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【助成金情報】全労済/地域貢献助成事業募集のお知らせ [2015年03月31日(Tue)]
こんにちは、スタッフの齋藤です。

本日は、助成金情報のお知らせです。

今回は全労済が行う「地域貢献助成事業」のご案内です。
全労済は、社会貢献活動の一環として、1992年より環境問題などに取り組む団体を対象に助成事業を行っています。今回の助成事業では、「環境」と「子育て・子どもの教育」に取り組む団体が対象となります。
ポイントとなるのは、下記の<重視する活動>にもありますが、「地域に根差した活動を行ない、それによって地域の人とのコミュニティが生まれ、活動したことにより何が変化したかが明確であること」です。

助成金の申請は、自分たちの活動を整理・見直す機会にもなります。申請する際は、改めて活動の目的や成果なども考える機会だと思って、チャレンジするのも良いかもしれません。


全 労 済
地 域 貢 献 助 成 事 業

募集のお知らせ


無題.jpg


【助成概要】
全労済は、豊かで安心できる社会が形成され継続するために、たすけあいの輪を広げ、積極的に地域社会へ貢献していきます。
その一環として、「未来の子どもたちに豊かな自然を残すために、今と未来を生きる子どもたちのために」をテーマに、地域の人々がたすけあって環境を守る活動、子どもの健やかな育ちを支える活動を支援します。活動の輪が広がることにより、人と人との絆が強まりコミュニティーの形成、発展、再生につながることを期待します。
全国の環境活動および子育て・子育ち支援活動に携わるNPOや市民団体等の皆様からの多数のご応募をお待ちしております。

【助成対象団体】
日本国内を主たる活動の場とする、下記(1)〜(3)のいずれにも該当する団体を対象とします。
(1)NPO法人、任意団体、市民団体
※ 活動への参加が居住地域等で制限されている団体は対象外となります。
(2)設立後1年以上の活動実績を有する団体(基準日:2015年3月8日)
(3)直近の年間収入が300万円以下の団体(前年度の繰越金を除く)
※ 過去に全労済より助成を受けられた団体についても応募できます。ただし、直近5年以内(2010年〜2014年)に3回全労済から助成をうけられた団体は、助成対象になりません。

【助成対象活動】
(1)地域の生態系を守る活動
森林・里地里山(棚田等含む)・竹林の保全活動、水環境(河川・湖沼・里海)の保全活動、生物多様性の保全活動(絶滅の危機に瀕する動植物の保護)など
(2)低炭素・循環型の地域社会をつくる活動
自然エネルギーの普及・啓発活動、省エネルギーの促進活動、3R(リサイクル、リユース、リデュース)を促進する活動など
(3)地域の自然や環境の大切さを学ぶための活動
自然観察会、環境教育のための学習会、農業体験や棚田・谷津田の保全等を通じた地域交流など
(4)子どもや親子の孤立を防ぎ、地域とのつながりを生みだす活動
親子サロン・読み聞かせ・プレーパークなど
(5)困難を抱える子ども・親が、たすけあい、生きる力を育む活動
障害・外国籍・ひとり親家庭などの子どもや親の交流、相互支援活動など

<重視する活動>
@ 広く地域住民に対して活動が開かれ、日常的な人のつながりが生まれる活動
A 地域に密着し継続して取り組む活動
B 助成によってどう活動が充実、発展するのかが明確である活動
C (4)、(5)の対象活動については、子どもや当事者が主体的に参画して取り組む活動、子どもの自己肯定感を高める活動
注)自己肯定感とは、「自分は生きている価値がある」という気持ち。「自分の存在そのものへの自信」を意とします。

<ご注意> 以下のような活動は対象となりません。
•花いっぱい運動や公園の植栽整備等および近隣地域の清掃活動
•特定の団体・宗教の利益や教義の布教につながる可能性がある活動
•一過性のイベントとして行われる活動
•調査研究。書籍等の出版・発行
•その他「全労済地域貢献助成事業」としてふさわしくないと認められる活動

【応募期間】
2015年3月25日(水)〜 4月8日(水)必着

【助成内容】
1. 助成総額:2,000万円(上限)予定
2. 1団体に対する助成上限額:30万円
応募は1団体あたり1事業のみとなります。
3. 助成申請の対象となる費用について
旅費交通費、物品・資材・事務用品購入費など活動に直接係る経費や、人件費(謝金等含む)が対象です。ただし、人件費は助成申請額の2分の1を超えない額とします。
※ 詳しくは応募要項をご参照下さい。

【助成対象期間】
2015年7月20日〜2016年7月19日に実施する活動が対象です。

【選 考】
外部有識者や全労済関係者などで構成される審査委員会で決定します。
選考結果は、2015年7月上旬頃に全応募団体へ文書にて通知致します。

【応募方法】
所定の申請書に記入、必要書類を添付のうえ下記応募書類提出先へ各2部を送付して下さい。
持参、FAX、電子メールによる提出は受け付けておりません。

【応募要項・申請書】
ダウンロードによる入手
詳しい応募要領と申請書をこちらでダウンロードできます。
応募要項
申請書

【応募書類送付先】
〒151-8571 東京都渋谷区代々木2−12−10
全労済 総務部内 地域貢献助成事業事務局宛

【お問い合わせ先】
全労済 総務部内 地域貢献助成事業事務局
(担当 平信、斎藤)
TEL:03-3299-0161/FAX:03-5351-7772
(平日10時〜17時 土日祝除く)
電子メール:90_eco@zenrosai.coop
Posted by こんどう at 13:54 | 資金調達 | この記事のURL | トラックバック(0)
「マイプラン」づくり はじめの一歩講座終了しました [2015年03月31日(Tue)]

こんにちは、スタッフの佐藤(順)です。

今日は当センターが3月21日(土)午後1時半から3階301会議室で開いた”「マイプラン」づくり はじめの一歩講座のようすをお届けします。「自分の地域をよくしたい想いはあるけれど、何からどうやって始めたらよいのか分からない」「今の活動をもっとよくしたい」という方々へ呼びかけて開いた地域づくり講座の報告です。

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講座の開催情況

「他の地域では基本的に月1回、計6回の講座を設け約半年のお付き合いをしています。」「また会場はコンクリートの建物禁止。いわゆる会議室ではなく地域ゆかりの建物などを見つけて開くことを条件にしています。」と主宰している塾のユニークな運営方法を講師の尾野寛明さんが紹介されました。

尾野さんは、インターネットを通じた中古専門書買い取り販売を展開する(有)エコカレッジ代表やNPO法人てごねっと石見副理事長を務めています。僻地の条件を逆手にとって(ご自身談)地域資源を発掘しながら東京都と島根県を往復している多忙な事業者とのことです。また、2014年度には「無理をしない地域づくり」を掲げた実践塾を全国8地区で展開しています。

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講師の尾野寛明さん

自己紹介では、空き店舗活用、障がい者雇用の取り組みのほか、住民が高齢化したため放置された柿を代わりに採って鳥獣被害の軽減につなげた取り組みの例をあげ、見た目のプラスだけが利益ではなく、地域の困りごとを解決することがビジネスになることも示されました。

さらに、これからの地域づくりの姿として、始めから大きなことを目指すのではなく、一市民、一個人が小さな変化を起こすことで社会に大きな変化が起こせることを力説。その場合も、空き時間を使って無理せず、自分のできる範囲で携わることがポイントだそうです。

また、尾野さんは「起業にこだわらず、やっている仕事を地域づくりっぽくする感じでもいいのかな・・と思っている。」と、とかく意欲ある人ほど正面から挑もうとしてしまいがちですが、柔らかな進め方もあると気づかされた言葉でした。

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グループワーク(自己紹介、一回目発表)

スケジュールは1時間ほどの講話の後、@参加者9人が2グループに分かれて講話の感想や取り組みたいことを1分ずつ述べ合った後、A全体の前で各人が取り組みたいことをもう一度整理して発表し(4分厳守)講師にコメントをもらうワークの形で進められました。

各参加者から、これまでの取り組みや地域サロン・児童福祉などの場づくりに向けた構想、ご自身の技術を生かしてITで社会貢献ができないかなどの考えが次々に発表。

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やってみたいこと発表中

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講師の助言

尾野さんから笑顔を交えたポジティブな助言を受けることで、なごやかな雰囲気の中のびのび発表することができました。

尾野さん語録の一部です。
「(何かしたいけれど何をしていいか分らない時は)まちの端っこに出かけ、そこでがんばっている人に会ってみる。勝手に自分の師匠を作ってしまう。」
「困っていることをじゃんじゃん発表する。するとどんどんいろんな人が勝手に助けてくれる。」
「活動経費の手当ては自腹を恐れず。助成金にはしぶとく挑戦」などなど。

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講師からの助言に頷きながら固さがほぐれ。

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参加者同士での情報交流(休憩時間)

講座終了後、発表への感想や助言を箇条書きしたコメントシートをお互いに交換しました。

皆さんも、想いを形にするためご自身のやりたいことを書き出して、繰り返し直しながらいろんな所でいろんな人に発表してみてはいかがでしょうか。もちろん無理せずに・・・。またその時々に地域の人との思わぬ出会いがあるかもしれません。
次のアクションに向けた”一歩前進”を始めませんか。

◇おまけは、多賀城から一足早い花便りの写真です。

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小さな枝に咲いた桜(3月29日撮影)

当館で開催中の「デジタルフォトセミナー」講師宮城武雄さんが撮影用モデルとして用意した鉢植えの桜。桜前線の北上まであと一歩です。


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