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新国立劇場オペラ「ウェルテル」を観劇しました [2019年04月20日(Sat)]
新国立劇場にてオペラ「ウェルテル」をTA-net会員4名が観劇してきました。

「ウェルテル」
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/werther/
以下、レポートです。

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
3月19日、新国立劇場にてOPERAウェルテルを観劇させていただきました。
本当に素晴らしかったです。
その一言に尽きます。
オペラは総合芸術だと聞いたことがありますが、演技、音楽、歌声、衣装、舞台、一度にたくさんの要素の入った芸術を堪能できます。
一見、敷居が高く感じますが、
私のように演劇に詳しくなくても、楽しめる要素がたくさんあるおかげで、
自分に合わせて自由に鑑賞できると思いました。
なので、何を鑑賞したいかに合わせて座席を決めるのも良いかもしれませんね。(となると、何回も観たくなるかも?)

オペラは字幕のスピードがゆっくりなのもいいですね。
字幕を見るのに追われることなく、演技や舞台をゆっくり見ることができます。
今回は、事前にストーリーをチェックしていったのでさらに気持ちに余裕を持って芝居に見入ることができたように思います。

アクセシビリティについて、
災害時の案内のチラシ(日本語と英語で表記されたもの)が配布されていました。これは耳の聞こえない方、外国人だけでなく、一般の方々にも視覚的に災害時の対応について把握でき、安心できると思いました。

館内放送についても
同じようなチラシがあるといいなあと思いました。
何度も繰り返しアナウンスされていたので、事前に準備できそうですし、全員に配布しなくても必要な方にだけ配布する形でも良いのではと思いました。

帰りに、新国立劇場の担当者にご挨拶に伺いましたら、すぐにご自身の携帯で音声認識アプリを開いて対応してくださいました。その柔軟な対応力にも感動しました。
今後は、オーケストラの音楽を振動で感じることのできる機器の設置も検討されるとのことで、ますます耳の聞こえない方もオペラを深く楽しむことができるようになると嬉しくなりました。
とにかく、「百聞は一見にしかず」!
ぜひオペラを、一度は鑑賞することをオススメいたします。
本当に、素晴らしかったです。
(TA-net会員 瀬戸口裕子)
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

オペラ「ウェルテル」は世界的文豪のゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」から来ている。
ゲーテが好きな私にとって中学三年生の夏休みに「若きウェルテルの悩み」を読んだ懐かしい思い出がある。人間の古典的かつ甘美な恋愛にロマンを見出しながら、あっけない自殺で終わる顛末に驚いたものだった。
 
オペラ「ウェルテル」はジュール・マスネ作。華やかで壮麗なオペラを得意とする作曲家と言われているだけに、管弦楽のメランコリックな響きと甘美な旋律線を用いて、人間の苦悩と愛情、幸福と不幸とを緻密に描いた一作と言う。

今まで親しんできたオペラは、テレビ鑑賞か、どこにもある公立文化芸術センターの2階から、ある国立歌劇団のオペラを鑑賞した事はある。今回は初めて入る新国立劇場は堂々たる建物。初めてみる本格的なオーケストラピットに心が躍った。舞台美術では、中世ヨーロッパの館、教会の中に包まれるような大胆的かつ圧倒される空間。その中で本格的な歌手が歌う張りのある声に包まれて、私の身体感覚が生き返る感じ。補聴器をつけて聞く難聴者の私でもわかる位、テレビ鑑賞以上にえらい違いで、健聴者並みではないがもう本格的なオペラが楽しめたと感じた。だから確かにシャルロットの心理的な揺れ、ウェルテルの情熱な歌など、色々な感情を込めた思いが感じられて、今でも記憶の中でゆさぶっています。

アクセシビリティについて
私達の席は舞台の最前にあって、字幕スクリーンは舞台の端の上部にあって見るために首をわざわざあげなければならない所でした。登場人物の重要な動きの時は字幕を見ないとか、歌詞が長くなったときは字幕を見るために首を動かす必要があって少しは大変。そこでタブレット型画面で、または字幕メガネを見るだけでも首、肩の負担が軽減されるから、あるといいなと思ったものでした。だからといって中央席がいいかもしれませんが、便利な字幕機器があれば、場所は問わないと思っています。
それにオーケストラピットをせっかく前にしながら下から溢れるような響きをもっと感じたかった。
私は感音性難聴者で低音域は聞き取れない方なので、特に弦楽器で最低音域がでるコントラバスがききづらい。
そのためには今新しく出されている、色々な振動機器をレンタルして下されば、わかるかもしれないし、より良い楽しみが増すと思う。さらにヒアリングループの用意も欲しい。それらがすべて付くと最大限的な楽しみが増えるはず。それだけ健聴者に少しでも近づくだろう。これはオペラ専門劇場の世界のどこでもやっていないように思われる。それならば新国立劇場が世界の先端に立って、もっと聴覚障害者などの声を聴くなり努力してそういう新しい環境提供サービス工夫の先駆者になっていただきたいし、同時にいろんな障害者の参加増加につながると期待しています。
(TA-net会員 安次嶺 剛)
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