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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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定例会を毎月第2金曜日19時30分〜21時、オンラインで開催しております。

ー*ー*ー
新作映像「舞台演劇に手話通訳を!〜演劇の門戸 広げます〜」公開中!
アートにエールを!(ステージ型)「手話、字幕、音声ガイドつきバリアフリー演劇『メゾン』」公開中!
ー*ー*ー

アクセシビリティ公演情報サイトへの掲載依頼はお気軽にどうぞ。
情報盛りだくさんのメルマガも発行中!ぜひご登録ください。(このリンクをクリックすることで登録フォームに移動します)
・各種問合せは右のリンク集「TA-net問合先」から
令和7年度TA-net成果報告会(第12回シンポジウム)のご案内 [2026年01月14日(Wed)]
令和7年度成果報告会(第12回シンポジウム)
令和4年度から文化庁事業を受託して4年目。今年度は6年ぶりに対面で開催します!

※ 昨年度の特設サイトはこちら。(オンデマンド配信)
https://ta-net.org/symposium/2024/

今年のテーマは「観劇アクセシビリティについて考える2日間」。
今年度実施した文化庁事業の報告だけではなく、分科会でのレポート発表、パネルディスカッション、観劇アクセシビリティ機器ブース展と盛りだくさん。
この機会にぜひ顔を合わせて、一緒に考えていきませんか?

参加は無料! 現在、申し込み受付中です。
多くの方の参加をお待ちしています。
詳しくは、以下の情報をご覧ください。
____

令和7年度TA-net成果報告会(第12回シンポジウム)
ー観劇アクセシビリティについて考える2日間ー

日時:2026年2月7日(土)​​13:00-16:00、8日(日)12:30-15:30
場所:東京大学先端科学技術研究センター(ENEOSホール、セミナー室他)
https://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/material/pdf/20120608144253.pdf

※ 情報保障(手話通訳、文字支援)
※ 全体会は後日、アーカイブ配信あり(撮影:上田謙太郎)
______

◎ 1日目:7日(土) 分科会 13:00〜16:00
「連携」「実践」「啓発」と3つの分科会に分かれて、それぞれの活動や課題についてレポート形式で発表します。
発表後には参加者と一緒に語り合うディスカッションの時間も予定しています。

@ 連携
ファシリテーター:長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
⑴ 半田桃子(株式会社momocan)
⑵ 渡部安世

※ 観劇アクセシビリティを実施するために、単独ではなく、さまざまな機関や団体と「連携」することに着目した実践報告


A 実践
ファシリテーター:ののあざみ(大阪市立芸術創造館 館長)
⑴ 集合研修in岡山(中村千穂、泉田絵理)
⑵ 集合研修in岩手(大平のり子)

※ 今年度の取組2−2 舞台手話通訳者・手話監修者の集合研修についての実践報告


B 啓発
ファシリテーター:萩原彩子(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 講師)
⑴ UDCast(Palabra株式会社)
⑵ 美月めぐみ(バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり)

※ 観劇アクセシビリティを広めていくための取組みや課題についての報告

______

◎ 2日目:8日(日) 全体会 12:30〜15:30

今年度の取組報告、分科会内容について振り返りながら「観劇アクセシビリティの今」をテーマにしたパネルディスカッション。
<登壇>
 ・ 長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)
 ・ ののあざみ(大阪市立芸術創造館 館長)
 ・ 萩原彩子(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 講師)
 ・ 進行:廣川麻子(NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク理事長)


☆同時開催☆  観劇アクセシビリティ機器ブース展 
2月8日(日)12:00〜16:30
@ 株式会社イヤホンガイド
A 株式会社エンサウンド
B 株式会社ソナール
C 株式会社リアライズ
D UDCast(Palabra株式会社)

<定員>  
□分科会:各15〜25名(合計60名程度)
※お申し込み状況に応じて会場を調整するため、テーマごとに定員が異なります。
□全体会:150名

【参加申し込み】 (事前申込制/先着順)
https://forms.gle/fakwnDvCekXRRU3M7

※申込締切:2月1日(日)
※期日前でも定員になり次第、受付を終了する場合があります。

主催:文化庁、特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
共催:東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野 附属包摂社会共創機構

______

□案内チラシ
https://drive.google.com/file/d/1r73BVZoPcGuI1Kgmdl-bHlmAgATX8dsZ/view?usp=sharing
□開催概要
https://drive.google.com/file/d/1zhdO_c2hv5WLE-UfIK_r8iniIoZKVYKN/view?usp=share_link
□スケジュール
https://drive.google.com/file/d/1weVDPZwxpOwClAYw0ddnnxlzYrp4NX_N/view?usp=share_link


<お問い合わせ>
TA-net文化庁事業事務局 staff@ta-net.org
今年度の活動紹介(2) 取組報告! [2026年01月04日(Sun)]
前回のBlogから5ヶ月。
今年度は下半期に色々な取組の実施が続いています。
(今年度の取組詳細はこちらhttps://blog.canpan.info/ta-net/archive/841 )

@ <取組3−1> 大会等でのブース出展
「第29回全国中途失聴者・難聴者福祉大会in函館」 
2025年11月1日(土)〜2日(日)函館市民会館
昨年度の広島大会に続き、ブース出展しました。
今回も「観たことはないけれど、興味はある」との回答が多くの方から寄せられました。
・ 日本映画にもっと字幕を!
・ 演者の近くで字幕を表示させて欲しい
・ DVDに字幕がついていたら
・ 博物館や美術館のシアターにも字幕をつけて欲しい  などなど
本当に多くの声を聞くことができました。
アンケートにご協力いただきました皆さま、ありがとうございました!

函館.jpg

A <取組2−1> 観劇サポート手話通訳出前講座
2025年12月12日(金) 沖縄県総合福祉センター(ゆいホール)
沖縄県登録手話通訳者の皆さまに『アクセシビリティ公演における手話通訳とは』をテーマとし、理事長:廣川麻子が講演、トークショーを題材にしたロールプレイを行いました。
2時間という限られた時間ではありましたが、多くの質問が飛び交い、「話し合う」ことの大切さを実感した機会となりました。

沖縄.jpg

次は、今週末に石川県へ伺います!

B <取組2−2>舞台手話通訳者・手話監修者集合研修
2025年12月14日(日)岡山国際交流センター
実行委員会形式により、「舞台手話通訳•••どういうことじゃろう?」をテーマに、河合穂高氏(劇作家)と理事長:廣川麻子によるトークショー、馬場博史氏による絵本を題材にした実践ワークショップを行いました。
全国さまざまな場所から手話学習者・手話通訳者・ろう者・難聴者・演劇関係者や劇場関係者が総勢50名集まり、積極的に学ぶ姿が見られ、賑やかな一日になりました。

岡山.JPG

次は、1月に岩手県宮古市、2月に北海道札幌市で開催します。

そして、いよいよ情報解禁!
C <取組1> 令和7年度TA-net成果報告会(第12回シンポジウム)
令和4年度から文化庁事業を受託して4年目。
前回のメルマガでお伝えした通り、今年度は6年ぶりに対面で開催します!

※昨年度の特設サイトはこちら。(オンデマンド配信)
https://ta-net.org/symposium/2024/

参加は無料! 明日、1月5日(月)から受付を開始します。
今年のテーマは「観劇アクセシビリティについて考える2日間」。
文化庁事業の報告から、さまざまな活動や実践の発表まで、盛りだくさんの企画になっています。
この機会にぜひ顔を合わせて、一緒に考えていきませんか?
多くの方の参加をお待ちしています。
____

令和7年度TA-net成果報告会(第12回シンポジウム)
ー観劇アクセシビリティについて考える2日間ー

日時:2026年2月7日(土):分科会、8日(日):全体会 
場所:東京大学先端科学技術研究センター(ENEOSホール、セミナー室他)https://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/material/pdf/20120608144253.pdf

※ 情報保障(手話通訳、文字支援)
※ 全体会は後日、アーカイブ配信あり

※ 詳しくは、以下の情報をご覧ください。
□案内チラシ
https://drive.google.com/file/d/1r73BVZoPcGuI1Kgmdl-bHlmAgATX8dsZ/view?usp=sharing
□開催概要
https://drive.google.com/file/d/1zhdO_c2hv5WLE-UfIK_r8iniIoZKVYKN/view?usp=share_link

【参加申し込み】 ☆明日、1月5日(月)から受付開始!(事前申込制/先着順)
https://forms.gle/fakwnDvCekXRRU3M7

<定員>  
□分科会:各15〜25名(合計60名程度)
※お申し込み状況に応じて会場を調整するため、テーマごとに定員が異なります。
□全体会:150名

※申込締切:2月1日(日)
※期日前でも定員になり次第、受付を終了する場合があります。

<お問い合わせ>
TA-net文化庁事業事務局 staff@ta-net.org

<案内チラシ>令和7年度TA-net成果報告会(第12回シンポジウム)_page-0001.jpg


他にも日々、メルマガ配信やSNS発信も行っています。

2026年もTA-netはさまざまな取組を通し、『観劇アクセシビリティ』について共に考え、発信していきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
TA-net今年度の活動紹介! [2025年08月17日(Sun)]
TA-netは、今年度も文化庁委託事業「令和7年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」を受託し(令和4年度から4年目)、「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」に取組んでいます。
今年度はどんな取り組みなのかをそれぞれ紹介していきます。

____
<取組1> シンポジウム事業。

文化庁事業が始まった令和4年度はコロナ禍真っ只中。
年度末に一年の事業報告をしていましたが、3年連続オンデマンド配信でした。

・ 令和4年度/第9回  https://sites.google.com/view/ta-net9thsymposium/ホーム
・ 令和5年度/第10回  https://sites.google.com/view/ta-net10/ホーム
・ 令和6年度/第11回  https://ta-net.org/symposium/2024/

今年度は、4年ぶりに対面で開催します!

『観劇サポートシンポジウム』
令和8年(2026年)2月7日(土)、8日(日)の2日間。
東京大学先端科学技術研究センターにて行います。

この一年間の取り組みについて、また各地で観劇サポートの普及や啓発に取り組んでいる方もお招きして、『観劇サポートの未来』について一緒に考える2日間。

一日目:分科会
二日目:全体会
他にも、ブース出展も企画中。
詳細が決まり次第、ご案内します。 ぜひ日程を空けてお待ちください。

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二つ目。
<取組2-1> 観劇サポート手話通訳出前講座。

今年度、初めての取り組みです!

全国聴覚障害者情報提供施設協議会の会員の皆さまにご協力をいただき
全国にいる手話通訳者の方々に「舞台現場での手話通訳」について学ぶ機会をお届けします。

12月…沖縄県那覇市
1月…石川県金沢市
へ足を運び、その地域に沿った研修内容を企画していきます。

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三つ目。
<取組2-2> 舞台手話通訳者・手話監修者集合研修。

令和4年度に愛知県豊橋市にある『穂の国とよはし芸術劇場PLAT』、昨年度は大阪市にある『大阪市立芸術創造館』にて事務局主催で実施した集合研修。

今年度は、各地域にいる舞台手話通訳者、手話監修者が企画し、実行委員形式で開催します。

@ 岡山
12月14日(日) / 間もなく情報公開!

A 岩手
1月17日(土)、18日(日) / 絶賛、企画中。

B 札幌
2月14日(日) /オンライン配信とのハイブリッド開催予定。

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四つ目。
<取組3-1> 大会等でのブース出展。

6月に岩手県盛岡市で開催された「第73回全国ろうあ者大会inいわて」でブース出展を行い、全国の様々な方へTA-netについてお知らせすると同時に、本当に多くの意見を聞くことができました。
Blog:https://blog.canpan.info/ta-net/

11月には北海道函館市で開催される「第29回全国中途失聴者・難聴者福祉大会in函館」へ出向きます。

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五つ目。
<取組3-2> SNS等を用いた啓発・普及事業。

TA-netでは、SNSやメルマガ配信、公演情報サイトの運営を行っています。

◎ 全国の観劇サポートつき公演やワークショップ等の情報を掲載している『アクセシビリティ公演情報サイト』
https://ta-net.org/event/

◎第2・4木曜日に『サイト掲載の公演情報』と第1・3金曜日に『公演以外のさまざまな情報』と2種類のメルマガを発行中。
https://m1-v3.mgzn.jp/sys/doubleOptReg.php?cid=M911717
※登録は無料です!

◎X(旧Twitter)も、今年は一段とまめに更新しています。 https://x.com/theatera_net

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六つ目。
<取組3-3> 観劇サポートガイドブック

2018年に刊行し、2020年に改訂した観劇サポートガイドブック
https://ta-net.org/guidebook/
全面改訂し、新版として発行することになりました。
目下、原稿制作中!


その他、文化庁事業以外にも、TA-netでは様々な活動を行っています。
今年一年、皆様にお会いできる機会が目白押し。 
ぜひ各地で、みんなで一緒に舞台を楽しみましょう!
<啓発活動報告>第73回全国ろうあ者大会inいわてへ行ってきました! [2025年06月19日(Thu)]
2025年6月12日(木)〜15日(日)まで、岩手県盛岡市で開催された『第73回全国ろうあ者大会inいわて』バリアフリー展へ出展してきました。(13〜15日の3日間)
会場は、アイーナ・いわて県民情報交流センター。
盛岡駅から徒歩数分の複合型施設です。
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全国の色々な場所からお越しの方々に、TA-netの活動を紹介することができました!

展示内容は、パネル展示、チラシ配布、報告書(https://ta-net.org/symposium/2024/)、観劇サポートガイドブック( https://ta-net.org/guidebook/ )、舞台手話通訳付き公演の写真などなど。

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そして、舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」の動画を2種類流し、多くの方に観ていただくことができました。
(QRコードも掲示し、その場でYouTubeのチャンネル登録をお勧め)
@アートにエールを!
https://www.youtube.com/watch?v=Yh28s1FS07E
A2024年度EPAD採択作品
https://www.youtube.com/watch?v=yS2QfsBc12A

今回も皆さんの生の声を!と「アンケート」を実施。
・舞台手話通訳付き(字幕付き)公演を観たことがありますか?
・観たことはないけれど、興味はある(ない)
また、「観た作品」「観たい作品」もお伺いしました。

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他にも観劇についてこんな声が
・自分の地域でも舞台手話通訳や字幕の付いた公演をやって欲しい。
・推し活をしているから、推しの舞台が観たい。
・〇〇(公演名)を観て、とても楽しかった! また観たい。
・公演中の観劇サポート対象期間を増やして欲しい。
・手話通訳と俳優が一緒に視界に入る舞台は魅力が増す。
などなど。

本当にさまざまな気持ちを知ることができました。
ご協力いただきありがとうございました。

TA-netのことを知ってくださっている人も多く、嬉しい出会いもいっぱいの3日間になりました。
これからも定期的に様々な場所へ出向き活動紹介を行い、『顔を見て話しをする機会』を大切にしていきます。

どこかのイベントで見かけた際にはぜひお立ち寄りください。


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今年もお隣で出展されていたUDCastの皆さまとの一枚
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成果報告会(第11回シンポジウム)オンデマンド配信を開始しました! [2025年03月31日(Mon)]
毎年、この時期に開催しています「TA-netシンポジウム」
早いもので11回目となりました。

一昨年度、昨年度に引き続き、令和6年度もTA-netは文化庁の委託事業を受託し、「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」において様々な事業を実施しました。

今回は、成果報告会としてこの1年の事業内容報告や関わってくださった方々にインタビュー形式で様々な思いをお話していただき、オンデマンド配信いたします。

『みんなで一緒に舞台を楽しもう!』を合言葉に全国の様々な場所で活動した一年間。
その成果をぜひご覧ください。

<特設サイト>
https://ta-net.org/symposium/2024/


特設サイトでは
成果報告会の動画(音声日本語/日本手話/日本語字幕付き)

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成果報告書の電子書籍
(冊子版をご希望の方は特設サイトのフォームからお申し込みください。  冊子:無料/別途、送料をご負担いただきます。)

ブログ用特設サイト.png

さらに、第9回・10回の特設サイトも公開しています。
(申し込みなしで視聴可能になりました)

ぜひお気軽にご覧ください。
またシェア・拡散、大歓迎です。


ーーーーーーーーー

文化庁委託事業 令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業
「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」成果報告会(第11回シンポジウム)

(動画1)令和6年度 実施概要報告
https://youtu.be/GCEj-ZvWY_8

(動画2)取組@ モデル事業の実施
舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」
https://youtu.be/Zd4Kno_kZgY

(動画3)取組A 舞台手話通訳のスキーム開発
豊岡演劇祭2024 青年団『銀河鉄道の夜』舞台手話通訳付き公演
https://youtu.be/-bKOwMmvGgI

(動画4)取組B 舞台手話通訳付き公演を希望する団体・アーティストの公募
全国への舞台手話通訳派遣公募プログラム タクフェス第12弾『夕-ゆう-』
https://youtu.be/Gozz_dNnifc

(動画5)取組C 人材育成
舞台手話通訳者・手話監修者の集合研修 in大阪市立芸術創造館
https://www.youtube.com/watch?v=zMi8xbP5Pcg


ーーーーー
<啓発活動報告/全国中途失聴者・難聴者福祉大会へ行ってきました!> [2024年12月19日(Thu)]
「第28回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会 in平和の都ひろしま」(2024年11月23日〜25日)に参加しました。
文化庁事業チームとしては、2年前の第26回大会(inおんせん県おおいた)に続き2回目です。
今回もブースを出展し(23日、24日の2日間)、大会に参加された方々へTA-netの活動紹介を行いました。
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展示の内容は、活動内容のパネル、動画再生(@ 舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」 https://youtu.be/Yh28s1FS07E?si=fFL2GLXtD7gnJUad  /A 舞台演劇に手話通訳を!〜演劇の門戸 広げます〜 https://youtu.be/7FQUpYxQbd0?si=X-4SDJMDpylyT9Vn )、啓発チラシや昨年度までの成果報告集の配布、観劇サポートガイドブックの紹介( https://ta-net.org/guidebook/ )などなど。
大会に参加された多くの方が足を止めてくださいました。
私たちスタッフも、活動紹介をしながら、色々お話を聞かせていただき、とても有意義な2日間を過ごすことができました。
「中途失聴者・難聴者の方々から、リアルな声を伺いたい」と今回も付箋を準備して、『映画や舞台の観劇に望むこと』をテーマに色々な思いを書いていただきました。
 
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・ 大きなイベントだけではなく、小さなイベントにも字幕をつけて欲しい
・ 漢字の字幕にふりがなが欲しい
・ 長文の字幕は読んでいて疲れてしまう
・ 舞台やスクリーンの近くに字幕があると良い
・ 歌詞以外に、MC(ライブ等の合間にあるトーク)にも字幕があると満足感が違う
などなど、本当に様々なご意見をいただくことができました。ご記入いただいた皆さまありがとうございました。
また今回はひろしま文化振興財団の高井様が2日間ご協力くださり、当団体について地元の方々を中心にご紹介いただきました。ありがとうございました。
これからも定期的に様々な場所へ出向き活動紹介をする一方で、『顔を見て話しをする機会』を大切にしていきたいと思います。
豊岡演劇祭2024の報告(3) まとめ [2024年12月15日(Sun)]
終演から時間が経ちましたが、
改めて豊岡演劇祭2024Director's Program青年団『銀河鉄道の夜』舞台手話通訳付き公演について、TA-netメンバーからのコメントを元に振り返りたいと思います。

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◯廣川麻子(コーディネーター)
演劇祭に関わるスタッフの皆さんが、『観劇サポートという取り組み』を心から楽しんでいる様子に安堵し、嬉しく思いました。
受付周りも、(指差しシート)や(注文票)など工夫をしましたが、場面緘黙(かんもく)のお客様から「安心できる空間でした」と喜ばれました。
このように聞こえないだけでなく、観劇サポートはあらゆる観客にとって意義のある取り組みであることを確認できました。ありがとうございました。

◯下坂幸恵(舞台手話通訳)
今回は、配役で舞台手話通訳者が交代するという初体験をしました。
つまり、会話のときなど2人の舞台手話通訳者が同時に舞台に存在します。
手話監修者が2名(男女)ついていただくのも初めて。
子どもが悲しみを乗り越え成長していく文学作品を、深く豊かに監修していただきました。
思いもよらない、翻訳も多く生まれ、長らく見にきていただいている方からは「翻訳が今までで一番」と評価いただき本当にホッとしました。
今回、滞在型で時間をかけて丁寧に作り上げられたのも大きな理由かもしれません。
そして、舞台手話通訳者はわたし1人ではできない、と実感する作品でした。

◯小平美香(舞台手話通訳)
これまで何度も国内外で上演した作品にもかかわらず、演出家、役者や舞台スタッフの皆様は「手話通訳を必要とする人により伝えるため」と舞台手話通訳が入ることで起こる変化を柔軟に受け容れてくれました。稽古が進むにつれて自分も「舞台を創る一人」だと感じられ、臆することなく参加できました。
舞台手話通訳の経験豊富な先輩と組ませていただけたこと、手話監修者お二人の粘り強い指導と温かな励まし、アシスタント・事務局の皆様の手厚いサポートにも大変助けられました。
感謝しかありません。

◯馬場博史(手話監修)
手話監修者として「何が最善か」を考え続けていくことが何より大事ではないかと思いました。
現場で集まったメンバー全員で現在の状況を知り、「何が最適なのか」考え続けることが必要だと思ったこと。私にとって貴重な経験ができました。
最終的には最高のチームを作れる形ができ、心から少しホッとしました。
本当にありがとうございました。

◯中村千穂(手話監修))
豊岡演劇祭の舞台手話通訳監修は何よりオリザ先生が舞台手話通訳について大変理解を示してくださり、都度都度提案してくださったり逆にこちらの提案も受け入れてくださったり、劇団員のかたも一緒に作り上げようとしてくださりとてもいい経験になりました。
手話通訳者のおふたりが必死に食らいついてくださり、ここまでやれたことはよかったと思います。私もいい経験ができました、ありがとうございます。

◯久保沢香菜(アシスタント)
アシスタント(主に稽古場の通訳)として参加しました。
小屋入り〜初日までの稽古の時間は当然限りがあります。限られた時間で、手話監修の中村さんと馬場さん、コーディネートの廣川さんが言いたいことを適切に伝えなくてはいけません。ですが、言いたいことも言葉選びも、言い方ひとつで雰囲気を壊したり、聴者に誤解を与えたりします。いわゆる、声の抑揚や強弱は聴者の文化だと改めて感じることがこの1週間で多くありました。ですので、不要な遠慮や我慢ではなく、演出家との折り合いはつけていかなければいけないと思います(今回は平田オリザさんの理解が高く、逆に拍子抜けする場面もあったくらいですが)。そこには舞台手話通訳者や監修とはまた違う集中力が必要になってきます。そんな中、今回は5日間ということでしたが、稽古の時間はそこだけに集中させてもらえる恵まれた環境でした。
一人ひとりが自分の持ち回りだけに集中できるということは、結果的に作品をより良くするための毎日に直結していると改めて感じた豊岡演劇祭でした。

◯浅野慶子(アシスタント・事務局)
限られた時間のなか、皆さんがそれぞれの立場で、より良いと願う方向に向かってベストを尽くされている様子に大きな刺激を受けました。
まだまだ力不足の自分を振り返りつつ、いろんな人にこの経験をしてもらえたらなぁと思う素晴らしい現場でした。ぜひ挑戦してみてください!

◯端野真佐子(事務局)
普及啓発として
全国から演劇関係者が集まる豊岡演劇祭で舞台手話通訳付き演劇公演が実施できることはモデル事業としても意義のあることだと感じました。6月には豊岡演劇祭の制作スタッフさんや大学生たちとアクセシビリティ対応に関する研修機会を持ち、また作品創作においては青年団のみなさんと共に意見交換しながら取り組めたこともよかったと思います。

◯小原郁子(アシスタント・事務局)
今回、アシスタント同士の振り返りの場を持つことで、舞台手話通訳者や手話監修者との関わり方を一致させることができました。
『みんなで一緒に作り上げていく』、という気持ちがそれぞれにあったからこそ、今回のような形ができたと思っています。これをモデルの一つとして、さまざまな地域、団体で同じような活動が広がることを願っています。


<インターン生からの声もご紹介します>
・小・中と近くに聾学校・盲学校があり、年に1度交流をしていた。そのため聴覚障害者への鑑賞サポートに関心を持った。「ありがとう」「おはよう」といった簡単な手話を覚えた。
・手話は声を使わないために静かに会話するものだと思っていたが、みなさんの様子を見ていると、とても賑やかで楽しそうにコミュニケーションをとっているので興味を持った。手話を学びたいと思っている。


最後に
青年団が長年上演している『銀河鉄道の夜』を舞台手話通訳と字幕付きで上演できたことをとても嬉しく思います。

『また、いつか、どこかで』
様々な方々とこの言葉を交わしながら、手話チームは劇場を後にしました。
この出会いをキッカケに繋がりは確実に広がっていくでしょう。

また、いつか、どこかの劇場でお会いし、
同じ作品を、同じ時間、同じ空間で、一緒に楽しみましょう!
TA-net舞台手話通訳チームの集合研修を開催しました(2) 発表会へ [2024年11月19日(Tue)]
☆1日目のBlog→ https://blog.canpan.info/ta-net/archive/835

研修2日目/6日(日)10時

発表会の会場で照明の範囲や操作卓の説明を聞いてから、各チームの稽古が始まりました。
3つの部屋を時間ごとに交代で利用し、それぞれが集中した時間を過ごします。
本番会場が使用できる時には、広さや照明を確認。
通しを撮影して確認し、また稽古を重ねるなど、発表会ギリギリまで今回の挑戦は続きました。

そして、いよいよ発表会へ。
途中で椅子を増やすほどの大盛況!
44名もの方にお越しいただきました。

IMG_0165.jpg

・「公演」ではなく「発表会」である
・今回の研修の目的や意図
等の説明があり、上演が始まりました。

Aチーム/キンダイゲキセン「コンプレックス」
Bチーム/彗星マジック「深夜バス」
Cチーム/劇団ヘラヘラ企画「イス」

参加者も一緒に客席でそれぞれの作品をお客様と一緒に観劇しました。
これも発表会ならではの時間ではないでしょうか。

3チームの上演後は、「感想シェア会」へ。
観劇して終わるのではなく、観客と参加者が感想や意見を交換し、今後の「舞台手話通訳つき演劇」の在り方について一緒に考えていく大切な時間として実施しました。

チーム毎に観客から質問や感想、意見をもらい、演出家や手話監修者が応えていきます。

主な意見をご紹介
A
観客)舞台手話通訳者が複数人同時に通訳すると、一度に目に入らず見にくかった

監修)後方の席では一度に見えて良かった。色々な場所での見え方がある
研修なので、俳優1名に対し、1名の舞台手話通訳者が担当する形を取り入れてみた

B
観客)面白かったが、俳優のどちらが話しているのか分からなかった
演出)ただ通訳するのではなく、舞台手話通訳者も演者として作り上げたかった
観客)ピアノのシーン…何の意味があるのか分からなかった
監修)
・音楽…ピアノ(その場にはなく、音だけ聞こえる)の表現は課題である
・ろう者にとっての音楽とは何かと、様々な工夫をした

C
観客)通訳者なのか演者なのか、入れ替わったところが分からなかった
演出)分からなかったと、ろう者の方から意見をもらったが、きっと聴者も分からない人が多かったと思う。分かりやすくも作れたが、もっと複雑にした方が脚本の世界が伝わると思ってチャレンジした。
監修)固定型で作り最後に壊す挑戦をした。分からないのも正解だと思う。


他には、全体に関してこんな感想も
・3つの話を一度に観ることができる大切な機会だった
・情報保障として端についているのではなく、舞台手話通訳者も含めた演出プランを作る形は、近年広がってきていると思う
・観客にあらゆるパターン、ジャンル、種類、数を観せられると観客の想像力が広がる
・慣れていないと理解するのに時間がかかるが、このような機会が増えると良いと思う

ののさんの総評では
・舞台手話通訳つき公演に出演したことはあるが、観劇は初体験
・ジャンルの異なる作品に、それぞれのチームが「この方法が良い」と考えていた
・舞台手話通訳の種類が増え、表現の中により深く入り込むことになったと思う
・舞台手話通訳には多くの人が関わっていると改めて感じた
・課題も見つかった
 観客の「分からない」にも色々な理由がある
・観劇の経験値がまだ浅い人が多いため、今回のような機会が増えると、新しい可能性が広がると思う

とのコメントをいただきました。(一部抜粋)

お客様をお見送りしたあとは、
A、B、Cチームに再び分かれて、この2日間を振り返ります。

手話チームは、「自分の役割を遂行できたのか」
劇団の方は「初めて舞台手話通訳つき演劇に挑戦しどう感じたのか」

もっと話したい!と各チームから声が上がるほど、熱い振り返りになりました。
それぞれが今後につながる何かを持ち帰る時間になったのではないでしょうか。

Aチーム
・チームの大切さを実感した
・会話が重なる部分をどう伝えていくのか考えたい

Bチーム
・一緒に作れて良かった
・見せ物として作るには、もっとやってみたい

C
・アシスタントの意見をもらいながら、みんなの意見をもらって監修できた
・初めて、舞台上に俳優以外が立っている経験をし、色々なことをしてもらった
・それぞれが、自分の役割を自分で考えて動けた


この発表を受け、ののさんから総評をいただきました。
・チーム毎に、さまざまなコミュニケーションがあり、それぞれのチャレンジやアプローチがあった
・舞台手話通訳の世界を経験すると、俳優以外の誰かがいる心強さを実感でき表現が深まる
・今日はこれがベスト。稽古を重ねたら違うものになると思うため、続けて欲しい
・色んな作品について、観劇できる機会が増えると良いなと思う


廣川理事長からは
・合同の稽古は計8時間と短い中で、一つの作品を創り上げられた
・これからまた繋がり、広げていって欲しい
・大きな一歩になったと思う
と参加者に対するコメントがありました。


本当にあっという間だった2日間。
なかなか顔を合わせることのない全国のTA-netメンバーが顔を揃えたこと。
参加してくださった三団体の皆様とご一緒でき、とても濃い時間が過ごせたこと。
そして、大阪市立芸術創造館の館長ののあざみさんのご協力があってこそ。
舞台手話通訳つき演劇の可能性が広がる大切な時間になりました。

次回はまた別の地で。
研修を開催したいと思います!

そして今回の繋がりが続いていくことも期待しています。
TA-net舞台手話通訳チームの集合研修を開催しました! [2024年11月01日(Fri)]
10月5日(土)、6日(日)
2年ぶりの集合研修を開催しました。
この研修は、受諾している文化庁委託事業の中の一事業です。

前回は、舞台手話通訳者と手話監修者は別々の機会に研修を行いましたが
今回は、手話通訳協力者も含めた『舞台手話通訳チーム』として実施。

全国のTA-netメンバーが24名(ろう者:4名、聴者:20名)、賑やかに集まりました!

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この企画は、大阪市立芸術創造館様との共催事業として企画から運営まで様々なご協力をいただき実施することができました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


さて、研修の内容は
「舞台手話通訳付き演劇を作ろう」と題して最後には発表会を実施する企画。
初日から、時間に沿ってご紹介します。

5日(土)10時
全国から、参加者が続々と会場に集まります。
久しぶりの再会、リアルで会うのは初めて、初めましての方等々。
それでも同じTA-netメンバーなので、あちこちで話に花が咲きました。

まずは、アイスブレイクから。
参加者が円になって座り、「サインネーム」で自己紹介。
(サインネームとは、音声言語における「あだ名」に相当する表現。人物の特徴等から作られます。)
自分のだけではなく、自分より左側に座った人のサインネームも続けて紹介。
「私のサインネームはなんでしょう?」で、全員が表現し、しっかりインプットできました。

続いては、「アシスタント」についてのディスカッション。
使用言語は、基本『手話』との説明から始まりました。

発表会用のグループに分かれて、付箋と模造紙をフル活用し、書き込みながら色々なことを話し合っていきます。
・良かったこと。ポジティブな意見
・困ったこと。ネガティブな意見
・望むこと。解決策
・ポジティブ、ネガティブなことで結果起きたこと

グループそれぞれで、活発な意見交換が行われました。
時間が足りずに「延長」をお願いするチームも。

少しだけ内容をご紹介。
・手話通訳、情報保障とは何か
・舞台手話通訳チーム内で、それぞれの役割を明確にする
・舞台手話通訳つき公演の目的は何か(作品づくり、観劇してもらう)
・お互いに遠慮なく話し合える環境、関係性が大切
・全ては信頼関係があってこそ
・舞台の成功に向かって一緒に進んでいく仲間であり、役割は異なるが、対等な立場
こんなことを話し合いました。

そして、発表、全体でディスカッションと進んでいきます。

質疑応答もしながらまとめた結果
【良い作品を作るためにアシスタントのあるべき姿】とは
◎聞こえて手話もわかる大切な存在
・舞台手話通訳者の手話が俳優の声やタイミングとずれている時等は、そのことをきちんと伝えることが大切
◎事前準備が必要(ただ行くのではなく)
・舞台手話通訳者と同じように、台本を読み込み手話に翻訳する
・稽古場情報やスケジュール等を把握する
・演劇の知識やマナーを知ることも大切
◎伝え方が大切
・気遣いのある言葉を選択(こちらの方がより良くなる等)
◎現場ごとに「アシスタントはどこまで担うのか」を話し合い、役割を明確にしておくことが大切

経験も立場も地域も異なるメンバーがお互いにさまざまなことを話し合う。
とても貴重な機会になりました。

そして、午後の部へ。

その前に…昼食中もあちこちで話に花が咲いています。
同じ目標を持ったもの同士、数年ぶりに会っても初対面でも話題が尽きることはありません。


(午後の部)
いよいよ、「ご自身の公演に舞台手話通訳をつけてみたい団体」として応募してくださった三団体(キンダイゲキセン、彗星マジック https://suiseimagic.uijin.com/ 、劇団ヘラヘラ企画 https://x.com/hrhrkikakudayo )の皆さまと合流します。

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受付を終えたら、チーム毎に元気に自己紹介。
早速、サインネームを考えるチームもありました。

全体で自己紹介した後は
芸術創造館の館長ののあざみさんからのご挨拶。
・自分も舞台手話通訳つき演劇を経験したことがあり、とても良い経験になった
・「言葉を見つめ直す良い機会」
・情報保障であり表現
・作品に深みや広がりを持てる
ご自身の経験から感じたことを全員に伝えてくださいました。

続いては、TA-netの廣川理事長によるレクチャー。
豊岡演劇祭の公演前に行ったように、舞台手話通訳や観劇サポートについて、特に団体の方に向けてお話をしました。   
参考: 豊岡演劇祭2024の報告(レクチャー編)
https://blog.canpan.info/ta-net/archive/834

そして、いよいよ! 各チームの稽古が始まります。
どのチームもギュッと集中して、それぞれのやり方で稽古をしていました。

この先は、「発表会当日」へ続きます。
豊岡演劇祭2024の報告 (2)レクチャー編 [2024年10月14日(Mon)]
☆前回のBlog☆
豊岡演劇祭2024の報告(1)はじめに 
https://blog.canpan.info/ta-net/archive/833

豊岡演劇祭2024Director's Program青年団『銀河鉄道の夜』舞台手話通訳付き公演。
毎公演前に、『「舞台手話通訳」とは?』と題し、理事長の廣川が20分ほどのレクチャーを行いました。
レクチャーの内容を簡単にご紹介いたします。

ーーー
今回の「舞台手話通訳付き公演」は、豊岡演劇祭の公式プログラムとして、初の取り組みであることを最初に紹介。
次に、「観劇サポート(障害の有無を問わず、さまざまな舞台を自由に楽しむ方法)」について説明し、廣川のさまざまな経験を交え、観劇サポートの歴史も踏まえて、舞台手話通訳についてお伝えしました。
・日本で演劇を観る際に、苦労しながら「非公式で台本を借りていた」こと。
・イギリスへ一年間留学し、60本以上を観劇し、その経験から「日本でもイギリスと同じように楽しみたい」とTA-netを設立するに至った想い。
・2018年度から取り組んでいる舞台手話通訳者の育成と普及について。
・手話通訳と舞台手話通訳はどう違うのか。
特に、「舞台手話通訳付き公演」の制作過程についても丁寧に説明しました。
・話している内容や情報を伝える意味では一般的な手話通訳と同じであること。
・準備の過程(稽古時間をとり、俳優やスタッフたちと調整して制作する)について。
・俳優と共に稽古する時間と手話チームのみで行う稽古と分けて行うこと
また、大切にしていることについて
・作品の理解(台本、映像の読み込み)
・作品の魅力、世界観を大切にすること
・俳優の演技を生かすことなどなど。
そして、今回の作品を観劇する前に覚えて欲しい「サインネーム」も紹介しました。
※サインネームとは、音声言語における「あだ名」に相当する表現。人物の特徴等から作られます。
ーーー

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受付に来てからレクチャーがあると知った方もいれば、表に並んでいる時から「レクチャーはチケットがあれば見られますか?」とスタッフの方に質問している方もお見かけしました。
特に初日はレクチャーを行った部屋の椅子が足りなくなるほどの大盛況!
TA-netが広めている「観劇サポート」について知っていただくとても良い機会になりました。
そして、事前に行うことで、観劇がより楽しめる。
初めて観劇サポートつきで観劇する方にとっても、知っていると知らないとでは、観劇した際の感覚が違ったのではないでしょうか。
この取り組みを「同じ作品を、同じ時間、同じ空間で、一緒に楽しむ」ために今後も多くの場所で取り入れていけると良いと思っています。


〜Bまとめに続く
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