多賀城をアーカイブする! その2 [2014年02月23日(Sun)]
こんにちは、佐藤です。
今週は2月8日(土)に、多賀城市中央公民館で開催した 第2回 写真で見つける 昭和の多賀城講座 の様子をお届けします。 ●第1回目の報告はコチラから https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/1149 ■第2回目の様子 「こんな時があったんだ」 「この場所はわかる、国道45号線を桜木に向かう辺りだ」 などなど、プロジェクターに映しだされた多賀城市内の昔の写真を眺めながら、講座の参加者6名が代わるがわるに感想や思い出した地名などを述べ合いました。 今回の講座も前回に引き続き、佐藤正実さん(NPO法人20世紀アーカイブ仙台/副理事長)に講師をお願いして、一枚の古い写真から何が読みとれるのか、どのように活用できるかなどを学びました。 会場の様子(手前が佐藤正実講師) 講座は次の順番で進めました。 @始めに前回のおさらいとふりかえり 写真は上映や展示して、みんなで見ることができること 集めた写真を書籍やDVDなど、形として残して後の世代に伝えられること 個人の思い出が地域全体の思い出として共有することができることなど。 A多賀城の昭和時代の写真約70枚を映して気づくことをフリートーク 写真を見て覚えていることをみんなで出し合うことで、当時の様子がよりハッキリ思い出されました。 当時を知らない参加者には多賀城の昔を知ることができて新鮮な驚きがありました。 B昭和30年頃の暮らしを写した8ミリの上映(仙台の例) 祭りや行事の際の子どもを映したものですが、映像中の表情や背景から当時の暮らし方や時代の共通の姿が伝わってきました。 「後世に記録を残していくことが大切」と佐藤さん 参加者は「なるほど…」の表情です 多賀城に詳しい参加者からの気づいたお話しや意見も C写真の収集や活用などについて意見交換 佐藤さんからは、写真などの映像資料によって市民目線での地域の歩みや暮らしの姿を知り、情報を共有することで世代間の交流のきっかけになること、地域の連帯感を強めるきっかけになることもお話いただきました。 また、写真からいろんなことが分かることに気づいた参加者からは、「講座をもう少し続けられれば…」との感想も聞かれました。 会場に掲示した昭和の多賀城 たがさぽでは、今回の講座をきっかけに集まった写真を展示する計画です。そのため、継続して昭和の多賀城の写真を募集していますので、ご自宅のアルバムなどに写真がございましたらご協力・提供をお願いいたします。 |