「TAGAJO Future Labo 5th season」第5回講座終了しました! [2019年11月11日(Mon)]
こんばんは!スタッフのわたなべです!! あなたの想いで地域の未来を描く TAGAJO Future Labo 5th season 11月4日(月・祝)に第5回講座を開催しました! 〜『TAGAJO Future Labo』とは〜 『何かをしたい!』と思っているけど、その“何か”が見つからない。 『自分の特技を地域に活かしたい!』けど、どうやって“活かせば”いいかがわからない。 『したいことはある』けど、なかなか“行動”までたどり着けない。 そんな想いを持つ方を対象に、一歩踏み出す・動き始めるキッカケを様々なプログラムや仲間とのディスカッションを通し一緒に見つけ出す連続講座です。 これまでのレポートはこちらからご覧ください。 ■「誰のために、何のために」 今回のトークゲストは、永谷由美さん。 「コミュニティナース温(ハル)」という名前で、仕事のあとや休日に、イベントなどで「みんなの保健室」を出展して、血圧を測りつつおしゃべりや健康に関する相談に乗る活動に取り組んでいます。 永谷由美さん もともと養護教諭になりたかった永谷さんは、助産師、養護教諭や保健師として医療や福祉の現場で働いてきました。その中で自分の立ち位置について考えていた時、「コミュニティナース」という生き方に出会います。 「コミュニティナース」とは、病院の中などにいる看護師とは違って、活動場所は「住民のかたわら」。永谷さん曰く「全人的健康を後押しする、お節介な医療人材!」だそうです。 活動を通して関わった人が、元気になったり笑顔であってほしいと考えている永谷さん。どこの場でもたくさんの笑顔に出会うことができたそうです。また、血圧を測りつつお話を聞く中で実際にあったエピソードを紹介してくれました。 とある自営業者の方が健康診断を受けていない話を聞き、理由を聞いたところ「悪い結果が出るのが怖い」と言っていました。そこで、健康を保つことの大切さを話したところ、その後は健康診断にも行って、自分でも普段から気を使うようになったそうです。 また、活動の様子のお話のあとに、大事にしていることをお話いただきました。 「誰のため、何のためにやっているか。活動の本質がぶれないように」 「パフォーマンス的なものは嫌」 「自己犠牲ではなく、進んで『手伝いたい!』と思えるように。そして自分も笑顔に」 受講生のみなさんは、永谷さんの取り組みや地域への寄り添い方に聞き入るとともに、「自分の近くにこのような人がいたらなあ〜」という声も聞かれました。 永谷さん、貴重なお話ありがとうございました! ★永谷さんの取り組みについては、こちらのインタビューもご覧ください。 インタビュー記事(「みやぎのみなみ」ウェブページより) ★コミュニティナースについてもっと知りたい方は、こちらのページをご覧ください。 コミュニティナースとは(コミュニティナースPJのウェブページより) 休憩中に、急きょ「みんなの保健室」を開設。受講生やスタッフの血圧を測っていただきました。 ■想いを3分で話す 後半は、プログラムアドバイザーの津川さんのお話のあと、受講生の皆さんの発表です。 今回は、事前に3分で自分の「想い」や「取り組みたいこと」を原稿にまとめてくるという宿題が出されており、その原稿に沿って発表しました。 プログラムアドバイザーの津川さん(一般社団法人チガノウラカゼコミュニティ代表理事) 前回第4回講座での発表ではまだ迷いの見られる方も多かったのですが、今回、誰に向けて伝えるかを考えた上で、大事な部分や軸となる部分をまとめてきたからか、だいぶ分かりやすい発表になっていました。 発表の様子 発表のあとには、永谷さんと津川さんからのアドバイスタイムもあり、ここでのやり取りで新たな発見があった受講生もいたようでした。今回のアドバイスや気づきも参考にしつつ、次回の発表へとつなげていくことになります。 ■そして次回は、発表会! 第6回目講座は、公開での発表会となります。 ・日時:2020年1月19日(日)午後 ・会場:たがさぽ ・内容:受講生の発表、ゲストトークなど ・その他詳細は、決定次第お知らせします。 受講生の皆さんが半年かけて深めてきた「想い」やそこから気づき、考えた「取り組みたいこと」を発表します。多くの方に聞いていただきたいと思っていますので、ぜひお越しください。 よろしくお願いいたします! |