【ブックレビュー】阪神大震災 私たちが語る5年目 [2016年03月08日(Tue)]
スタッフの近藤です。 火曜日は助成金や資金調達、ブックレビュー、お役立ち情報をお届けしています。 今回、お届けするのはブックレビュー。 たがさぽ文庫からオススメの一冊をご紹介します。 阪神大震災 私たちが語る5年目 編者・発行者:阪神大震災を記録しつづける会 制作・発売:神戸新聞総合出版センター 印刷:株式会社トライス 発行年:1999年 今週3月11日で、東日本大震災から5年目を迎えます。 5年目を迎えるにあたり、新聞・テレビ・ラジオなどのマスメディアが震災関連のことを取り扱ったりします。そして、私たちも3月11日が近付くにつれ、周囲の人たちとの話、あるいは自分自身で当時のことをふりかえることも少なくないと思います。「…もう5年」「…まだ5年」と、震災後のことを考える機会になると思います。 1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災では、阪神大震災を記録しつづける会が1年目、2年目と節目の年に、震災体験者の手記を発行することで後世に震災のことを伝えています。 本書は震災から5年が経つ中、震災体験者の心情や、震災直後と震災5年後の周囲の状況など、時間の経過による「変化」が読み取ることができます。 ここ東北で5年目を迎えようとしている中、本書で綴られた手記は、私たちにも共感を与えてくれるものが多い内容です。 阪神大震災を記録しつづける会が、発行する以下の手記は、当センター内のたがさぽ文庫でも貸出していますので、ぜひご覧ください。 阪神大震災 被災した私たちの記録(1995年発行) 阪神大震災 もう1年、まだ1年(1996年発行) まだ遠い春 阪神大震災3年目の報告(1997年発行) 今、まだ、やっと… 阪神大震災それぞれの4年目(1998年発行) 阪神大震災 2000日の記録(2000年発行) 阪神大震災から10年 未来の被災者へのメッセージ(2005年発行) 下記をクリックすると、団体のホームページに移動します。 ぜひ、ご覧ください。 |