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データで見る多賀城 〜就業者数でみる地域・社会の変化〜 [2018年10月02日(Tue)]
こんにちは、スタッフの武内です。

今回は「働く人たちに変化はないか?」という視点から、多賀城市に暮らす人たちの就業者数と、その人たちがどんな産業で働いているかについてのデータです

今回のデータは以下のリンク先を元に作成しています。
 ●国勢調査の結果(e-Stat(政府統計の総合窓口より))

まずは、就業者数と就業先を産業別に分類した結果をまとめたものです。

◆2000年における多賀城市の15歳以上就業者数
01-tagajo2000-syurou.jpg
(上の表をクリックすると、少し大きく表示されます)

表の左端が産業大分類で分けられている名称です。
その内
緑色の名称が第1次産業
青色の名称が第2次産業
赤色の名称が第3次産業
として区別しています。

◆2015年における多賀城市の15歳以上就業者数
02-tagajo2015-syurou.jpg
(上の表をクリックすると、少し大きく表示されます)

こちらが2015年の国勢調査における就業者数の結果です。
大きな違いとしては、産業大分類の数が増えています。
2000年では、第3次産業で「サービス業」となっていた分類が細分化されたと考えられます。
それだけ「サービス業」の内容が多岐に渡り、その結果として、私たちの暮らしの利便性が向上していると言えるかもしれません。

その他にも、第1次産業では2000年で農業と林業は別表記でしたが、2015年では農業と林業が合計された人数で表記(その下に農業のみ人口あり)されていたり、第2次産業では2000年で「鉱業」となっていますが、2015年には「鉱業、採石業、砂利採取業」で表記されていたりと、表記に違いが出てきています。

さて、これらの結果から大まかな傾向として、多賀城市で暮らす人たちの就業先の産業としては、第3次産業が圧倒的に多いことが見えてきます。


◆多賀城市の第1〜3次産業就業者数の比較
03-tagajo_1-3sangyousyurou.jpg
(上の表をクリックすると、少し大きく表示されます)

変化を比較するため
産業大部類をさらに集約して第1〜3次産業とし、2000年と2015年を併記、更に就業者数は男女とその合計をまとめて表にしています。

表の数字の単位は“人”で数字の後ろにある括弧は2000年・2015年の多賀城市における総就労者数のうち、どの産業にどのくらいの方が就業しているかを割合で示したものです。
なお、第1〜3次産業は大まかに次のような区別となっています。
・第1次産業
→自然界から作物を作ったり、採取したりする産業。
・第2次産業
→自然界の物を使って加工する産業で、工業や建設業などが当てはまる。なお鉱業も該当する。
・第3次産業
→第1・2次産業のどちらにも当てはまらない産業。

表の内容を見てみると
第1次産業に就いている人は多くなく(全体の1%)、更に2000→2015年にかけて第1次産業の就業者数はわずかながら減少しています。

第2次産業に就いている人は就業者数の20%ほど。また2000→2015年にかけては約24%→20%に減少し、特に女性の割合(約18%→12%)が減っている。

第3次産業に就いている人は約75%で、総割合は2000→2015年にかけて大きな変化はない。ただし男女別で見てみると、男性の割合は2000→2015年で70.9%から68.9%と減少したが、女性の割合は2000→2015年にかけて80.4%→83.3%に増えている。

上記のような状況が見えてきます。


◆多賀城市の就業者数と人口の比較
04-tagajo_sangyou-jinkou_hikaku.jpg
(上の表をクリックすると、少し大きく表示されます)

最後にご紹介するのは、多賀城市の人口と就業者数の比較をまとめたものです。
注目する点は、2000→2015年多賀城市の人口は61,457人から62,096人と639人増加していますが、就業者数は1,475人減っていることです。
更にその内訳を男女別で見てみると
男性は2000→2015年で人口は31,337人から31,050人と287人ほどの減少です。しかし、就業者数では19,334人から17,396となっていて1,938人(約2000人)減少しています。

対して

女性を見てみると2000→2015年で人口は30,120人から31,046人と926人増加しています。また就業者数も11,603人から12,066人と463人増加しています。

この結果から

男性の就業者数減少は定年による退職者増の影響が考えられます。
また、徐々にではありますが働く女性も増えてきていることが伺える、と言えるのではないでしょうか。


これまで様々なデータをご案内してきました。
データをご紹介する目的としては
・多賀城に目を向けたり、興味を持つきっかけになればよい。
・これまで(2015年以前)と、これから(2015以降)の地域や社会の違いが分かる。
こうしたことをお伝えできればと考えています。

今回のデータでも
●人口が増えたからといって必ずしも就業者が増える訳ではない
●2000年からすでに就業者の多くは第3次産業で働いている人が多い
●女性の働く人が増えてきている
●そもそも働く人が徐々に減ってきているのでは?
などの地域や社会の変化
が見えてきています。
こうした変化を踏まえたうえで、地域づくりを考えることが今後はより一層、必要になるといえます。


※お願い※
本ブログの画像データの記載内容に関するお問い合せは、多賀城市市民活動サポートセンターにご連絡ください。
・TEL:022-368-7745
・eメール:tagajo@sapo-sen.jp
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