こんにちは、スタッフの佐藤(加)です!
毎週木曜日は、市内外の取り組みや団体についてご紹介しています。
今回は、10/17(土)におじゃましてきました、多賀城市東田中南自治会で取り組んでいる
「サタデーモーニングカフェ」をご紹介します!
サタデーモーニングカフェは平成20年度にはじまりました。
2ヶ月に1度程度の土曜日の朝(8:30〜10:30)、集会所がカフェのように開かれ、淹れたてのコーヒーや焼き立てのパン、サラダなどのお惣菜が並びます。
参加者は参加費100円でビュッフェスタイルの朝食を楽しむことができ、
毎回50名以上が参加する、自治会恒例のイベントとなっています。
ゆったりと朝食を食べる、オープン時間内でおしゃべりを楽しむ、朝食を食べながらちょっとした打ち合わせをするなど、みなさん自由に時間を過ごしていました。
席は相席となっているので、「どこの棟に住んでいるんですか?」という会話などから、
はじめて顔を合わせる方とも気軽に話しをするきっかけにもなっているそうです。
集まったついでに、来月から始めようと考えている企画を話し合う姿も。
東田中南自治会は集合住宅で構成された自治会です。
高齢化が進んできたこともあり、
家の中にこもりがちになる高齢者も外に出てきやすい場をつくり、
地域内での孤立を防ごうと考えたのがはじまりでした。
サタデーモーニングカフェをはじめて7年。会場内では、
交流やお子さん連れでの参加者も増え、年々にぎやかになっているそうです。
運営は自治会の福利厚生部をはじめ、卓球同好会や食生活改善推進委員の方といった
自治会役員だけではない有志の方々にもお手伝いいただき、おこなっているとのこと。
長く続いてきた秘訣の一つに、
「スタッフも参加者も疲れない企画づくり」がポイントだと、福利厚生部長の加覧さんはおっしゃっていました。
カフェが終了したあとには、運営したスタッフで反省会をおこない、次回のことをみんなで決めています。
集会所の調理室。お母さんたちがパンやお惣菜の準備をしたり、使い終わったお皿を洗ったりと会を支えていました!
会場のコーヒーブースでは、お父さんたちがコーヒーを淹れてくれました!
安心安全に暮らせる地域を目指し、
「地域の中での顔が見える関係づくり」に取り組む自治会・町内会は多いのではないでしょうか。
運営する側も参加する側も無理なく続けられるように、「楽しみながら」「できる範囲で」できることがポイントの一つとなりそうです。
今回のサタデーモーニングカフェには、高橋東一区・東二区の区長さんたちも見学に来ていました。
「ご近所の町内会ではどんなことをしているのかな〜」と、伺ってみるのもいいかもしれません!
見学ついでに、お互いの自治会・町内会の取り組みを情報共有も。
「地域に暮らす誰もが気軽に集まることができる場づくり」をお考えのみなさま、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか!