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田園の春 [2015年03月22日(Sun)]
こんにちはスタッフの佐藤(順)です。

毎週日曜日はたがさぽの日常や市内イベントのようすを掲載しています。


今週は市街部から少し西へ離れた山王地区でみかけた農村の風景などをご紹介します。


「ピーキキョキッョ」

新米のうぐいす?隣家の梅の木のさえずりを夢うつつで聴きながらスタッフ佐藤は目を覚ましました。

ふと時計を見ると、春眠暁を覚えずの諺どおりもはや日は高々と。

あるいは、改装された多賀城市ホームページを昨日閲覧して目に入った春の便りが麗らかに刷り込まれていたせいかもしれません。

あわてて身繕いして出勤しました。


多賀城市のホームページ記事「たがはぴdays」風景−春の訪れ、あと少し はこちらから



さて、さすがに3月下旬に入り多賀城も春の支度にとりかかる季節になり、人も暮らしも動植物もそわそわとし始めています。

スタッフ佐藤もようやく緩んだ陽気にさそわれて多賀城の農村地帯を歩いてみました。

場所は山王地区。

幹線道路や鉄道に囲まれてはいますが、市の産業を支えてきた純農村の風情を今に残しています。


1.JPG

田起こし前の田園風景(3月16日撮影以下同)


2.JPG

水温み始めたあぜ道で


3.JPG

畑を柵囲いした馬場でみかけた馬


春風駘蕩の「駘」の文字は馬がくつわをはずしてのんびりする様ですが、それはともかく、暖かな日差しの中で優しい目を向けてくれました。


4.JPG

円筒形に括られた稲の束、飼料用として保管されます。


多賀城の農家数は334軒うち専業農家は42 で、5億1千万円の生産を上げているそうです。

お年寄りから多賀城でもかつては農耕馬をつかって作業するさまが見られたとお聞きしたことがあります。

砂押川の流域で自然と共生しながら営まれてきた生業は、地域の暮らしを支えてきたと同時にふるさと多賀城の原風景でもあったようです。(※統計年次の関係で農家数はH22、生産額はH18年のデータ)


5.JPG

圃場の片隅で枯れていた蒲の穂


茶色のソーセージに似た蒲の花穂は夏から秋にかけて池や沼などで群生して見られます。

遠い昔、用水掘りを築き田に水を引いて湿地を開墾した名残かもしれませんね。

(「くらしと農耕」と題した多賀城史遊館の企画展示は3月22日で終了となりますが、歴史に培われた地域の資源に関心のある方は開催内容などお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。)






おまけの写真は、大代地区で開かれた公民館まつりでのパンアート展示作品です。


6.JPG

一足早く開花した桜(3月15日撮影)


イベントは大代地区コミュニティ推進協議会(同公民館の指定管理団体)が開いたもの。

当日は歌あり踊りあり、趣味サークルの展示ありでおおいに賑わいました。


情報はこちら 多賀城市ホームページから「大代地区公民館まつり」と入力してご覧ください。

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