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日本・ブータン共催ヒマラヤ薬草シンポジウム報告 [2006年10月02日(Mon)]

ヒマラヤ薬草シンポジウムが終わった。やっぱり薬学といった専門外の分野ともあって自分にとっては漠然とした感じでした。ブータン人スタッフ達も初めての経験という事もあり特に伝統医達には難しかった。さておきシンポジウム前日に自分で企画した伝統治療院のスタッフを対象としたサブセッションは盛り上がりました。薬の世界とは別に我がITMSに紹介したい内容を盛り込みました。

最初のスピーカーはヒマラヤ全域でチベット医療の復興に努めておられる「NPO法人開発と未来工房」代表・鎌田陽二さん。ご自身の実践を体系立てて説明されたチベット医学復興のための講演にスタッフ一同「目から鱗」といった状況でした。

2番手にはインドのダラムサラ・メンツィーカンにて外国人で初めてとなるチベット伝統医師を目指す小川康さん。流暢なチベット語にて本業の薬剤師としての立場からチベット医学の将来を語って頂きました。

そして最後に日本刺絡学会副会長の石原克巳さん、矢田修さん、山崎道広さん、Todd Lakesさん4名の鍼灸師による実技デモンストレーション。ブータン伝統医学にも馴染みの深い瀉血(悪い血を出す)療法を中心に洗練された技をご披露。医療の根元である手をつかった医療の大切さと可能性について示唆してくれました。
全体を通してブータン人スタッフにはちょっと難しかったかなとは思いますが、凄いなあ!と思ってくれたら御の字です。まずはそこからですよね。
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