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外国人のための漢字教室 (07/20)
安井 大相
外国人のための漢字教室 (07/09)
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「多文化な職場」啓発チラシ [2009年04月17日(金)]
昨年度に大阪市との協働で実施した「多文化な職場」づくりのための基礎講座の第2弾青果物として、啓発チラシが完成しました。






大阪市外でも配付できます。
ご入り用の方は、下記までご連絡ください。郵送します。

特定非営利活動法人多文化共生センター大阪
〒532-0011大阪府大阪市淀川区西中島4-6-19 木川ビル5A
TEL:06-6390-8201  FAX:06-6390-7850
e-mail:osaka@tabunka.jp
担当:山本

Posted by 多文化大阪 at 11:40
「多文化な職場づくり」のための基礎講座終了報告 [2009年03月27日(金)]
多文化共生センター大阪の山本です。

今日、昨年の12月から怒濤の連続4回、3会場で実施した『「多文化な職場づくり」のための基礎講座』の事業報告をしてきました。
大阪市NPOからの公募提案型事業と言うことで、「職場での多文化共生」をテーマにした協働事業です。

報告会では本当に短い時間しかプレゼンをすることはできませんでしたが、選定委員の方達からは、「これからますます必要になる視点」「新しい切り口であるがゆえに参加者は少なかったものの、今後の展開に期待」といった講評をいただきました。

講座自体は2月に終了していますが、このブログで掲載した講座の報告に加え、各回の資料をまとめた報告書を作成ました。
大阪に限らず、どの地域でも「職場での多文化共生」をテーマに取り上げていただきたいと思っています。


また、講座だけで終わらず、多くの人に感心を持ってもらえるように啓発チラシも作成しました。印刷が終わっていませんが、他府県や大阪以外の市町村でも配付したり、参考にしていただければと思います。
改めて、どのようなチラシが完成したのか報告します。

Posted by 多文化大阪 at 20:19
【講座記録】第4回「多文化共生社会の実現に向けた企業の役割」 [2009年03月05日(木)]
4. 摩擦対応のステージを理解する
 摩擦対応を3つのステージに分けて確認してみましょう。

 現在の多文化な職場で見られる対応の多くは「後の先(仲裁)」であることが多いようです。この時点では、すでに何らかの摩擦が起こっている状態です。ある外国人従業員との摩擦が生じた場合に、他の外国人従業員にまで摩擦が広がらないように、被害が拡大しないための対応も必要になります。未然防止できるのが、スムーズな職場のためには重要ですし、労力もかからないことになります。
 どのステージでも共通して大切な「聞く(傾聴)」「情報提供」について、理解を深めましょう。


●聞く(傾聴)
 「聞く(傾聴)」というステップは、コミュニケーションの中で意識しているかどうかにかかわらず、かかってしまったブレーキを外す作業です。コミュニケーションスキルのMirroringに「Clarifying(明確にする)」というスキルを加えていきます。「確認」を繰り返し磨きをかけ、不明な点を明確にしていきます。「Mirroring+Clarifying」は、4つのステップをイメージするとわかりやすくなります。

(例)後の先のMirroring+Clarifying
ある日本人従業員が相談をしてきた。かなり怒っている。「肩をたたいただけなのに、セクハラだと言われた。ちょっと神経質なんじゃないか?」


●情報提供
 会社の仕組みや契約・ルール、決定権を持っている人は誰か、お互いの立場の違いなどの情報提供は、会社のスムーズな運営の上で欠かすことはできません。
 外国人従業員にとっては、自分の国とは違う習慣やルールがある場合があります。「これをしたらどうなるのか?」「このルールはどういうことなのか?」ということが明確になっていないことで、不安を抱えたり、摩擦を生んだりすることがあります。
銀律    … 人にしてほしくないと思うことは、人にしてはいけない。
黄金律   … 自分がしてほしいと思うことを人にする。
プラチナ律 … 人が扱ってほしいように扱う。わからないことは聞く。

 銀律は、「当然のこと」と感じる人が多いでしょう。黄金律は、優れているように感じますが、多文化な職場においては、日本人従業員がしてほしいと思っていることと、外国人従業員がしてほしいと思っていることが、必ずしも一致しないケースがしばしば出てくるはずです。その逆もあります。
 そうなると「人が扱ってほしいように扱う。わからないことは聞く。」というプラチナ律を、職場に導入する必要があります。

(例)社員の慰安旅行の積立金
 A会社では、毎月給料から慰安旅行の積立金を天引きしている。B外国人従業員は、なぜ天引きになるのかがわからなかったので、積み立てを断っていた。恒例の慰安旅行の時期が来たが、B外国人従業員は積み立てをしていなかったので、旅行に参加することができなかった。

プラチナ律を使う
「みんなで慰安旅行に行くために、給料から天引きで積み立てをしているが、あなたはどうするのか?」
情報提供
・年に1度、みんなで旅行に出かけるための積立金であるという情報提供
・積み立てをしていなかったら、旅行に行けなくなると言う情報提供
プラチナ律を使う
「あなたは、給料からの天引きで積み立てをしますか?」


 採用、就業、評価など様々な場面で、プラチナ律を使うことで、適切な情報提供が可能となり、摩擦を軽減することができます。


(終わり)
Posted by 多文化大阪 at 18:35
【講座記録】第4 回「多文化共生社会の実現に向けた企業の役割」 [2009年03月05日(木)]
2月20日を持って、全ての講座を修了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

第1回実施報告はこちらから(外国人を取り巻く状況について)
第2回実施報告はこちらから(企業が知っておくべき制度〜在留資格を中心に)
第3回実施報告はこちらから(「『多文化な職場』における異文化理解について)


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第4回
「多文化共生社会の実現に向けた企業の役割」

トーマス・グロエンダル氏

1.講師の異文化体験
 私は、アメリカミシガン州の出身です。2000年7月にJET(「語学指導等を行う外国青年招致事業」The Japan Exchange and Teaching Programme)から大分県佐伯市(旧鶴見町)に派遣され、国際交流員として活動の後、留学生の多い立命館アジア太平洋大学の学生課に勤務しました。

 大学での勤務では、多様な国からきている留学生のトラブルにも、数多く出会いました。「●●国の留学生だから」という対応では解決することはできず、留学生とのきめ細かなコミュニケーションが求められる職場でした。

 異文化職場体験や国際理解アドバイザーとしての経験から、「多文化な職場で使える技術・考え方」を提示していきます。


※講座では、言葉を発音しないコミュニケーションの体験ワークショップを使ってグループ分け行っています。


2.外を知るために内を知る/自分の感覚を知る
 様々な背景を持つ人のいる職場では、「相手の背景を考えてみること」が大切であることを、第3回の講義で学びました。相手を知る(外を知る)ことのファーストステップは、自分を知る(内をしる)ことです。そこで、「多文化な職場」に対する自分自身の感覚を確認してみましょう。

【質問】
(1)自分の団体で外国人を雇用している。常に一緒に仕事をしている。
(2)将来、外国人と常時一緒に仕事をすることになる(と思う)。
(3)将来、自分の部下に外国人がいると考えられる。
(4)将来、自分が外国人の下で仕事をする可能性が高いと思う。
(5)自分の子どもが、外国人の下で仕事をする可能性が高いと思う。


 外国人と一緒に仕事をすることは考えられても、上司が外国人であることは想像しにくかったり、一方で子どもの世代になると「外国人上司−日本人部下」も珍しくないのではないか?と無意識に感じているようです。「多文化な職場」は確実に現実のものとなるでしょうから、いかにスムーズに職場を作っていくのかが大切になります。

●「多文化」な状態を生み出す要素を知る
 第3回の講座でもあったように「多文化」な状態は、様々な要素に起因します。一番大きな要素としては出身国、小さな要素としては個人ということになるでしょう。では、具体的にどのような要素が考えられるのか、全員で出し合ってみます。

※参加者で10個を目標に要素を出し合った。

(例)生命価値観のちがい
 ある工事現場での事例です。海外の企業がある国で現場を持つことになり、現地で従業員を採用しています。ところが、企業の本社のある国とこの国では生命価値観(=生命の維持、安全に対する価値観)に違いがありました。非常に危険な現場であるにもかかわらず、一度二度の説明ではサンダルで現場にきたり、ヘルメットをかぶらない従業員もいます。事故が起きてからでは大変なので、とても厳しい説明が必要でした。

 個人の生命価値観も、環境によって変わります。平均余命の低い環境で育ったひとは、危険性に慣れていて、当たり前と思って、職場安全にルーズな態度を示すことがあります。例えば、独身であったものが結婚し、家族を持つと、「家族のためにも自分の身を守らなければならない。」という認識に変わることが多くあります。

 「多文化」な状態を生み出す要素は様々ですし、状況によっても変わってきます。全てに一つ一つ対応することは難しいことです。
 そこで、「多文化な職場」で有効となる手法を考えていきましょう。


3.「多文化な職場」の道具箱
 様々な要素で起きてしまう「多文化な職場」での摩擦を回避したり、軽減したりするにはどうすればよいでしょうか。摩擦が起こる大きな原因の一つにコミュニケーションの問題があります。この問題を考えるときに「あなたが相手から受け取った反応が、あなたのコミュニケーションの成果である」と言うことを忘れてはいけません。
ここでは、摩擦を回避するための3つの方法を紹介します。

●Mirroring(鏡)
 相手の言ったことを繰り返して互いに確認し合う手法です。摩擦の未然防止の“技”になります。

(例1)
日本人上司と外国人の部下が、明日から出張することになった。今まで待ち合わせが上手くいかないことが度々あった。
上司:明日の出発は8時だよ。だから、15分前に駅の駐車場で待ち合わせよう。
部下:課長が、駅の駐車場で7時45分に待っているのですね。駅の南側の駐車場ですか?それとも、北側の駐車場ですか?
(例2)
工場で大きな音がした。しばらくして、外国人の従業員がこちらにやってきた。
従業員:すみません。足が痛いです。
上 司:どうしたんですか?足が痛いの?膝が痛いの?
    (自分の足や膝、腰などを手で指し示すゼスチャーをつけながら

 例1では、部下が上司の指示を確認しています。
 例2では、上司がゼスチャーをつけて、足のどこが痛いのかを確認しています。これは、日本語の表現が不十分な外国人従業員が、「膝」を「足」と表現していたり、「腰」という単語を間違えて「足」と発音してしまった可能性を確認しています。


●用語集
 職場では、しばしば同じ物事に対して、違う表現を用いることがあります。日本語が熟練していない外国人従業員の場合、複数の表現が混在すると、非常にわかりにくく誤解や摩擦を生みやすい状況になってしまいます。

 例えば「ねじ」という単語に対して、「スクリュー」「●●番(製品名)」などの表現が考えられます。学習用のテキストで出てくる日本語と、職場で使われる日本語は違いますし、方言などもあります。職場で使われる日本語の用語集を作成することは、スムーズなコミュニケーションに有効です。
 また、職場の多言語化、絵や写真を活用することも大切です。

●High Context と Low Context
 日本はとてもHigh Contextな社会です。「10全てを言わなくても、3まで言えばわかる」という状態です。裏を返せば、言葉だけ(3まで)を知っていても10まではわからないと言うことになります。
 一方、Low Contextな社会では「10全てを伝えなければわかってもらえない」ということになります。

 職場では、Low Contextである方が、誤解や摩擦を生まずにすみます。High Contextの例を確認しましょう。

【High Contextの例】
職場での服装
「当社にふさわしい服装」「営業にふさわしい服装」とは、どのような服装を示しているでしょうか。
出勤時間
始業時間が9時にもかかわらず、1時間も前に出勤する人がいるのはなぜでしょうか。1時間前に出勤しなければならないのでしょうか。
昼休みの使い方
1時間の昼休みがあります。午後の仕事に間に合うならば、ゆっくりと食事をしたり休憩を取りたいのですが、周りの人たちは、食事が終わるとすぐにデスクに戻ってきます。
職務分担
仕事がたまっている人を手伝っている人がいます。私に与えられた仕事ではないのですが、どうすればいいでしょうか。


つづき


Posted by 多文化大阪 at 17:56
【講座記録】第3回「多文化な職場」における異文化理解について [2009年02月09日(月)]
1月22日、27日、28日に、「多文化な職場」づくりのための基礎講座の第3回講座を行いました。
今回は、「多文化な職場」における異文化を考えるとき、何に着目すればよいだろうか?という異文化理解がテーマです。
身近な異文化に気づく第3回から、第4回のワークショップへとつながっていきます。

第1回実施報告はこちらから(外国人を取り巻く状況について)
第2回実施報告はこちらから(企業が知っておくべき制度〜在留資格を中心に)

※クレオ北、クレオ南は、定員に余裕があります。
第4回のみの参加も可能です。参加を希望される方は、多文化共生センター大阪(TEL:06-6390-8201)までご連絡ください。
プログラム・日程の確認はこちらから

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第3回
「『多文化な職場』における異文化理解について」

特定非営利活動法人多文化共生センター大阪 副代表理事 堀西雅亮

1.「摩擦」「誤解」について
 多文化な職場で起こる異文化摩擦を考えるとき、「Aという事象に対してはA´」という決まった対応がされれば良いのでしょうか?「何故A´という対応に帰結するのか」というプロセスの中で、多文化な職場や異文化摩擦を考えていく必要があります。第3回目の講座では少し広い視点で、異文化摩擦をとらえていきます。

<自己紹介>
各テーブルには、子どもや出身の違う外国人など「多文化」な人たちが集まっていると仮定して、名札に名前を記入し、簡単な自己紹介を行う。
自分の伝えたいことが相手に正確に伝わるように意識をする。

●メッセージを発する、メッセージを受け取る時の互いの背景を考える
<事例1>AさんとBさんの会話
A:これはとても大切なことですね。
B:そうですね。とても大事なことです。
A:仕事をする上では欠かせないことですね。
B:そうですね。仕事をする上では困りますね。
A:困る?確かにこれはちゃんとやってないと困ったことになりますね。
B:ちゃんとやってないと?というよりも、こういうことだとちょっとねぇ。人間関係ですね。
A:人間関係?人間関係にもつながるかな?やはり前もって準備しておくことが大事ですね。
B:前もって?これはその場で感じることですよ。
A:その場で感じていたら遅いですよ。これは命にかかわることです。
B:命に関わる?
 AさんとBさんが「KY」について話をしていますが、スムーズなコミュニケーションではありません。Aさんは「KY=危険予知」、Bさんは「KY=空気が読めない」だと思っています。2人の背景を考えてみましょう。Aさんは、工場などの現場にいることが多い人かもしれませんね。Bさんは、高校生くらいのお子さんがいて、普段から良く子どもと話をしているのかもしれません。それぞれの背景によって、同じ言葉でも違う意味を帯びています。

<事例2>
Aさんの机の上にペットボトルの水があります。Bさんがやってきて、「これは何ですか?」と尋ねた。

ケース1:Aさんは、Bさんがペットボトルの水を指差していると感じた。
  Aさんの返事:「これはお水です。」

ケース2:机の上が非常に散らかっていて、Aさんは「片づけなければ…」と焦っていた。
  Aさんの返事:「すみません!すぐに片付けます。」
 私たちは無意識のうちに、メッセージに色をつけています。メッセージを受け取ると、それを頭の中で理解しようとします。そしてメッセージを返したり、行動を起こしたりします。個人の持つ背景は、メッセージを受け取る時にも影響を与え、メッセージを返したり行動を起こす時にも影響を与えています。


 影響を与える「背景」には、文化的背景、過去の経験、知識、健康状態、その場の状況など様々なものがありますから、文化や習慣に限定することなく、様々な要素を排除しない姿勢が大切です。


2.「多文化な職場」「異文化理解」
 文化といっても様々なものがあります。伝統文化、民族衣装、建築、音楽などの表に出やすいものもありますし、考え方、価値観、時間の感覚、人との距離など表に出てこない文化もあります。仕事でいえば、仕事の指示や言葉を多く使わないで「察する」というようなこともあります。このような表に出にくい文化をとらえるときの2つの視点があります。

(1)集団
  集団が共有する価値観や行動様式としての「文化」。
  国や民族 → 「外国の」「異文化」(狭義)
  地域、社会、学校、家庭 → 「組織文化」(広義)

(2)個人
  個人の中にある様々な背景が作りだす価値観や行動
  集団+性別、年齢、経験、知識、興味・関心、環境・状況など

 2つの視点で「多文化な職場」を考えてみると、@出身国や地域が違うことにより言葉や習慣、考え方が違う人たちが共存する職場 A異なった個人が共存する職場 と考えることができます。

 「多文化な職場」での摩擦を軽減するためには、まず知識として「ちがい」「共通点」を知ることです。このとき、ステレオタイプにならないよう注意が必要です。次に、ちがいに気づき、認めて理解しようとする態度・心を持つことが大切です。その職場に合わない行動があった時、「それはなぜ起こったのか?」という姿勢で、判断を保留し感情をコントロールするプロセスがあります。このようなプロセスを経て最終的な判断を下すことで、摩擦を軽減することにつながります。


3.「多文化な職場」における「摩擦」
 多文化な職場における摩擦にどのような背景が考えられるのかを考えてみましょう。
<事例3>
上司が業務指示を出したところ「わかりました。」と返答した。そのまま作業をしてもらったが、指示した内容通りの業務ができない。
 このような時、上司・部下はそれぞれ「出来ていないじゃないか。」「指示が不十分だ。」というイメージや感情を持っているでしょう。では、この事例の背景を考えて出し合ってみましょう。

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<参加者グループの発表>
  ・ 「わかりました。」の使い方が、部下の国と日本語では異なる。
  ・ 「とにかくやってみよう!」という習慣がある。
  ・ 何度も指示を聞きなおすことが失礼にあたると感じている。
  ・ 上司が確認を取らなかった。部下が外国人でなくとも起こりうる。

※講座ではその他2つの事例ワークを行っています。



4.職場で起こり得る「摩擦」と対応
 「多文化な職場」のチェック項目のどれか一つを取り上げて、「こういうことがありえるのではないか?」ということと、その背景や対応を考えてみましょう。また、対応をする上での課題があれば出し合ってみましょう。(グループワーク)

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<参加者グループの発表>
 取り上げた項目:「4.安全衛生・健康管理(5)健康診断・健康相談」
  ・日本では1年に1回会社で健康診断をするが、外国人従業員の中に健康診断を拒否する人がいる。
  ・もし体に悪いところがあったら、解雇につながるのではないかという不信感を持っていた。
  ・会社の仕組みを説明したり、何故受けたくないのかを十分に話をして、互いに理解したうえで不信感を取り除くことが必要。

※その他、「賃金・手当」「就業規則・社内規定」「労働時間・休日・休暇」「社員寮・住居」
「社内理解」などの項目が取り上げられました。


5.働きやすい職場のために(まとめ)
 外国人がいるから「異文化摩擦」が生じると考えるのではなく、個々の人間関係の中で異文化に対応する力、多様性に対応する力を育てることが大切です。組織としては、一人ひとりの「ちがい」に目を向け、働きやすい職場環境づくりを考えることになります。
宗教・信仰上のルールや、文化による考え方・行動様式のちがい(例えば「時間の概念」など)について「知識」をもつこと、外国語やコミュニケーションのスキルを備えて的確な「行動」がとれることは、非常に大事なことです。この「知識」や「行動」に加えて、お互いがちがうということを認めあったり、個々の背景に目を向けようとしたり、感情をコントロールするといった姿勢や態度=「心」をもつことが、異文化に対応する力、多様性に対応する力の、重要な要素となります。

(終わり)


「多文化な職場」のチェック項目(製造業・基本編)

Posted by 多文化大阪 at 20:57
【講座記録】第2回「企業が知っておくべき制度・手続き〜在留資格を中心に〜」 [2009年01月06日(火)]
12月16〜18日の3日間、第2回目の講座を開催しました。
今回は、関西の行政書士が中心となり業務研修や提言などを行っている「行政書士入管手続研究会」から講師を派遣していただき、外国人が日本で生活し、働くうえで関係してくる諸法令について教えていただきました。

入国管理手続きは、制度や手続きが複雑で、容易に理解できるものではありませんが、必要な知っておくべき情報として全体像を把握しておくことが重要であることがわかりました。

実施報告を掲載しますので、是非、ご活用ください。
第1回実施報告はこちらから

※クレオ北、クレオ南は、定員に余裕があります。
第3回からの参加を希望される方は、多文化共生センター大阪(TEL:06-6390-8201)までご連絡ください。
プログラム・日程の確認はこちらから

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第2回
「企業が知っておくべき制度・手続き〜在留資格を中心に〜」

行政書士入管手続研究会

法律の文言に従い“管理”という言葉を使用しています


外国人労働者を管理する3つの法律
1.外国人登録法(外登法)
【担当窓口】
市区町村の窓口で登録を行うが、データそのものは法務省入国管理局で管理される。

【外登法の目的】
「この法律は、本邦に在留する外国人の登録を実施することによつて外国人の居住関係及び身分関係を明確ならしめ、もつて在留外国人の公正な管理に資することを目的とする。(第1条)」

【外国人とは?(定義)】
寄港などの一時的に上陸するものを除いた日本国籍を持たない人
(二重国籍の人は、パスポートを発給した国の国籍とみなす)

【新規登録義務者】
・90日を超えて日本に滞在する人。不法滞在であっても現在の状態を登録する義務がある
・「短期滞在」という在留資格で日本に来ている人は、外国人登録をする必要はないが、登録出来ない訳ではなく、携帯電話などの必要がある時などに外国人登録をするケースがある。

【登録事項】
・氏名、生年月日、国籍、性別、居住地、職業、在留資格など20種類
・外国人登録原票記載事項証明書は、住民票と違い、家族関係を証明する書類に当たらない。

2.出入国管理及び難民認定法(入管法)
【担当窓口】 入国管理局

【入管法の目的】
「出入国管理及び難民認定法は、本邦に入国し、又は本邦から出国するすべての人の出入国の公正な管理を図るとともに、難民の認定手続を整備することを目的とする。(第1条)」

・外国人登録法は、現在の状態を登録し外国人を管理する法律で、入管法は在留の可否を管理する法律。

3.雇用対策法
【担当窓口】 ハローワーク
【外国人雇用状況届出】
外国人を雇用(アルバイト・パート含む)している事業所は、雇用状況届出を提出する必要がある。

・労働基準法などを中心に、外国人雇用の際にも日本人雇用と同じ対応が必要。
・不法就労とわかって雇用し、「不法就労の助長」とされた場合、300万以下の罰金


企業が外国人を雇用するときの流れ
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ケース1:留学生を受け入れる(新卒・アルバイト)

1)在留資格を「留学」から「人文知識・国際業務」「技術」など、業務内容に適合するものへ「在留資格変更申請」を入国管理局へ提出する。
(アルバイトで「資格外活動許可申請」が必要な場合、大学が一括申請をしているケースもある。)
2)変更許可の通知が届いたら、パスポートを入国管理局に持っていき、認証のシールを張ってもらう。
3)市役所・区役所で外国人登録を変更する。
4)ハローワークに雇用状況届出を提出する。

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ケース2:海外から外国人を呼び寄せ(採用)する
1)在留資格認定証明書交付申請を入国管理局に出す。
2)入国管理局から届いた在留資格認定証明書を現地に送る。
3)現地の在外公館(領事館など)で査証を申請する。
4)来日する。
5)市役所・区役所で外国人登録をする。
6)ハローワークに雇用状況届出を提出する。

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ケース3:日本に住んでいる外国人を採用する(転職)
1)就労資格証明書を入国管理局に申請する。(在留資格変更の場合は変更申請)
2)就労資格証明書が交付され(変更申請の場合は許可後)て採用したら、ハローワークに雇用状況届出を提出する。
3)在留資格変更を行った場合は、外国人登録の変更登録を行う。

※在留資格の更新時に外国人登録を行う。



在留資格制度の概要
1.在留資格の種類
在留資格は大別して2つのグループに分かれる。

@入管法別表第一に規定されている在留資格
 └ 就労目的の在留資格
    ・外交、公用、教授、芸術、宗教、報道
    ・投資経営、法律・会計業務、医療、研究、教育、技術、人文知識・国際業務
     企業内転勤、興行、技能
 └ 就労できない在留資格
    ・文化活動、短期滞在
    ・留学、就学、研修、家族滞在
 └ 活動の指定があり、就労できる場合と出来ない場合がある在留資格
    ・特定活動

A入管法別表第二に規定されている在留資格
    ・永住者
    ・特別永住者
    ・日本人の配偶者等
    ・永住者の配偶者等
    ・定住者

2.就労できる主な在留資格
在留資格によって就労できる内容が異なる。また、留学生を採用する場合、大学で学んだ事柄と業務内容に関連性が必要。
(例)

※研修(研修生)後の技能実習生は、特定活動に当たる
※大学卒業後、就職が決まらない留学生は、短期滞在(90日)を2回更新可能。180日の就職活動を行うことができる。

※留学、就学、家族滞在のアルバイトについて
 留学、就学、家族滞在の在留資格は、資格外活動許可を得ることで、一定の範囲内の就 労が可能。
   留学生 :28時間/週(1日につき8時間以内)
   就学  :28時間/週(1日につき4時間以内)
   家族滞在:28時間/週


一緒に暮らしていくパートナーとしての外国人
 外国人は「外国籍住民」といわれることがありますが、そもそも「国籍」とは何だろうか?と考えていただきたいと思います。ある意味、「国籍」は自動的に貼られるレッテルのような一面があります。大切なことは、レッテルよりも本人の中身です。
 「外国人だから○○。」ということではなく、どういう人なのか?一緒にわかりあえるか?中身を見ていただきたいと思います。同化ではなく、国籍に関係なく同じように働き、生活ができることが大切なのです。






(終わり)
Posted by 多文化大阪 at 13:48
【講座記録】第1回「外国人を取り巻く状況について」(総論) [2008年12月09日(火)]
2008年12月1日から、『「多文化な職場」づくりのための基礎講座』が始まりました。
大阪市内3か所ということもあり、受講者の多い会場、少ない会場ができてしまいましたが、どの会場においても、熱心に耳を傾けてくださる参加者に向けて、精一杯の講座を組ませていただきました。

このブログでは、各回の講座の概要をレポートしていきます。
第1回に参加された方の復習や周囲への報告に、第1回を欠席された方やこれから参加を予定されている方の情報源としてご活用いただければと思います。
(途中からの参加も歓迎しております。)

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第1回「外国人を取り巻く状況について」(総論)
特定非営利活動法人 多文化共生センター大阪 代表理事 田村太郎



外国人登録の数値にみられる3つの変化
 毎年6月になると、前年末の外国人登録者数の統計を法務省が発表します。昨年末の外国人登録者数の統計には、3つの大きな変化が見られました。

国籍別データ
 戦後、これまでは韓国・朝鮮籍が第1位でした。ところが、昨年末のデータで初めて中国籍が1位、韓国・朝鮮籍は2位になりました。

都道府県別データ
 過去、大阪府はずっと2位でしたが、昨年初めて第3位(21万人)になり、愛知県が第2位(22万人)になりました。関西は、滋賀県を除いて、すべての都道府県で外国人登録者数が減っています。

在留資格別データ
 これまでは、特別永住者(旧植民地出身者とその子孫)が第1位でしたが、一般永住者がトップになりました。歴史的背景があって日本に永住している人よりも、自分の意思で永住の資格を取得して暮らす人が多くなってきています。

 いずれは、「中国籍が1位になるだろう」「大阪府より愛知県の方が外国人登録者数が多くなるだろう」「一般永住者が特別永住者の数を上回るだろう」と予測されていましたが、この3の変化が昨年末に一度に起きたのです。後年、外国人住民の姿が大きく変わった年として記憶されると思います。


人類が直面する2つの世界規模の課題
 人類が直面している世界規模の課題は2つあります。1つ目は気候変動です。こちらはこの数年の間に、大勢の人々が認識するようになりました。もう一つは、人口変動です。日本では“少子高齢化”といわれることが多いですが、世界規模で考えれば“人口変動”と呼ぶのが適切でしょう。

 私たちは、気候変動に対して“環境配慮型社会”を提唱し、実現しようとしています。一方で、人口変動に対しては、“多文化共生社会”が対になります。日本ではまだこの問題が人類共通の課題という認識をされるには至っていません。“環境配慮型社会”“多文化共生社会”この2つがそろって初めて、持続可能な社会、企業の形成ができると考えなければなりません。地球温暖化よりも少子高齢化の方が、急速に進むという現実を、もっと認識しなければ、日本の地域社会は持続可能性を失います。


人口変動とは何か
 人口変動とは、(1)人が減る (2)人口構成が変わること の2つを指しています。世界の総人口予想を見てみますと、世界規模では人口は増え続けるように見えます。ところが、増えているのは乳幼児死亡率が改善されるアフリカとアジアの中でもインドとその周辺国に限られます。それ以外の地域は、人口が減るか、現状維持ということです。

 アジアを見てみると、東アジアや東南アジアは人口が減っていきます。中国は人口が多いように感じますが、既に日本の総人口と同じ数だけの高齢者がいますし、2015年に生産年齢人口、2030年に総人口のピークを迎えた後は、減少に入ります。中国でも高齢者率が高くなり、介護労働力が不足します。このように少子高齢化や労働力人口の不足は、日本だけの課題ではなく、アジア全体の課題なのです。


人口変動への対応〜ヨーロッパの場合〜
 既に、ヨーロッパは30年前に人口減少社会が始まっています。いくつかの国々では、人口減少社会の対応として移民受け入れを始めました。

 1970年代、スウェーデンなどの北部ヨーロッパの国々は、“福祉を社会化する” 高負担、高福祉国家に舵を切りました。このとき、移民受け入れ施策が同時に取り入れられ、介護や子どもの世話を移民が担うという仕組みが作られました。家事労働を社会化した結果、女性の就業率が上がり、これらの国々の合計特殊出生率は下がることはありませんでした。

 一方、ギリシア、イタリア、スペインなどの南部ヨーロッパの国々は、伝統的家族観に基づいた福祉を行っていますが、合計特殊出生率は下がってしまいました。ドイツも同様の傾向があり、移民を積極的に受け入れた国とそうしなかった国との間で、合計特殊出生率で約0.5人の開きが出てしまいました。人口変動への対応では、北欧など、福祉国家への転換と移民受け入れがセットで導入されて国で成果が出ているといえます。


人口変動への対応〜韓国の場合〜
 韓国でも労働力確保のための研修生制度をはじめとする施策が取られていましたが、現在は研修生制度を廃止し、2004年に雇用許可制度がスタートしています。介護や家事労働のビザも認められています。2007年に「在韓外国人処遇基本法」を制定し、自治体でも条例を作りました。全国18か所に外国人相談センターが設けられています。韓国は人口変動への対処として、大勢の外国人にやってきて働いてもらい、暮らしやすくするために、外国人へのサポートを国を挙げて進めているのです。

 韓国には、おおよそ7万人のベトナム人がいます。そのうち約2万人はベトナムからの農村花嫁(移民花嫁)です。日本のNHKにあたる韓国の放送公社KBSでは、ベトナム語の放送をこの夏からスタートしました。「暮らしやすさ」を実現するための外国人に向けた公的サービスを充実させています。


日本で働く外国人と制度 そして課題
 日本政府は現在も、「いわゆる単純労働」の外国人労働者は受け入れていません。しかし、日系人には就労の制限がなく、また研修・技能実習生・留学生のアルバイトなど、実際には「いわゆる単純労働」に従事している外国人は大勢います。

 90年の入管法改正で、人手不足が深刻だった製造業に多くの日系人が就労するようになりました。しかし、職業選択の自由があり、条件が良い職場があればすぐに移動することのできる日系人よりも、3年間は確実に従事してもらえる研修生・技能実習生制度が歓迎されている傾向があって、ここ数年は日系人から研修生へシフトする事業所も見られます。
農業でも研修生が多く従事しており、日本の経済社会はもはや、外国人なしでは立ち行かないほど、その力に支えられています。

 外国人が日本で生活する上での大きな課題として、来日後の生活面での施策が不十分であることがあげられます。例えば、日本語習得、医療通訳、教育、社会保障などです。ところが、“いわゆる単純労働”は認めないという前提があるために、これらの外国人受け入れ後の対策を検討しないまま、現在まで来てしまいました。


地域との接点がないこと、
日本人が外国人の存在を認識していないことが問題

 北部ヨーロッパのように、福祉を社会化した国々の外国人労働者は、介護や子育てなどを担うため、市民や地域との接点があります。アメリカでは、まず移民はサービス業から従事することが多く、地域との接点が生まれています。

 ところが日本の場合、外国人は工場の中や農業などの限られた空間で働くことが多いために、市民との接点が少なくなりがちです。そのため、日本人は「外国人が増えてきた」という事実を生活レベルで感じることが少なく、イメージがわきにくいのです。このままでは、外国人との共生に不慣れな国になってしまいます。「外国人が増えると治安が悪化する」といった偏った外国人像も見られ、外国人の日本での生活を、いっそう大変なものにしてしまっています。


アジア全体に目を向け考える〜例えば、介護労働市場のアジア情勢は?
 今後50年のアジアを考えてみると、高齢化社会に入らないのは、フィリピンだけです。どの国も少子高齢化が進み、介護労働力が不足してきます。
 このほど、EPA協定に基づくインドネシアからの看護師が日本にやってきました。当初、第1陣の看護師受け入れは500人の予定でしたが、実際には200人にとどまっています。

 この事実をどう考えるのか。
 「どの国に介護労働力を送り出すのか」というイニシアチブを握っているのは、フィリピン、ベトナム、インドネシアといった介護労働力の送り出し国であるということが言えるのです。つまり、日本の方が「働きやすく、暮らしやすい」環境を整えなければ、送り出し国側の人材が、より「働きやすく、暮らしやすい」他の国を選ぶことができるのです。

 こうした現実を多くの日本人は知らないで、国境を開けさえすれば日本に外国人がやってくると思い込んでいます。職場で外国人の受け入れが進まない理由も、このあたりの根拠のない優越感といいますか、他国の人材とともに仕事していくことを前提としなければ、地域も職場も持続できないという現実を受け入れられないことにあるのではないでしょうか。


持続可能な社会を形成するために
 アジア全体の少子高齢化によって、日本も介護労働市場に限らず、雇用やマーケットにおいて大転換を迫られることになるでしょう。人口が増えるという前提、消費が増えるという前提で商売をしていたのに、その手法では通らなくなります。
 国や都道府県の行政サービスも、人口が増えるという前提で作られた制度は、継続することができなくなります。

 日本では、20代、30代の人口が、50年先には現在の3分の1になります。海外から見た日本の市場の立ち位置が、10年前、20年前とは違ってきているという認識を持ち、人口変動に対応する多文化共生社会を形成しなければなりません。


(終わり)





Posted by 多文化大阪 at 17:08
「多文化な職場」づくりのための基礎講座 [2008年10月30日(木)]
大阪市 NPOからの公募提案型委託事業
特定非営利活動法人 多文化共生センター大阪

「多文化な職場」づくりのための基礎講座
〜ひとりひとりの力が発揮できる職場に向けて〜

外国人と日本人がともに働く職場を「多文化な職場」とし、全ての労働者が働きやすく、個々の能力が発揮できる職場づくりのために、職場に備えるべき事柄を学ぶ全4回連続講座


チラシをダウンロードする


【対象】   大阪市内の外国人労働者・研修生を受け入れている企業(派遣元、派遣先含む)
        今後受け入れを検討している企業の担当者(人事、研修、労務管理等)
【参加費】  無料
【定員】    各会場(クレオ大阪北、クレオ大阪南、大阪国際交流センター)20名
【申込締切】 各会場、定員になり次第締め切りとさせていただきます

【プログラム】
第1回 外国人を取り巻く状況について(総論)
講師:特定非営利活動法人 多文化共生センター大阪 代表理事 田村太郎
多文化共生の概念と、外国人を取り巻く状況についての講座。共に働く仲間の背景を知ることは、互いを受け入れ理解する第一歩。多文化共生の位置づけと、外国人が直面する課題を学びます。

第2回 企業が知っておくべき制度・手続〜在留資格を中心に〜
講師:行政書士入管手続研究会
外国人労働者を採用するに当たって必要な手続きや法制度についての講座です。また実際に法制度に係る部分で、外国人からどのような相談が寄せられるのかを知ります。

第3回 「多文化な職場」における異文化理解について
講師:特定非営利活動法人 多文化共生センター大阪 副代表理事 堀西雅亮
職場における異文化摩擦の事例、解消・回避の事例を紹介し「異文化摩擦」の具体的なイメージをつかみます。異文化摩擦が少ないことが「働きやすさ」につながることを知ります。

第4回 多文化共生社会の実現に向けた企業の役割
講師:トーマス・グロエンダル氏
外国人労働者が将来の事業の担い手、地域の担い手となっていくために、職場に備えるべき事項をワークショップ形式で考えていきます。

★本事業は、大阪市「NPOからの公募提案型委託事業」により実施しています。
★協力:財団法人 大阪国際交流センター

【会場・日程】
大阪市立男女共同参画センター北部館 クレオ大阪北
 第1回 12月3日(水)
 第2回 12月17日(水)
 第3回 1月27日(火)
 第4回 2月20日(金)

大阪市立男女共同参画センター南部館 クレオ大阪南
 第1回 12月2日(火)
 第2回 12月16日(火)
 第3回 1月28日(水)
 第4回 2月19日(木)

財団法人 大阪国際交流センター
 第1回 12月1日(月)
 第2回 12月18日(木)
 第3回 1月22日(木)
 第4回 2月18日(水)

★各回 14:30〜16:30(受付14:00)
★都合によりお申込み会場で受講できず、別会場での受講を希望される場合は、
  事前に変更希望会及び会場のお申し出をお願いいたします。

【お申込み方法】
★FAXでお申し込み:  チラシをダウンロードし、裏面に必要事項を記載の上、06-6390-7850までFAXをお願いします。
★e-mailでお申し込み:  お名前、ご所属、連絡先、受講会場を明記の上、件名を「多文化な職場:講座申し込み」とご記入いただき、osaka@tabunka.jp(@を半角にしてください)までメールをお願いします。

【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 多文化共生センター大阪
〒532-0011 大阪市淀川区西中島4-6-19 木川ビル5A
TEL:066390-8201
FAX:06-6390-7850
e-mail:osaka@tabunka.jp


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【団体・講師profile】

特定非営利活動法人多文化共生センター大阪
前身は、阪神・淡路大震災の発生時に被災した外国人のために多言語による電話相談を行った「外国人地震情報センター」。多文化共生センターと名称を改め、全国5か所に活動拠点を展開、2000年8月に法人格取得。より各地域に密着した事業を展開するため、2006年からそれぞれの拠点が独立し活動を進めている。
多文化共生センター大阪では、2005年に「外国人研修生受け入れに関する調査」への実施協力を行い、2007年2月には『多文化共生全国フォーラム2007 「職場」と「地域」から考える多文化共生社会 〜 外国人受入れ拡大議論の中で〜』を開催。また、外国人労働者を受け入れている事業所に最低限求められる職場環境整備に関する項目を確認するための「多文化な職場のチェックシート(製造業・基本編)」を開発。労働力人口の減少と外国人労働者が増加する中で、それぞれの事業所において、外国人労働者が最大限の能力発揮できるようサポートをスタートしている。


特定非営利活動法人多文化共生センター大阪 代表理事 田村太郎
阪神・淡路大震災で被災した外国人への情報提供を機に、通訳翻訳や外国人コミュニティ支援を行うNPO「多文化共生センター」を設立。総務省「地域における多文化共生推進研究会」構成員として、2006年3月に同省がまとめた「多文化共生推進プラン」の策定に参画。外国人が直面する課題対応のための、地域社会変革の仕組み作りを提案し続けている。ダイバーシティ研究所代表。


行政書士入管手続研究会
関西の行政書士が中心となり、入国管理手続きに関する業務研修を行っている。一方で、大阪国際交流センターやとよなか国際交流センターにおける定期的な無料相談会や入管行政に関する提言をまとめるなど、外国人の在留に関してサポートを実施している。


特定非営利活動法人多文化共生センター大阪 副代表理事 堀西雅亮
島根県在住、浄土真宗本願寺派僧侶。民間日本語学校で日本語教師を経験後、1997年より、日本語教育担当、コーディネーターとして、外国人研修生受け入れ事業に携わる。2004年、外国人従業員と共に働く職場環境をより良いものにすることを目的に「多文化共働プログラム」を発足、翌年「外国人従業員受け入れに関する調査」を実施。「多文化な職場チェックシート(製造業編)」の開発者。


トーマス・グロエンダル
アメリカ・ミシガン州出身。2000年7月にJETから国際交流員として来日。異文化交流アドバイザーとして活躍。国際交流ワークショップ、人権教育ワークショップ、まちづくりワークショップなどを数多く手がける。現在は、翻訳家としても活動中。


Posted by 多文化大阪 at 15:00