籍するRochester Institute of Technology (RIT) / National Technical Institute for the Deaf (NTID)に調査のために訪れ、また翌週にニューヨークへ旅行するなど充実した日々を過ごすことができた。
現在、Gallaudet Universityで履修しているクラスは、合計4クラスである。具体的には、English、Alcohol and Drug Addiction、Human Diversity、Audiologyである。ますEnglishのクラスは、主のWritingを中心としたクラスを履修している。このクラスの教員は、聴者であるがご主人がアジア圏の出身であるため日本人の文化に理解があるのでとても参加しやすいクラスであり、またアカデミックに英語の論文やレポートの書き方を改めて習うことができ、書記英語の能力の向上が自分でも分かるほど上達している。大学院出願の関係もあるが、教員の特別な指導も受けて、自分のこれまでの論文や学会発表論文の中から1つ選び、それを日本語から英語に書き換える作業をどのようにすすめていったらいいのかについて有意義に学ぶことができとても大きな経験となった。日本の大学に在籍中に、精神保健福祉士の勉強をする中で、一番関心を持っていたのが薬物中毒やアルコール関連の問題であったため、実際に日本よりも大きな問題になっているアメリカにおける現状を知り、さらにろう者、難聴者の薬物中毒、アルコール関連の問題を学ぶことができると言うことで、Department of Social Workが提供しているAlcohol and Drug Addictionを履修している。講義では、実際に薬物やアルコールの問題、さらに治療や社会復帰のための制度などの情報をどのようにろう者や難聴者に伝えるのかという具体的な方法論を学ぶんでいる。これから実際に情報提供のためのメディアの作成作業を課せられているので、それを通じて情報提供のあり方や方法を深く学ぶことが重要になってくる。同じようにDepartment of Social Workが同様に提供しているHuman Diversityは、アメリカで大きな議論となっている様々な人種(白人、黒人、アジア系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人、移民、外国人、障害者)や文化、宗教などの多様な考え方や現状をどのように理解し、相互理解を進めていくのかといった課題を中心に学んでいる。クラスには、盲ろう者やアジア、ヨーロッパ系アメリカ人、白人、黒人、ヒスパニック系アメリカ人など様々な学生が参加しており、とても興味を持たれる議論がなされている。最後に、日本における聴覚障害者に関わるソーシャルワーカーや心理専門職などの対人専門職を養成するにあたって、聴覚障害の基本を学ぶことは重要なことであるのは言うまでもないことである。日本でも十分に勉強してきたが、アメリカでの講義方法、講義内容などを学ぶこと、さらに聴覚障害に関する英語の専門用語を覚えることを目的にAudiologyを履修している。
最後に春休みを利用して、太田さんの在籍するRIT/NTIDを調査のために訪れた。実際にRID/NTIDの学生で、社会福祉を学ぶ学生が多いことが分かった。しかし、大学の方針によって今年度の5月の卒業生をもって閉鎖される。非常に残念なニュースであるが、社会福祉を学ぶ聴覚障害学生の総数などが記載されている貴重な資料を見つけることができ、充実した調査旅行であった。また休みの日を利用して、レンタカーでナイアガラを訪れたが、ナイアガラの迫力ある風景を目のあたりにして、なかなか経験することができない貴重な思い出がこれまたひとつ増えた。これからも調査のために各地を訪れる機会が増えるが、そのときにその地域の歴史や観光名所を実際に肌で感じていきたいなと思っている。
また調査の翌週にニューヨークに出かけ、エンパイアステートビルやグラウンドゼロ(テロのあった世界貿易センター)などを訪れ、ニューヨークを楽しんできた。たまには旅行をすることの楽しさを覚えた今日この頃である。
Posted by 高山 亨太 at 08:36
2006年度秋学期末レポート [2007年03月08日(木)]
遅くなりましたが、2006年度秋学期末レポートを公開しますので、興味のある方はダウンロードした上でご覧下さい(ファイルを開くためには、PDFが必要です)。日本ASL協会のホームページにも同じファイルが1月より公開されています。
http://www.npojass.org/nf/ryugaku/2005_Takayama.htm

ファイルのダウンロードは以下をクリックして下さい。

Posted by 高山 亨太 at 10:56
日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 特別シンポジストのお知らせ [2007年03月08日(木)]
日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会より、研究大会に関する追加お知らせがありましたので、下記の通りご連絡申し上げます。

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日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 特別シンポジストのお知らせ

日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会、第一回総会・研究発表会のシンポジウムに、全日本ろうあ連盟福祉対策部長松本正志氏が特別シンポジストとして出席していただけることになりました。
全日本ろうあ連盟は、ろうあ者相談員の社会的な認知を高め、聴覚障害者に対する相談支援の専門性を追求するために委員会を設けて、「聴覚障害者福祉士」という資格の創設を検討しています。
この資格創設と当協会は、どのように結びついていくのでしょうか。
松本さんに、「聴覚障害者福祉士」の資格についてお話していただきます。

参加申し込みは3月9日までです。
皆様のご参加をお待ちしております。

会場:
筑波大学東京キャンパス G501会議室
地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車
改札口出て大通り渡り左側の交番右折すぐ

参 加 費:
正・準会員 5000円
学生会員 3000円
非会員 6000円
※協会へのご入会は当日会場でも受付けております。入会された方は会員として参加が可能です。

申込方法:
(1)FAXまたはメールで、〈名前・住所・連絡先・メールアドレス〉を送付してください。
(2)参加費の支払い方法は、郵便振替と(当日)受付払いの、二つの方法があります。

参加費を振り込み用紙にて下記宛に送付してください。
<備考欄に(第1回研究発表会参加費)と明記のこと>
<郵便振替口座> 口座番号:00170−8−298564
口座名称:日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会
郵便局印のある払込票の控えは大切に保管し、念のため研究大会当日にご持参ください。
3月9日(金)までに振込済みの方には、事前に資料を郵送します。

《申し込み・お問い合わせ》
日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会
事務局
FAX 03−5464−6059
メール office@jaswdhh.org
ウェブサイト:http://www.jaswdhh.org/
Posted by 高山 亨太 at 10:48
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