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みんなで子どもを支え合う「NPO法人こども∞感ぱにー」 [2019年03月14日(Thu)]
こんにちは。スタッフの阿部です。
毎週木曜日は市内外の取り組みをご紹介しています。

本日は、石巻市でこども支援を行っている

「NPO法人こども∞感ぱにー」の、誰でも遊べるプレーパーク事業「黄金浜ちびっこあそび場」のご紹介です。

活動は、東日本大震災後に子どもたちからの「居場所がない」という声を聞いたことから始まりました。「何とかしたい」という想いを持った地域の大人たちと一緒に、子どもの居場所を作ることに。被災した公園の再開を目標とし「自分で遊びをつくり、自分の責任で遊ぶ公園」をコンセプトとした「黄金浜ちびっこあそび場」をつくりました。

この黄金浜ちびっこあそび場は、石巻で唯一の常設のプレーパークです。「地域の子どもはみんなで見守る」を合言葉に、地域の大人が誰の子どもも関係なく接することで、子どもが安全に安心して過ごせる場所になっています。

プレーパークは、いつでも、誰でも来ることができるみんなの居場所です。土や火、水や木といった自然の力を「五感」で感じながら遊びます。いろんな挑戦と失敗を繰り返しながら、子どもたちは自分で考える力を養います。

また、プレーワーカーと呼ばれる子どもと地域をつなぐコーディネータたちが、多世代交流ができる環境を整えることで、こどもが気軽に相談できる大人たちもたくさんいます。今では毎回40名以上の0歳〜85歳までが集う、地域の居場所となりました。

おじいちゃんが鉛筆をカッターで削る様子を興味深そうに見つめる小学生、原っぱで遊ぶ赤ちゃんと小学生…きっといろいろなことを学んでいるのだと思います。

地域の人たちが子どもたちと遊び、一緒に時間を過ごすことが、子どもたちが安心して過ごせる環境をつくることにつながります。

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黄金浜ちびっこあそび場について、NPO法人こども∞感ぱにーのその他の事業について、詳しくはこちらからご覧ください。

★ホームページ
★facebook 
施設予約システムURL変更のお知らせ [2019年03月12日(Tue)]
こんばんは。スタッフのわたなべです。
本日2回目の更新です。

多賀城市内の公共施設の予約および利用状況の閲覧ができる「多賀城市施設予約システム」
たがさぽに関しては利用状況の閲覧のみですが、他の施設については利用登録をすることによって予約まですることができます。ご利用されたことのある方も多いのではないでしょうか。

さて、このたびシステムが更新され、URLが変更になりました。
今後は、下記リンク先のページをご覧ください。合わせて、自分のPCなどでブックマークやお気に入りに登録されている方は、登録のし直しをお願いします。

多賀城市施設予約システム
【スタッフブックレビュー】LINKS【震災時の障がい者の就労支援事業所】 [2019年03月12日(Tue)]
こんにちは。スタッフの小橋です。
毎週火曜日は市民活動お役立ち情報、ブックレビューをお届けしています。

昨日は3月11日。東日本大震災から丸8年が経ちました。あの時、私は高校生でしたが、今は社会人として働いています。そう考えるとあっという間な気もしますが、ふと、ついこの間の出来事のような気持ちにもなります。一言で表すことは難しいですね。

今回は、東日本大震災で被災した障がい者の就労支援事業所の「あの時」と「今」を伝える本をご紹介します。



L I N K S
つなぐ、つながる、復興支援の輪。

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発 行 2017年3月
発行者 (特非)みやぎセルプ協働受注センター




障がい者の就労支援事業所では、身体、知的、精神に障がいがあるために一般企業での雇用が難しい人が、一般企業の雇用を目指して訓練したり、事業所に通所して作業や訓練に取り組んでいます。

事業所で取り組まれている作業は、企業の下請けや、事業所独自の製品を制作しているところもあります。自主製品・自主事業は雑貨や食品、畑仕事などさまざまです。

こうした事業所で作られた自主製品を購入すると、その売上げが利用者の工賃(給料)となり、利用者の生活支援につながります。


震災時は事業所の建物が崩れたり、津波によって備品や制作した製品も流れてしまったところもありました。利用者と共に避難したり、逆に事業所に避難してくる人もいたそうです。障がいがある人が避難してきた健常者(障がいのない人)の世話をする光景も見られました。誰もが被災者だったため、自分たちでなんとかやっていくしかない状況。お互いさまの精神がそこにはあって、障がいの有無なんて関係なしに助け合っていたのではないでしょうか。


現在は「梨花」と一つになりましたが、当時、多賀城市にも「さくらんぼ(社会福祉法人嶋福祉会)」という事業所がありました。『LINKS』には、さくらんぼや多賀城の被災当時の様子も記録されています。


震災の出来事は人の数ほどあると思います。そこには障がいがある人や、そういった人たちを支援する人も含まれているはずです。こんな場面もあったのだと思いをはせ、支援の輪をつないでいきませんか?



L I N K S
つなぐ、つながる、復興支援の輪。
(特非)みやぎセルプ協働受注センター



掲載事業所 ※事業所名は被災当時のもの
(特非)きらら女川 きらら女川
(社福)先心会 ワークショップふれあい
(社福)石巻祥心会 障害者福祉サービス事業所くじらのしっぽ
(特非)輝くなかまチャレンジド 地域活動支援センター こころ・さをり
(社福)嶋福祉会 さくらんぼ
(特非)みどり会 みどり工房若林
(社福)仙台市手をつなぐ育成会 こぶし
(社福)円 まちの工房まどか
(社福)洗心会 のぞみ福祉作業所
(社福)しおかぜ福祉会 しおかぜ
(社福)山元町社会福祉協議会 山元町共同作業所
(社福)矢本愛育会 ぎんの星
(社福)洗心会 ワークショップひまわり
(社福)気仙沼市社会福祉協議会 気仙沼市みのりの園
(社福)キングス・ガーデン宮城 幸町ブランチ
(社福)洗心会 風の里




★たがさぽ文庫で本を借りませんか?★

@利用登録
 住所・氏名等確認できるもの(運転免許証、保険証など)をご持参ください。5分程度で登録完了です!
A本を借りる
 気になる本を借りましょう!
 本は一度に2冊まで・2週間借りることができます。期限までにご返却ください。
B本を読む
 どんな本でしょうか。さっそく読んでみましょう!
C本を返す
 たがさぽは平日9:00〜21:30、日祝9:00〜17:00で開館しています。(水曜は休館日)開館時間内にお越しいただき、本をご返却ください。


「みつばちと地球とわたし」上映会のご案内 [2019年03月09日(Sat)]
こんにちは。スタッフの浅野です。一雨ごとに寒さも緩み、日増しに春めいてきましたね。
毎週土曜日は、多賀城周辺のイベント情報をお届けしています。





        「みつばちと地球とわたし」上映会

 
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冬ごもりしていた虫たちが地中からからじょじょに顔を出すころですね。
春は花粉を運ぶみつばちが花から花へとび回る季節です。
ハチは花の蜜を集めるだけでなく、世界の作物の3分の1を受粉していると言われていて、毎日の食卓に欠かせない野菜や果物の実りに大きな役割を果たしています。



生態系だけではなく、私たち人間にとっても重要な存在ですが、環境の変化などさまざまな原因で今ハチが姿を消しています。




みつばちがいなくなること。

それがどんなことを意味するのか考え
みつばちが飛び交う自然豊かな地球を思い描いてみませんか。



【上映会概要】
○日時:平成31年3月21日(木・祝)12:15〜14:15(開場12:00)
○会場:仙台市泉社会福祉センター
○定員:50名
○日本語字幕:あり
○入場料金:大人 1300円
○割引料金など:高校生以下 800円、障がい者の方 1100円、未就学児 無料
○主催者(団体)名:サンクスラブ/寺嶋理奈(テラシマ)


○お知らせ:無料駐車場有
      お申し込み不要、直接会場へお越しください


○お申込方法:主催団体へ直接、お申し込み下さい
       予約状況は、主催団体に直接、ご確認下さい

○その他詳細は、以下のページをご覧ください。
NPO法人ハートオブミラクルHP:http://heartofmiracle.net/sched/09010321-2/
Facebook:https://ps-af.facebook.com/events/1448855378583124/


続きを読む・・・
Let’s try English conversation!! [2019年03月07日(Thu)]
こんばんは。スタッフの小林です。
毎週木曜日は、市内外の団体や取り組みをご紹介しています。

みなさんにとって英語は身近な存在ですか?
まちで外国人と会った時さらっと英会話でコミュニケーションできたら…と思った事はありませんか?

本日紹介する団体はたがさぽで活動している


「多賀城イングリッシュ・サポーターズ」

(TES)
です。


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子どもの成長に合わせた英語指導と国際人として通用する人材の育成・指導者の育成を目的として活動している市民活動団体です。
多賀城市内で英会話教室を開いていたノウハウを活かして2017年4月に「TES英会話教室」の活動を始めました。

たがさぽでは毎週火曜、木曜、土曜の週3回英会話教室を開催しています。
火曜日:一般・個人(プライベート)
木曜日:小学生・中学生・一般(高校生以上)
土曜日:未就学児・小学生
※個人(プライベート)はTOEICなどの資格取得のためのレッスン

活動中は出来るだけ英語でコミュニケーションをとるようにしています。
特に小学生までのクラスはにぎやかな声が聞こえ、毎回楽しい雰囲気が伝わってきます。
また、オリジナルの教材を使って、楽しく英語を学べる工夫をしています。
英語を学ぶことで英語力が身につくと同時に、世界のさまざまな文化を知ることができ、視野が広がります。

この他の活動として、海外への短期・長期の留学や、ホームステイプログラムのお手伝いもしています。身につけた英語を活かしてどんどん世界へ視野が広がりそうですね。

来年の2020年には東京オリンピックが開催されます。
宮城県、いや、多賀城にもたくさん外国人が訪れるかもしれません。
そんな時にっこり笑って英語であいさつできたら素敵ですね〜。
今からでも間に合います。ぜひTES英会話教室をのぞきにたがさぽに来てみませんか?
生徒大募集中です!!
(じつは私も勉強中です…)

団体の詳しい活動を知りたい方はこちらからどうぞ
HP→

フェイスブック→☆☆

ブログ→★☆★


Posted by 小林 at 19:42 | 団体紹介 | この記事のURL | トラックバック(0)
老後を豊かにするボランティア活動資金助成金 [2019年03月05日(Tue)]
みなさんこんにちは、たがさぽスタッフの齋藤です。

日本は諸外国に比べ極端に短い期間で急激に少子高齢化が進展しているといわれています。高齢化社会を迎えて、人々が協力し合い地域社会全体でお互いを支え合うということが大切になってきます。
高齢者支援が適切に進み高齢者が元気であれば、社会全体が元気になります。地域の高齢者の方々など社会を支える全員参加型社会の実現が求められており、高齢者が活躍できる環境を整えることが必要です。

本日は
老後を豊かにする

ボランティア活動資金助成金」

をご紹介いたします。



【趣旨】
高齢化社会を迎え、高齢者が住みなれた街で安心して生活するための、地域住民・ボランティアによる主体的かつ活発な福祉活動に対するニーズが、一段と高まっています。
本助成事業は、高齢者を主な対象として活動するボランティアグループおよび地域共生社会の実現につながる活動を行っている高齢者中心のボランティアグループに対し、活動において継続的に使用する用具・機器類の取得資金を助成します。

【募集内容】
1.助成対象
地域において、助成の趣旨に沿った活動を行っている比較的小規模なボランティアグループで、次の要件を満たすもの。
(1)必要要件
@登録ボランティアスタッフ数:10人〜50人程度。
Aグループ結成以来の活動実績:2年以上(2019年3月末時点)。
B本助成を過去3年以内(2016年度以降)に受けていないこと。
Cグループ名義の金融機関口座を保有し、規約(会則)、活動報告書類および会計報告書類が整備されていること。
(2)対象外となるグループ
@法人格を有する団体(特定非営利活動法人など)およびその内部機関。
A老人クラブおよびその内部機関。
B自治会・町内会およびその内部機関。

2.助成対象となる活動内容
@高齢者を対象とした生活支援サービス
A高齢者による、地域共生社会の実現につながる活動
B高齢者と他世代との交流を図る活動
Cレクリエーションを通じて高齢者等の生活を豊かにする活動

3.助成対象となる用具・機器(※)
@活動で継続的に使用される用具・機器(エアコン・テレビ・椅子・テーブル等の設備に類するものを除く)の購入費用に限ります。
A運営経費(人件費、交通費、消耗品費)、研修経費(講師謝金、会場費)等は対象外です。
B助成決定通知の到着前に購入された用具・機器は対象外です。
(※)助成決定通知で承認された用具・機器と異なる品目を購入することはできません。承認された品目と異なる物品を購入した場合は、助成金を全額返還していただきます。

4.助成金額・グループ数
1グループにつき10万円を上限に、希望金額を踏まえ、選考委員会にて助成金額および用具・機器の品目を決定します。
助成は、計115グループ程度を予定しています。

5.応募方法および期限
所定の申請書に必要事項を記入の上、都道府県・指定都市または市区町村社会福祉協議会の推薦を受け、財団に直接郵送願います。(※)
■期限:2019年5月24日(金曜日)(必着)
■送付先:〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-5 みずほ銀行内
     公益財団法人 みずほ教育福祉財団 福祉事業部
(※)社会福祉協議会の推薦手続は、時間を要する場合があります。
推薦を依頼する社会福祉協議会には必ず事前に連絡を行い、十分な余裕をもって申請書の持込をお願いします。

6.応募要領
応募要領申請書は、当財団のホームページから、PDF形式でダウンロードできます。

7.助成決定通知および助成金の振込
当財団の選考委員会(7月開催予定)にて助成先、承認品目および助成金額を決定し、7月末までに各グループに選考結果を通知します。その後、助成先として決定したグループから振込口座届を提出していただき、9月上旬をめどに助成金を振り込む予定です。

8.購入品報告書・活動報告書
助成先グループには、「購入品報告書」(報告時期:2019年10月)により購入品について、「活動報告書」(報告時期:2020年1月)により購入品を利用した2019年12月末までの活動内容について報告していただきます。報告書の様式は、助成決定通知に同封します。
また、活動状況を視察させていただくことがあります。

9.問合せ先
みずほ教育福祉財団 福祉事業部
TEL:03-3596-4532  FAX:03-3596-3574

かほく「108」クラブの助成金も現在募集中です
Posted by 齋藤 at 09:00 | 資金調達 | この記事のURL | トラックバック(0)
震災の 記憶を伝えて 守る未来 〜3.11メモリアルネットワーク 第2回伝承シンポジウム「響き合うために。」〜 [2019年03月02日(Sat)]
こんにちは。スタッフのわたなべです。

毎週土曜日は、多賀城周辺のイベント情報をご紹介しています。



3.11メモリアルネットワーク
第2回伝承シンポジウム
「響き合うために。」

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チラシのダウンロード(PDF)はこちらから



東日本大震災から、まもなく8年。

各地で震災の伝承活動に取り組む団体や個人、そして震災伝承拠点をつなぐネットワークとして結成された「3.11メモリアルネットワーク」が、昨年に続きシンポジウムを開催します。


昨年は、日本各地で地震や豪雨などの自然災害が相次いで起こりました。また、今後も大きな地震が起こる可能性が言われています。このような時だからこそ、各地で伝承の活動をされている皆さんのお話を通して、大切なものを守るための“響き合う伝承”“あたたかな伝承”のあり方を考えます。


震災の伝承活動や、防災に関心のある方など、ぜひご参加ください。



【シンポジウムの概要】

○日 時:2019年3月23日(土)13:00〜16:45

○会 場:宮城県庁 2階講堂


○プログラム:

◆3.11メモリアルネットワーク活動報告

◆特別講演「稲むらの火・濱口梧陵の行動を語り継ぐ」

 ・崎山光一 氏(稲むらの火の館 館長)

◆若者トーク「わたしたちはなぜ伝えるのか」

 ・パネリスト

  武山ひかる さん(TTT:TSUNAGU Teenager Tourguide)

  伊藤健人 さん(青い鯉のぼりプロジェクト共同代表)

  橋村さくら さん(阿蘇の灯 初代代表)

 ・ファシリテーター

  佐藤敏郎 氏(大川伝承の会 共同代表)

◆パネルディスカッション 「響き合うために。」

 ・パネリスト

  崎山光一 氏(稲むらの火の館 館長)

  元田久美子 氏(一般社団法人宮古観光文化交流協会 学ぶ防災ガイド)

  里見喜生 氏(いわき湯本温泉「古滝屋」16代目当主)

  山縣嘉恵 氏(野蒜まちづくり協議会 副会長)

 ・ファシリテーター

  佐藤翔輔 氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)


○参加費:無料

○定 員:200名程度

○お申し込み:こちらの入力フォームからお申し込みください。

○主 催:3.11メモリアルネットワーク シンポジウム開催プロジェクト

○共 催:宮城県

○お問い合わせ先:

 3.11メモリアルネットワーク シンポジウム開催プロジェクト 事務局

  メール:sympo2019★311mn.org

   ※★を半角の@に変えて送信してください

  電 話:090-9407-3125


●詳しくは、こちらもご覧ください。



 (3.11メモリアルネットワークWebページより)
企業のフードドライブの取り組み×団体のフードバンク活動 [2019年03月01日(Fri)]
こんにちは、スタッフの武内です。


2019年2月22日(金)

多賀城市内で、フードドライブの取り組みを行っている企業から、フードバンク活動を行っている団体へ食料の寄贈が行われました。

今回のブログではその模様をお届けします。


ところで

『フードドライブ』『フードバンク』という言葉を、たまに見聞きしませんか?

似ている言葉ですが、それぞれ以下のような意味になっています。


●フードドライブとは

家庭で余っている食べ物を持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動。


●フードバンクとは

まだ食べられるにもかかわらず、廃棄されてしまう食品(例えば、食品企業の製造工程で発生する規格外品)などを引き取り、福祉施設などへ無料で提供する活動。


ざっくり言うと

フードドライブが食べ物を持ち寄り、寄付をする。

フードバンクは食べ物を寄付や引き取りなどで集め、支援が必要なところへ届ける。

ということになります。


今回、フードドライブを行い、寄付をするのはCurves(カーブス)です。

ちなみに、宮城県内にあるCurves(カーブス)のうち、多賀城市市内の城南と笠神含めた14店舗は(株)井上でフランチャイズ展開をしています。

その(株)井上は2018年3月に行ったTagajo Sustainable Relationship会議Vol.1で、カーブス店舗でのフードドライブや、地域・社会貢献活動の取り組みをお話していただきました。



そして今回、カーブスから寄付を受けるのは、特定非営利活動法人いのちのパンです。

いのちのパンは多賀城を拠点にフードバンク活動をしています。

団体としては、東日本大震災後に被災者支援活動を行う任意団体「ホープみやぎ」から始まっています。被災者支援の際、特に困窮している方に食料を届ける活動に力をそそぐなか、被災者の支援に留まらず、生活困窮者をはじめ、必要のある方々に食料品を届けることの重要性を感じ、フードバンク活動を行うNPO法人いのちのパンを2014年に設立しました。

団体の主な活動地域は、多賀城市、東松島市、仙台市若林区、宮城野区、亘理町、南三陸町などです。

下記に団体のfacebookページのリンクをご用意しましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

※NPO法人いのちのパン→★★★(団体のfacebookページのリンク)


NPO法人いのちのパンは設立当初から、食料を集めるやり方などの相談にたがさぽへお越しいただいていました。

そして

Curves(カーブス)を運営されている(株)井上はTagajo Sustainable Relationship会議Vol.1の紹介記事にもありますが、フードドライブ活動の課題として『個人から集めた食料はロットが揃わず、受け入れ先で活用が難しい場合もあるので、本当に必要としているところに届けたい』という思いがありました。


そこで、たがさぽが仲立ちするかたちで、両者の現状や想いをお伝えしたところ、互いのニーズが見事にマッチし、今回の寄贈につながりました。


今回、寄付される食料品はCurves(カーブス)の城南、笠神で集められたものがほとんどです。

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こちらは寄付された食料品の一部です。


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Curves(カーブス)では梱包された内容が分かるようにされていました。


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今回寄付されたのはこのぐらいの量になります。中にはお米などもありました。


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NPO法人いのちのパン(右側)とCurves(カーブス)(左側)による、贈呈の一コマです。


企業の貢献活動の取り組みが、市民活動団体の支援につながった一例のご紹介でした。


たがさぽは、今後も多賀城で様々なセクターがお互いの困りごとや不足している部分を補うように連携していくためのコーディネート役となれるよう、引き続き邁進していきます。


地域づくりや社会貢献などでお悩みや困りごとがありましたら、市民活動団体に関わらず、ぜひたがさぽへご相談ください。