データで見る多賀城 〜多賀城の子どもの推移〜 [2019年03月26日(Tue)]
こんにちは、スタッフの武内です。
これまで、『データで見る多賀城』では高齢者に関する情報がやや多めでしたが、今回は子どもに関するデータをご用意しました。 元となるデータは国勢調査の結果と社人研の将来推移を使用しています。 なお、データでは2020年と2025年のデータも掲載していますが、こちらは過去の数字をもとにスタッフが予想した数字を一部掲載していますのでご了承ください。 ◆多賀城市の子ども(20歳未満など)の推移 ※pdf形式→★★★ いかがでしょうか?2005〜2025年の5年区切りのデータですが、多賀城の子どもの人数は毎回減少していることが分かります。 気になる部分としては、2005年と2010年を比較した場合です。 多賀城の総人口は2005年より、2010年の方が若干多くなっています。 しかし 子どもの人数は14歳以下、19歳以下ともに2005年の方が2010年より多いという結果です。 次に世帯数でも子どもの状況を見ていますが こちらは18歳未満がいる世帯の数を算出しています。 多賀城市の世帯の総数は、2010年から2020年は24,000世帯(一部予想を含む)を超えていて、現在ピークを迎えていると言えます。 しかし、18歳未満がいる世帯数で見てみると2005年から減り続けていることが分かります。 こうした中で、ひとり親世帯である母子、または父子世帯がどのように推移しているのかをまとめてみました。 ちなみに、母子世帯や父子世帯については以下のように定義されています。 ======================== 国勢調査における「母子世帯」とは,世帯の家族類型の「核家族世帯」に含まれる「女親と子供から成る世帯」のうち,未婚,死別又は離別の女親と未婚の20歳未満の子供のみから成る世帯と定義している。したがって,20歳以上の子供が1人でもいる世帯や,父親の単身赴任や長期出稼ぎなどによって,調査時に女親と子供のみとなっている世帯は含めていない。 なお 平成22年(2010年)の結果では前述の「母子世帯」のほか,未婚,死別又は離別の女親とその未婚の20歳未満の子供及び他の世帯員(20歳以上の子供を除く。)から成る世帯についても「母子世帯(他の世帯員がいる世帯を含む)」として集計している。 ======================== こうしてみると世帯数の増減に関わらず 母子世帯は総世帯数の約2% 父子世帯は総世帯数の約0.2% ほど居ることが分かります。 いかがでしょうか? 時間経過で追ってみると、少子化と言われている状況がより具体的に見えてきます。 また ひとり親世帯は多くはありませんが、反面、総人口や総世帯数の増減に関わらず、ほぼある一定の割合であることも見えてきます。 こうしたをデータを見ていただくことで、地域や社会のこれからを考えたり、他の方と対話をするきっかけとなれば幸いです。 ※お願い※ 本ブログの画像データの記載内容に関するお問い合せは、多賀城市市民活動サポートセンターにご連絡ください。 ・TEL:022-368-7745 ・eメール:tagajo@sapo-sen.jp |