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【ブックレビュー】私の大事な場所 [2018年07月03日(Tue)]
こんにちは、スタッフの櫛田です。
今回は、たがさぽ文庫(たがさぽの貸出図書)の中からオススメの1冊をご紹介いたします。

私のだいじな場所
公共施設の市民運営を考える


編集:協働→参加のまちづくり市民研究会
発行:特定非営利活動法人市民活動情報センター・ハンズオン埼玉
発行日:2007年10月5日



この本の副題に「公共施設」とあります。「公共施設」というとどんなイメージをお持ちでしょうか。行政やあるいは行政から委託を受けた団体が管理している施設、たとえば図書館とか公民館とか体育館とか・・・。

「公共」っていうのは、漠然と「みんな」というイメージがある方も多いと思います。「公共施設」つまり「みんなの施設」をつくりましょう、管理しましょうといっても、結局誰がつくるの?管理するの?ということになります。そこで、行政が「公共施設」をつくり、行政や委託を受けた団体が管理をするわけです。

しかし、ここからが大事なところです。では「みんな」を代表して行政や委託された団体が管理する「公共施設」が本当の意味で「みんなの施設」になるとは限りません。

たとえば、公民館や児童館などで、子どもの保護者から「この段差から子どもが落ちたら危険」「木があるけど子どもが上ってケガをしたらどうするの」と意見が挙がったとします。管理者は、安全に配慮して段差や木をなくしたり、近寄らないよう張り紙や柵を設置していけば安全面の配慮は進んでいきます。一方で、「子どもたちにのびのび遊んでほしい」「こういうことをしたら危ないというのを自ら学んでほしい」という意見もあります。

大事なのは、こうしたさまざまな意見をしっかり交わしていくことなのだと思います。言われたから、とすぐに管理者が決まりや禁止事項を増やしていくのではなく、そこに関わる人達(管理者だけでなく施設をつかっている人達や地域の住民)も交えて、その施設のあり方・使い方を丁寧に話し合っていく、それが「みんなの施設」です。

利用者=お客様となってしまうことにも触れています。本来であれば「公共施設」は、利用者や地域住民の多様な関わり方があってよいのです。単純に施設を使う利用者という関わりはもちろんですが、施設のあり方を考える、何か事業などを実施する時に一緒に汗をかいてくれる、こうした関わり方があるのも「みんなの施設」となるために大事です。
管理者は何かをやってあげる人、利用者は何かをやってもらう人という関係だけではもったいないですよね。

最初の方に「公共施設」のイメージとして「行政やあるいは行政から委託を受けた団体が管理している施設」と書きましたが、実は公営でも民営でもよくて、大事なのは利用者にとって多様で主体的な関わりがあるかが「公共施設」のポイントです。

本書には、そんな「公共施設」を生み出していくための事例、ヒントが詰まっています。実際に公共施設の運営に携わる人はもちろんですが、もっともっと公共施設を活用したいという方にもオススメです。


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


この本の編集長 西川正さん認定NPO法人ハンズオン埼玉理事)が、たがさぽの10周年記念イベントのトークゲストとして登場します!
7月22日(日)開催です。

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みなさんぜひご参加ください!
「たがさぽ10周年記念イベント うれしい・たのしいから見つける未来のカギ」詳細はコチラ
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