「こどものまちin多賀城」に行ってきました! [2014年09月07日(Sun)]
こんにちは、スタッフのわたなべです。
毎週日曜日は、たがさぽの日常や市内のイベントのようすをお届けしています。 「こどものまち」って知っていますか? ……すべてが子どもたちの遊びでつくられる小さいまちのことで、このまちでは子どもたちは仕事をして給料(そのまちだけで通用するお金)を手に入れます。そして、そのお金を使い生活する中でまちのさまざまなしくみを理解していく、というものです。 そんな「こどものまち」がこの夏も、多賀城に出現しました。 8月31日(日)、鶴ヶ谷児童館。 「こどものまち」に入国した子どもたちにはパスポートと200タガ(このまちのお金)が渡されます。今回このまちには、警察署・なんでもショップ・カフェ・駄菓子屋・ゲームセンター・おばけやしきができました。これらは、小学生のキッズスタッフと学生ボランティアが事前に話し合って決めたそうです。また、これらのお店や施設で働くための方法や、給料(1回働くと200タガが手に入る)についての説明もありました。 いよいよ「こどものまち」スタート! まずはお店で働こうとする子もいれば、とりあえず手持ちのお金でものを買ったり遊んだりする子もいて、一気にまちはにぎやかになりました。 カフェに並ぶ子どもたち ゲームセンターの射的 なんでもショップのレジにて やがて、お店や施設のシフト交代の時間。それまで働いていた子は銀行で給料をもらい、次は遊ぶ側に回ります。お店では、店員さんが仕事内容を教えてもらい、さっそく仕事開始です。店員さんたちも、ただ応対するだけでなく、看板を使っての客引きやタイムサービスでの割引販売などの工夫をしていました。 また、途中でこども議会が開かれ、まちの問題点を考えました。この時には「おばけやしきで働く人の人数が足りない」という意見が出て、それ以降おばけやしきで働く人を1人増やすことになりました。 その後も子どもたちは仕事をしたり遊んだり、子どもたち同士や学生ボランティアの皆さんとお話をしたりして、まちでの生活を楽しんでいました。その中で、お金の使い方や店員としてどのように働くとよいかなど、いろんなことを学べたのではないでしょうか。 一昨年の様子 こどものまち多賀城に行ってきました 2012年08月26日(日) 一昨年の利府町こどものまち こどもがつくる小さなまち 2012年11月24日(土) ※なお、「こどものまち」については『こどもがまちをつくる〜「遊びの都市―ミニ・ミュンヘン」からのひろがり』という本が「たがさぽ文庫」に入っています。関心のある方はぜひ読んでみてください。 |