震災後、大きな被害を受けた山元町を復興するべく、
写真返却・仮説住宅支援・被災した農家支援などを主導して進めています。
「思い出サルベージ」を進めてきた日本社会情報学会災害情報支援チーム筆頭副代表。
Lost & Found PROJECT では副実行委員長を務めています。
「Lost & Found PROJECT」
大震災後、自衛隊が収集した遺留品の中に、
多くの泥だらけになった写真が含まれていました。
それらの写真を何とか持ち主に戻せないかと考えた行政から依頼をいただき、
高橋宗正さん(写真の右側)が「Lost & Found PROJECT」をたちあげ、
一連の活動をはじめました。
写真の中にはどうしても修復できないものがあります。
それらを捨てるのは申し訳ないので展示して寄付を募ることを考えました。
東京で展示会を開催した時はたくさんの方にきていただきました。
今回は、海外の方にも、震災の被害を現地に行かずとも
少しは実感でき、写真を通して思い出を共有できればとロサンゼルスで開催されました。
今の現状などを通訳の方を通して説明しました。
残念ながら損傷が激しく、持ち主が見つからない写真です。
この展示会が、震災について家族に話し合ったり
近所付き合いの仕方をもう一度見直すきっかけになってほしいです。
なお、会場では義援金を募り、仮設住宅に寄付をします。
また、ポスターも販売し、その売り上げの70%を義援金とし、
30%を印刷費や移動費などのプロジェクトの運営費とすることで
息の長い活動を目指していきます。
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