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チーム3ミニッツは、日本をより元気にするために、1日3分間「ありがとう」を考えていこうという活動をしています。私たちは、チーム3ミニッツを通じ、明るい社会を創造し、未来の子どもたちの元気な社会をサポートしていきます。

「ありがとうのはがき」の応募方法など、詳しくはチーム3ミニッツのホームページをご覧下さい。 

チーム3ミニッツ http://t3m.jp/  
チーム3ミニッツWEBSHOP http://t3mshop.jp/  

環境循環型WEBとは チーム3ミニッツ・ニューズレター [2008年11月22日(土)]
チーム3ミニッツ 生活デザイン研究所 ニューズレター
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    @ 来年度のチーム3ミニッツは、環境循環型で始動
    A 環境循環型WEB SHOPの参加の仕方
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@ 来年度のチーム3ミニッツは、環境循環型で始動

今年1月からスタートしたチーム3ミニッツは順調に育っています。その活動
は、幼稚園や小学校だけでなく、子供会などでも「ありがとうのはがき」運動
が、少しずつ浸透しています。

チーム3ミニッツのホームページをご覧になった方は、もうお気づきと思います
が、来年度1月からの第二期のスタートを前に、ホームページが大幅にリニュー
アルしています。その最大の特徴は、環境循環型WEBといえましょう。

チーム3ミニッツの環境循環の考え方は、以前からお話ししているように、「あ
りがとう」が循環することで社会に「ありがとう」が浸透し、明るい社会が形成
できるという考え方ですが、これをより具現化したのが、環境循環型WEBです。

この環境循環型WEBの目的は、自主独立の経営とパートナーのNPOなどとの共労を
より強固にするためですが、そのページの中に、「ありがとうのはがき」「地域
農産物」そして「提携企業とのWEB SHOP」があります。

「提携企業とのWEB SHOP」ってなに http://www.t3m.asia/shopping4.html

第一の「ありがとうのはがき」は以前から発行していますが、これがWEB SHOP
の柱となっています。 http://www.t3m.asia/shopping1.html

第二の「地域農産物」ですが、これは地方にある優秀な農産物などを販売するも
のです。これに参加する地域は、京都、岡山、沖縄です。この中で、沖縄の物産
については、琉球王朝の長寿食を全国に知らせることも目的にしています。

ここで取り扱う商品価格は平均1万円ほどで、一般価格よりだいぶ高いのです
が、顧客は富裕層を考えています。なぜ富裕層かというと、よい農産物を生産す
る農家の収入を増やすと同時に、弊所の利益が高いことにあります。

利益が高いことは、その余剰金がNGOやNPOの資金となり、効率よく循環してい
くという、環境循環型コンセプトそのものです。この正式発表は、本年末にな
る予定です。

第三の「提携企業とのWEB SHOP」ですが、こちらには高価な商品はありません。
チーム3ミニッツWEB SHOPには、47社の提携会社が入っていますが、その販売
価格は、提携会社が直接運営しているサイトと同じ金額ですので、皆様にご負
担をかけることなく、誰もがチーム3ミニッツの活動に参加できます。このWEB
SHOPで買い物をするとチーム3ミニッツに販売手数料が入り、その資金がチーム
3ミニッツの活動費となります。http://www.t3m.asia/shopping3.html

チーム3ミニッツのGoogleランキングは「5」まであがっていますが、新ホーム
ページを15日に仮アップして、誰にもこのホームホージを知らせていないの
に、「提携企業とのWEB SHOP」のコンセプトに共感してくれた人が多いよう
で、その人数が5日間(20日締)で20名までになっているのには驚きと
同時に、感謝の心でいっぱいです。

これらのWEB SHOPから生まれるチーム3ミニッツの活動費は、「ありがとう」運
動だけでなく、「NPOテラ・ルネッサンス」のウガンダでの元少年兵の社会復帰
施設支援や、「おひさまエネルギーファンド」との共労に使われます。皆さまも
ぜひご参加いただきたく思います。

NPOテラ・ルネッサンス http://www.terra-r.jp/
おひさまエネルギーファンド http://www.ohisama-fund.jp/

「チーム3ミニッツ」と「チーム3ミニッツWEBSHOP」は別途独立させ見やすく
しています。

チーム3ミニッツ http://www.t3m.jp/
チーム3ミニッツWEB SHOP http://www.t3m.asia/


A 環境循環型WEB SHOPの参加の仕方

環境循環型WEB SHOPの参加の仕方は簡単です。

1 http://www.t3m.asia/shopping3.htmlをクリックして、提携企業一覧から
買い物をする企業を選んでください。

2 買い物する企業のバナーをクリックすると、買い物ページがあきますので、
そこでお買い物をしてください。

たったこれだけで、誰でもチーム3ミニッツの活動に参画できます。

次回の買い物も、チーム3ミニッツのWEB SHOPから提携企業をクリックしてお買
い物をするだけで、チーム3ミニッツに販売手数料が入金されます。

現在の環境循環型WEB SHOPのページ右には、各デパートのお歳暮ページにダイレ
クトにいくバナーが貼られていますので、お歳暮をお考えの方はこちらからお進
みください。おせちのコーナーもあります。

環境循環型WEB SHOPの使い方はいろいろですが、先日、お米が重たいので「イ
トーヨーカドー」の通販で買いましたとか、旅行に行くので「楽天トラベル」と
「JAL」から申し込みましたという声も寄せられ感謝でいっぱいです。

■ 環境循環型WEB SHOP http://www.t3m.asia/shopping3.html
Posted by チーム3ミニッツ at 19:54 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
吉備の国4桃太郎と吉備団子は関係ないという話 [2008年11月15日(土)]
吉備の国4 桃太郎と吉備団子は関係ないという話

吉備の国のむかし話といえば、「桃太郎」である。
















 いもと ようこ著


桃太郎は、鬼退治に出かけたが、そのとき「きびだんご」を持って行った。

そこで、「きびだんご」は、吉備の国の食べ物だから「吉備団子」なのか、それとも、雑穀の「黍(きび)」が入っているから「黍団子」なのか、疑問を持った。

岡山は古くから、黍の産地として知られている。

そんな疑問に、元気屋の山崎雅子さんの言葉がヒントになった。「吉備団子」には、黍の粉が入っているけど、黍の割合が2割を超さないと「黍団子」といえないのだという。これはJAS法の関係なのかとそのとき思ったのだが、そこで、ますます黍と吉備との関係性を知りたくなった。

これは、桃太郎に聞くしかない。

Wikipediaによれば、「吉備団子の起源としては諸説あり、吉備津神社の祭礼においての供え物を酒宴の席で振舞った事から、参拝土産品として用いられるようになったとする説や、幕末において、岡山城下の町人が赤色のカキ餅風の和菓子を製造し、茶請け用にしたものが起源とする説などがある」と解説している。

しかし、その後の記述に目がとまった。

「日清戦争勃発時前後において岡山駅で販売がなされ、全国的に有名となった。その後1897年ごろまでにおいて、13軒の「本舗」を名乗る土産店が現出した。
室町時代に広まったとされる桃太郎の話と、和菓子としての吉備団子には直接的な関係はないが、駅での販売で双方をリンクさせた宣伝をしたことから、現在は桃太郎の絵がパッケージに印刷された製品もある」

ということは、桃太郎に「吉備団子」のルーツを聞いても答えられないのである。

そこで、私が出した推論はこうである。

「きびだんご」は、いま「吉備団子」と書かれているが、それは、黍の割合が20%以上でないからJAS法により「黍団子」と表記できない。

例え、黍を20%以上加えた「黍団子」を製造しても、黍を入れすぎるとパサパサな餅になるので、旨いものではない。だから、JAS法にのとった「黍団子」を製造しても意味はない。

昔ながらの「黍団子」は、JAS法の規制により「吉備団子」の表記になるが、それ以前も、吉備の国の団子を「吉備団子」と表記したのではあるまいか。

桃太郎と「吉備団子」は、広告戦略として、その両者がつながったのにすぎない。

桃太郎は「きびだんご」を持って鬼ヶ島に行ったが、その時代にはJAS法がないので、桃太郎の話の中では、「吉備団子」でも「黍団子」でもどちらでも正解である。














これは、日本のおとぎ話のロマンの先にある柔らかな世界といえる。

そういえば、五月の節句に恵方に向いて、海苔巻きを食べると福が来る、という行事が全国に伝わっている。これも、大阪の海苔商の組合が、海苔の消費量を増やそうと始めたプロモーションであった。

岡山発の桃太郎と吉備団子の関係も、大阪発の恵方と海苔巻きの関係も、日本人が好むロマンが高じて広まった話だが、僕は、そんな日本が好きである。

注)文中の話は、歴史的裏付けをとっていない。だから、責任を持てないことを宣言しておく。でも、歴史ロマンってこんなものなのだろう。

Posted by チーム3ミニッツ at 09:08 | ありがとうと食 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
吉備の国3 吉備団子 [2008年11月14日(金)]
岡山は、吉備の国である。その地の名物は、「吉備団子」である。

岡山に来る朝に、そういえば本物の「吉備団子」を食べたことがあるのかな、と思った。本物の「吉備団子」ってどんな味がしてたっけと思った。


廣榮堂ホームページから

そこで、「元気屋」のスタッフに、「本物の吉備団子」を食べたいのですが、どこに行ったら買えますか」と聞いてみた。そしたら「廣榮堂の『むかし吉備団子』が本物の味ですよ」と教えてもらった。

同行の耕太朗くんは、メモをとったし、すぐに買えると思っていたら、とんでもないことだと後で知ることになる。

だいたい、地元の名物といわれるものは、京都人が「八つ橋」を家で食したり、贈り物にしないように、岡山でも「吉備団子」など無視される存在なのは分かっていた。

なぜなら、岡山から美味しいものを送ってもらっても、「吉備団子」を贈られたことは一度もないからだ。やはり、岡山の進物といえば、耕太朗くんが作っている高級ブドウや桃である。

倉敷駅のKIOSKのお土産売り場に立ち寄った。そこで、「廣榮堂の『むかし吉備団子』ありますか」と聞いたら、ここでは取り扱っていないという。そこから、この団子を無視するわけにはいかなくなった。

倉敷から約15分電車に乗ると岡山駅に着く。そこから新幹線に乗るのだが、ここで途中下車をして、あの「廣榮堂の『むかし吉備団子』」を探すことにした。

駅の改札を出たところにある、地元の直営店らしきコーナーに向かう。
そこは、まさに、あの麗しい「廣榮堂さま」の直営店であった。

耕太朗くんが、さっそく「『むかし吉備団子』ありますか」と聞くと、店員は私たちを見て「おぬしできるな」と笑顔を返した。


廣榮堂ホームページから

そこでさっそく、「では、これをひとつお願いします」と私がいうと、「今日はあとひとつで売り切れになります」と店員が厳かに宣言した。耕太朗くんはあわてて残りのひとつを買い求めた。

家に帰り、「廣榮堂の『むかし吉備団子』」を味わうと、いままで食べた「吉備団子」は、団子ではなくて菓子であることがすぐに分かった。

いままでの「吉備団子」は、甘さが強く、柔らかく、餅とはいえないしろものだとすぐに気がついた。

廣榮堂の『むかし吉備団子』は、実に餅っぽい団子なのである。噛めば噛むほど黍(きび)の味がまろやかに出てくるし、餅のかたさと黍のバランスが実によい。

廣榮堂の創業は、安政3年(1856)というから、150年の歴史を誇っている。

「むかし吉備団子」は、材料を吟味し、製造に大変な神経を使っているらしい。だから、数量が少ない限定品なのである。だから、直営店でしか売らない商品なのである。

http://www.koeido.co.jp/item_kibidango_2_2.html


価格も、普通の「吉備団子」より5割ほど高い。でも、この味を一度知ったら、お土産売り場で売っている「吉備団子」は、菓子というジャンルのものであることが理解できるはずだ。


新幹線の中で撮った「吉備団子」。奥にあるのは、普通に売られている「吉備団子」。
店の人が、味が比べられるように渡してくれた。

廣榮堂のホームページを見ていたら、「むかし吉備団子」が通販で買えることに気がついた。
廣榮堂  http://www.koeido.co.jp/

むかし吉備団子 http://www.koeido.co.jp/item_kibidango_2.html
創業当時の黍団子 http://www.koeido.co.jp/item_kibidango_4.html

Posted by チーム3ミニッツ at 08:36 | ありがとうと食 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
吉備の国2 看板 [2008年11月13日(木)]
倉敷の町を中野耕太朗くんと散策した。

元気屋から倉敷美観地区を目指しながら、適当に歩く。

倉敷の美観地区といえば、赤煉瓦、白壁の町並みである。倉敷紡績の全盛期に、大原孫三郎が大原美術館を設立したが、そこに、歴史ある町並みが続いている。

しかし、今回は、その歴史ある運河沿いを通らずに、その裏通りを歩いてみた。なぜそこを散策したかといえば、適当に歩きすぎたからである。

しかし、そこに大いなる発見があった。その町並みにある店の看板が、レトロ調でもなく、モダンでもない、好い加減であったからだ。



その看板をひとつひとつカメラで押さえていくのだが、そこに好い加減な時間があった。








 
Posted by チーム3ミニッツ at 07:16 | ありがとうと食 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
吉備の国の元気屋 [2008年11月12日(水)]
吉備の国 岡山に行ってきた。同行者は、「さわやかアグリ」の中野耕太朗くんである。



兵庫県生まれの耕太朗くんは、平成5年、24才の時に、岡山の吉備で農業をしようと移住した。そして、その土地で最高品質のピオーネやセトジャイアンツ種のブドウを育て上げた。

彼はまったくの素人だったが、平成15年、農業経営と地域活動などの功績を認められ、矢野賞を受賞した。

(矢野賞=第一生命保険相互会社創立者の矢野恒太翁が、昭和26年逝去後、翁の業績を顕彰するため昭和28年「(財)矢野恒太記念会」を設立し、岡山県下の優秀な青年農業者を表彰する「矢野賞」を設けた)

彼と岡山を訪ねたのは、チーム3ミニッツの環境循環型WEBSHOPのマーケティングをするためだ。

訪れたのは、倉敷の駅から約1kmの距離にある、「元気屋」である。この店は、玄米食の食堂と無農薬自然食品の販売をしている。


 
この店は、山崎誠さんと雅子さんが仕切っている。山崎誠さんは、吉備中央町の町議会議員で、この町に産廃施設が来ることに反対し立候補して議員になった。



山崎さんに、チーム3ミニッツの環境循環型WEBSHOPのコンセプトと方向性を話すと、地元で農業法人経営にも参画している山崎さんは、大いに興味を示してくれた。その成果は後日によい報告ができるはずだ。

この店で山崎さんと打ち合わせをしていたのだが、話もそこそこに、厨房で何かを作っているのが気になってしかたなかった。しばらく我慢をしていたが、我慢できなくなり、失礼にも厨房にずけずけと入っていくと、炊きあげたばかりの「玄米」があった。それを、物欲しそうに見ていると、「おにぎりにしましょうか」と声をかけてくれたので、「はい」と私はポチの様に従順に従った。

「元気屋」の自然農法に対するこだわりは尋常ではない。地元の食材だけでなく、全国から吟味された商品が店いっぱいに並んでいる。



有機トマトケチャップ、くず100%の「れんこんくず湯」、有機米使用の玄米甘酒、有機米と有機大豆を自然塩で仕込んだ「糀みそ」など、こだわりの有機商品があるのだが、デパートの売り場のように派手さがないので、吟味して見ていかなければ見逃してしまう。

「元気屋」の商品群も、何らかの形でチーム3ミニッツと連動することは確実だ。その商品やスピリットを私たちは伝えていく義務がありそうだ。



元気屋 岡山県倉敷市美和1−4−20
電話(086)422−8820 FAX(086)422−8821

Posted by チーム3ミニッツ at 08:23 | ありがとうと食 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
無二的人間 [2008年10月23日(木)]

知念から、神の島、久高島を見る

沖縄本島の南に南城市知念がある。というよりも、旧知念村という方が私にはぴったりくる。この地は、沖縄を創造した神々が降臨した場所である。

知念村の小さな半島、知念岬を越え、県営住宅に向かい入ったところに、「安らぎと和みの庭 しゃんぐりら」がある。「しゃんぐりら」とは、「理想郷」の意味だが、私がここに書きたいことは、この庭の主=庭主(ていしゅ)安和朝忠(あわ ちょうちゅう)さんのことである。

朝忠さんは、沖縄県庁に永年勤めたのちに、定年後にこの地で暮らし始めた。そして、この大地を、ひとりで開拓し、「しゃんぐりら」を造った。

朝起きると、朝忠さんは庭に出る。その庭をひとりで手入れをしていくのが日課だという。
といっても、庭は3000坪もあるのだから、植木職人を使わずに、ゆきとどいた庭にするのは、生半可な作業ではない。

朝忠さんと話していると、夜になるのがもったいないという。
「夕暮れになり闇が近づいてくる時間になると、家にはいるのがもったいないんです」という。
朝忠さんは庭と共に生きている。庭は体の一部であり、心そのものである。

朝忠さんが、ひとりで、いや奥様と共に、なぜこの庭を造り上げてきたのか、その背景を考えていくと、そこに無二的人間でなければ成し遂げない真理が見えてくる。

無二的とは、相手を活かすことで自分を活かす生き方である。己の相手とは、多くの人にとって商売相手や友人である。だが、定年を迎えた朝忠さんにとって、庭そのものが無二的人間形成の対象となっている。

琉球石灰岩と自然林、樹木や大地と呼吸をしながら、己を磨いていくことはたやすいことではない。短期間それをすることは誰にもできるが、長い年月をかけてそれを成し遂げるには、そこに哲学がなければ達成できない。

朝忠さんの哲学を、私が短絡的に語ることは失礼にあたることは承知の上で、あえてここに書くなら、朝忠さんは「路傍の石」になろうとしているのではないか、と思う。そこに朝忠さんの無二的人間形成の哲学がある、と感じる。

「しゃんぐりら」にある石は、そこに偶然あったものだが、朝忠さんと無二的呼吸をすることで、石が輝きを増していく。石には意志はない。だが、朝忠さんが語りかていくことで、石がその存在を示すようになる。

琉球石灰岩と自然林の抜け道には、そんな「ものがたり」が多くある。

「ものがたり」の「もの」とは、ガジュマロの木であり、そこに転がっている「路傍の石」である。その「ものたち」が語りかける「ものがたり」が「しゃんぐりら」から聞こえてくる。

「ものたち」との無二的語らいを、この庭を訪れた人たちは聞くことができる。そこに、無二的人間の生き方を視覚的に見せる哲学と構造がある。

朝忠さんのホームページに、こんなことが書いてある。

「ノーベル文学賞作家ヘルマン・ヘッセは、毎日数時間、手入れのため庭で過ごした。
ヘッセ文学のその創造の源泉は庭だという。

モネも絵を描くために庭を作り名画「睡蓮」などモチーフを庭の景観から求めた。
フランシス・ベーコンは、庭は楽園であり年中花が咲く場所であるべきと主張している。

これらの先人たちは、庭をこよなく愛し、庭に人生の指針を見出したのだと思う。」


ヘッセやモネは、庭を通して文学や絵画を残したが、朝忠さんは、この庭に哲学を残した。

「しゃんぐりら」からの沖縄の借景

何度もいうが、この庭にある「路傍の石」は、そこに居たくて居たのではない。意識もなく、意味もなく、ただ偶然にそこに居たのにすぎない。

しかし、無二的人間形成を目指す朝忠さんと出会ったことで、石は息吹を楽しみ始めた。そんな哲学を、朝忠さんと奥様は悠々とした時間の中で今日も楽しみ活きている。

仏教の言葉に、「花鳥風月宿(かちょうふうげつやどる)」という言葉がある。そこに、無二的人間にしか達成できない真理がある。その真理を「しゃんぐりら」で堪能することができる。


中央が安和朝忠さん、右が奥様の恵子さん

安らぎ和みの庭 しゃんぐりら
http://www.awa-tei.com
Posted by チーム3ミニッツ at 23:48 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ニューズレター08/07/28 [2008年07月28日(月)]
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   チーム3ミニッツ 生活デザイン研究所 ニューズレター
          2008/07/28
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1 社会の循環と共生する「ありがとうのはがき」がスタート
  @循環がない社会では「ありがとう」が希薄になる
  Aウガンダの子ども兵
B地球に感謝することで「ありがとう」が育まれる

2「ありがとう」が循環するプロジェクトNO.1
テラ・ルネッサンス 元・子ども兵(少年兵・少女兵)との「ありがとう」の循環

3「ありがとう」が循環するプロジェクトNO.2 
おひさまエネルギーファンド 地球に「ありがとう」といえる社会に

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1 社会の循環と共生する「ありがとうのはがき」がスタート

 今年1月からスタートした「チーム3ミニッツ」は、多くの企業からご協賛をいただき
大きく活動することができました。今月までに作成した「ありがとうのはがき」は、総
数5万6千枚になります。あらためてチーム3ミニッツを支えてくださった皆様に深く感
謝をいたします。

チーム3ミニッツは、これからも「ありがとうのはがき」を社会に配布していきますが
この8月から、社会の循環と共生する、チーム3ミニッツ・オリジナルの「ありがとうの
はがき」を1 枚150円で販売することにいたしました。

 この「ありがとうのはがき」には、もちろん「ARIGATOU」のロゴが入りますが、あ
なたがこのはがきを購入するたびに、日本の「グリーン電力」とアフリカ・ウガンダに
ある「元・子ども兵のための社会復帰施設」に、はがき1通に付き10円の寄付をするシ
ステムをとることにいたしました。

 チーム3ミニッツがなぜ、「グリーン電力」や「ウガンダの元・子ども兵たち」に寄
付をするのか、という質問があるかもしれませんが、そこに、チーム3ミニッツがめざ
す循環社会の形成という共通テーマがあります。

「ありがとう」は単なるお礼や挨拶の言葉ではなく、社会を潤す大切な役割を持ってい
ます。しかし、それがおろそかにされる時代は、社会はギクシャクしてしまう定めを持
っています。社会にある多くの善意の循環が途絶えはじめると「ありがとう」の心が希
薄な世界が見え始めるという事実は、歴史に多く見ることができます。

@ 循環がない社会では「ありがとう」が希薄になる

現代は、水も空気もタダでなくなった時代です。ペットボトルの水を買うことは当たり
前となり、CO2削減のために、企業や政府は多くの基金を支出しています。

CO2の削減が声高に叫ばれる時代は、「ありがとう」の言葉も希薄な時代だといえま
す。逆にいえば、地球の循環が円滑に行われていない社会では、「ありがとう」の言葉
も希薄になるといういい方もできます。

だから私たちは、「ありがとう」を大切にするために、社会にある多くの循環の再生に
参画する必要があります。それらの循環が円滑に動くことで、それらと「ありがとう」の
共振がはじまり、「ありがとう」の言葉が強く活きづくことができるようになります。

チーム3ミニッツは、「ありがとうのはがき」の購入金額から10円を「グリーン電力」
と「ウガンダの元・子ども兵たち」に還元するようにいたしましたが、それは地球環境
に「ありがとう」をいうあなたの言葉そのものだと考えています。

A ウガンダの子ども兵

 アフリカ・ウガンダでは内戦がおき、誘拐された子どもたちが強制的に兵隊にさせられ
た歴史があります。

 その子ども兵の年齢は日本の中学生前後です。社会の右も左もまだ理解できていない子
どもたちは、誘拐され洗脳され人を殺す訓練を受けて兵隊となりました。

 京都のNPO法人テラ・ルネッサンスは、元・子ども兵たちが社会復帰するための施設
「スマイルハウス」をウガンダで運営しています。

 子どものころに誘拐されたウガンダの子ども兵たちは、いまの日本の大人も経験したこ
とのない体験をしています。そんな彼らは、平和な環境にいるいま、私たちよりも大きな
「ありがとう」を持っています。

 チーム3ミニッツは、「ありがとうのはがき」を購入したあなたのハートを、ウガンダの
元・子ども兵たちに届け、彼らとの「ありがとう」の循環をめざしたいと考えています。

B 地球に感謝することで「ありがとう」が育まれる

 最初にも書きましたが、あなたの「ありがとう」が社会の中で循環することで、社会は
より明るくなっていきます。同時に、地球環境が円滑に循環することで、あなたの「あり
がとう」がさらに輝いていきます。

 あなたが大切に思っている人への「ありがとう」の心を、「ウガンダの元・子ども兵」
や「地球環境」と循環させながらチーム3ミニッツは、新しい社会循環型の「ありがとう
のはがき」を届けていきます。
 
チーム3ミニッツ「ありがとうのはがき」 http://www.t3m.jp/earth/

社会の循環と共生する「ありがとうのはがき」は、櫻井美奈子さんと志村雅人さんのイラ
ストレーション15点からスタートします。


2 社会の循環と共生する「ありがとうのはがき」のパートナー
  「ありがとう」が循環するプロジェクトNO.1 → テラ・ルネッサンス
    (元・子ども兵(少年兵・少女兵)との「ありがとう」の循環)

 チーム3ミニッツは、「ありがとう」が循環するプロジェクトNO.1として、ウガンダの
元・子ども兵の社会復帰施設「スマイルハウス」を運営する、NPO法人テラ・ルネッサンスと
協賛することにいたしました。

 ウガンダでは、政府軍と神の抵抗軍(LRA)との対立が続いてきました。これまでに約2万人
の子どもがLRAに拉致され、子ども兵にされました。子ども時代に、兵士になることを強制さ
れた子どもたちは、その時代を軍隊で生活したため、除隊後も社会復帰を果たすことが大変困
難な状況にあります。

 「スマイルハウス」では、元・子ども兵たちが自立していくための、職業訓練や平和教育を
行っています。はじめは暗い表情をしていた子どもたちも、ルネッサンス・プログラムを受け
ていく中で、いきいきとした表情を見せるようになっていきます。

 元・子ども兵のひとりは、「僕は先生になって、自分の体験を子どもたちに伝えるんだ。そ
うすることで子どもたちは戦争をしようと思わなくなるよ」といいます。

 元・子ども兵たちは、いまの平和な環境の中で、私たちよりも大きな「ありがとう」を持っ
ています。チーム3ミニッツは、あなたの「ありがとう」をウガンダの子どもたちと循環して
いこうと、NPO法人テラ・ルネッサンスと協賛することにいたしました。

テラ・ルネッサンス http://www.terra-r.jp/

●アコト・ヴィッキーさん 24歳 (スマイルハウス1期生)

 アコト・ヴィッキーさんは、14歳の時にLRAに誘拐され、9年間兵士として戦わされました。

 彼女は、「私が誘拐されたとき、父は私を守ろうと必死でゲリラ軍に抵抗しました。でも父
は、私が見ている前で銃殺されました。いまも私はそのときのことが忘れられないのです」と
いいます。

 彼女はLRAの兵士と無理やり結婚させられ、子どもを産まされました。そして、2人の子ど
もと共に村に帰ってきました。

 人の目を見て話しをすることもできないほど、心が不安定な彼女でしたが、いまでは施設で
学んだ小規模ビジネスを始め、テーブルクロスやランチョンマットを作り販売しています。彼
女のがんばりで、1ヶ月10ドル(1100円)にも満たなかった収入が、いまでは30ドル
(3300円)を超えるまでになったといいます。


3「ありがとう」が循環するプロジェクトNO.2 → おひさまエネルギーファンド
  (地球に「ありがとう」といえる社会に)

 人類の発展は、蒸気機関の発明により飛躍的に進歩しました。水を蒸気にしてピストンを動
かす動力機関には、当時、木材や石炭が燃料として使われました。その発明により世界は驚異
的に発展し、20世紀になると多くの国で工業が盛んになりました。

 化石燃料である石炭や石油はいま有限であることは知られていますが、20世紀初めまでは無
限にあると信じられていました。

 21世紀後半になると、その化石燃料が出す廃棄物が地球環境を汚染し、光化学スモッグなどが
日本の各地に発生しました。いま、化石燃料を使わずに、「グリーン電力」を使おうという人が
増えています。

「グリーン電力」には、太陽光発電、森林資源(木質バイオマス)発電、風力発電などがありま
す。

 おひさまエネルギーファンドは、地域で市民主体のエネルギー会社が行う自然エネルギーや
省エネルギー事業への出資を募集するファンドです。

 私たちが暮らす地球環境がよくなることは、「ありがとう」の言葉がいきいきすることです
が、皆さんの「ありがとう」が循環するプロジェクトNO.2として、チーム3ミニッツは、
「おひさまエネルギーファンド」と協賛いたします。

おひさまエネルギーファンド http://www.ohisama-fund.jp  
温暖化防止おひさまファンドブログ http://blog.canpan.info/ohisama-fund/

///////////////////////////////////////
太田空真@ありがとう
HP: http://t3m.jp
Blog: http://blog.canpan.info/t3mg
チーム3ミニッツ事務局
大阪市北区西天満4−13−5−306
Posted by チーム3ミニッツ at 22:01 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「継続の裏付け」と「科学的裏付け」 [2008年07月17日(木)]
奈良に行ってきた。奈良で、CANPANが協賛している「地域のCSRセミナーin奈良」が開催されていたからだ。

会場に行くと、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] の川北秀人さんの基調講演が始まっていた。

川北さんは、「地球上のすべての生命にとって調和的で民主的な発展のために」を設立目的に、「社会事業家のマネジメント支援」、「ビジネスと市民生活を通じた環境問題・社会的課題の解決」、「2020年の地球への行動計画立案」に取り組むNPOの代表である。

川北さんの講演の中で、私の心に残ったものに「継続の裏付け」と「科学的裏付け」の2点がある。

「継続の裏付け」とは、継続することで信頼が生まれるという意味だが、これはよくいわれる言葉である。しかし、「継続するための裏付け」には、奥深いものが多くあることを理解する人は少ない。

世の中では、「感性」が大切という人が多くいるが、そのような人を私はあまり信用しない。なぜなら、「感性」とは、その人の経験値や想像力が主になっているからだ。

例えば、私たちがレストランで食事をするとき、そこにカップやナイフやナプキンが並んでいるが、それを感性で並べているスタッフはいないはずだ。そこには、歴史に育まれた文化があり、人間的に素晴らしい楽しい食事ができるプロトコールがある。

私たちの生活には、歴史的背景、文化的背景、社会的背景、もっといえば、民族的背景がある。それは、「感性」で創られたものではなく、人が歴史の中で最も便利で快適なものを残してきた結果である。だから、そこには「感性」という言葉はない。

さて、CSRの話しだが、日産自動車が女性の整備士を大量採用するという話しがあった。男女雇用均等のためではなく、女性の整備士を配置していかないと、会社は生き残れないという判断がそこにあるという。

車を買うときの最終判断は、男が60%、女が40%らしいが、女性が安心して車を購入できるインセンティブとして、やはり、女性整備士が重要な位置を占める時代が始まっているのだという。この実例も、「継続する裏付け」の一例である。

2番目の「科学的裏付け」の言葉に私は大賛成で、私も「科学的裏付け」の無いものをあまり信用しない。

「科学的裏付け」と対するものが、まさに「感性」なのだが、「科学的裏付け」のある事例は、人を説得する大きな武器であることを多くの方はあまり知っていない。

例えば、日本の捕鯨は世界から袋だたきにあっているが、この捕鯨の国際会議には海に面していない、鯨を食べない国が多く参加している。これは、反捕鯨国が数の論理で対抗するためだが、日本がいくら科学的に鯨の実態を説明しても、反捕鯨国は、「鯨がかわいそう」だとか「鯨は頭がよい動物だから捕鯨に反対」という情緒の論理に振り回されているのだという。

上記の説明では、「科学的裏付けが信頼を築く」という言葉は、説得力を持っていないように見えるが、実は逆である。

人は自分との関係性が薄ければ情緒思考で片づけることができるが、身近な問題には「科学的裏付け」を求めるからだ。

「情緒」は常に変動するが、「科学的裏付け」はどのような角度で見ても普遍的である。

これを現代でいえば、CO2削減の数値が一番身近な「科学的裏付け」のなのだが、人は、その科学的な数値を達成したときに心から満足することができる。しかし、情緒意識だけで達成したものには、科学的な達成満足感を味わうことはできない。

「継続の裏付け」と「科学的裏付け」の話しを聞いて、自分の方向性を再確認できたのだが、このコンベンションの最後の質問に少し愕然とした。

パネリストとして、佐川急便の方が「佐川急便の環境保全運動」について説明したのだが、その運動に対してこんな質問が複数出てきた。

「佐川急便は、CO2削減のために天然ガス車を大量に購入しているというが、従業員はCO2を排出する普通の車で通勤しているではないか」とか、「CO2削減の新車を導入しているというが、その中古車はアジアの国々に輸出されて、そこでCO2をだしているではないか」という意見である。

これは「継続の裏付け」と「科学的裏付け」に対するアンチテーゼである。

佐川急便と同じことが、電気自動車のプリウスや水素自動車を開発したトヨタなどの自動車企業にもいえる。

トヨタは地球に優しい車を開発していますというが、燃費が世界で最も悪い爆音をまき散らす、フォーミュラー1の自動車レースに参戦して、CO2をばらまいているではないか、という論理である。

しかし、トヨタとしては、「継続の裏付け」と「科学的裏付け」のために、この矛盾するふたつの事業を展開し続ける必要がある。その背後には、10万人以上の社員家族の生活がかかっている。

人間の行いには、矛盾するものが多くある。その矛盾を追及することは正論なのかもしれないが、それでは進歩がない。

そうではなく、佐川急便の例でいえば、CO2削減のノウハウを共有したあとに、中古車排出ガス問題を論じあうことで、初めて自己の具体的なCO2削減法を思考することができるようになる。

現代社会では、義務を遂行する人はそれを達成するコストを支払い、その目標達成に日々努力をしているのに、批判に晒されることがよくある。

そんな批判するのは、権利の主張を主にしている人たちだ。

そこにどんな正論があろうとも、努力をしている人たちからの学びや、その経験や知識を共有する機会をその人たちは失っていることに気がついていない。

あらためていうまでもないが、私はここで、佐川急便の取り組みは、地球に優しい行為であると思う。

ガソリンという化石燃料を使う運送業者や自動車メーカーは、環境問題との摩擦にこれからも翻弄されていくだろう。

だからこそ、「継続の裏付け」と「科学的裏付け」を社会にこれからも知らせ続けて欲しい。そして今後、中古車の排気ガス問題の対策をどのようにしたかを、社会に報告して欲しいと願っている。

ホンダの創業者の本田宗一郎と藤沢武夫は「櫂より始めよ」という言葉を残した。「櫂を漕ぐには」、自分で動かなければ何も始まらない。そこにあるのは権利の主張ではなく、義務の遂行である。

この言葉を、チーム3ミニッツはこれからも大切にしていきたい。

「権利」とは、己の「義務を遂行」する努力をした人が語ることができる言葉であると私は思っている。
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地球温暖化とチーム3ミニッツ [2008年07月09日(水)]
地球温暖化というテーマで、社会が揺れている。

洞爺湖で行われていたG8サミットでも、このテーマが中心議題だ。それに関連して、多くのイベントが行われている。

私も地球環境関連のカーボンオフセットという組織の会員だ。昨年の私のCO2排出量は4万トン強でカーボンオフセット代金は20万円弱だった。今年はCO2排出量を節約して、7万円前後に納めようと努力している。
http://www.climatecare.org/

東京〜大阪間の移動は飛行機を使わず新幹線を使い、車にも乗らずよく歩くようにしている。これが体によいのだが、考えてみれば、昔の生活を取り戻しているだけだ。

私がカーボンオフセットに参加したのは、この主旨に賛同したからだが、何かがおかしい。

生活の中でCO2を出さないことが、カーボンオフセットの主旨なのだが、CO2を出さない生活を続けることは、その組織に金をあまり多く支払わないことになる。

これでは、アフリカに太陽発電パネルなどを設置することができなくなる。カーボンオフセット代金とは別に寄付の形で金を支払えばよいではないか、という意見もあるだろうが、それは、この活動の主旨と離れている。

私は電力会社の200V普及の仕事をしたことがある。深夜に電力が余っているので、夜間電力で温水器の水を温めそれを日中に使うことで、深夜電力を効率よく使おうという考え方だ。

原子力発電所は、日夜休むことなく稼働しているので、深夜に電力が余るのだが、そこに深夜電力を安く使えるメリットがある。

いまコンビニが深夜営業を自粛するようにという要請が多く見られるが、その背景にある電力事情は、コンビニが深夜営業をやめたとしても、変わることはない。

深夜時間帯は原子力発電所からの電力がほとんどだから、CO2の排出量はゼロに近い。原子力発電所は、CO2を排出しないのである。

水力発電所は、夜に休む。全ての水力発電所がそうではないが、夜の電力消費量が少ない時間帯に、下に貯めた水をポンプで上の貯水池に汲み上げる。この水を昼に利用して昼間電力をおこす。

私たちは、電力を使わない生活はもはや不可能といえる。そんな中で、グリーン電力という自然エネルギーを買い求めることで、家庭や工場で使っている電力と相殺しようという考え方が普及し始めている。

私も、それに参加することを表明したのだが、チーム3ミニッツも参加する予定になっている。


四国の四万十川近くで、沖縄県宮古島以南の東南アジアに広く分布する熱帯性海水魚・ヒメツバメウオの幼魚1匹が捕獲された、というニュースが流れてきた。



沖縄・宮古島の熱帯魚が、海水温の上昇で四国にまで北上してきたというニュースである。

これを聞いて、地球の温暖化がまた叫ばれているが、この熱帯魚のヒメツバメウオにとって、はたしてそれは正しい答えなのか、と思うことがある。

地球に暮らす生物の中で、所有という強い意識を持っているのは人間だけだ。動物や鳥の中にも、家族という形態を持つものあるが、彼らは、それ以上の所有を求めない。

だから、海水温が高くなれば、ヒメツバメウオのように北上して、自分に適した場所に移動することを簡単に成し遂げてしまう。

人間には所有するものが多くある。家、土地、名誉、金、エトセトラ、多くの所有物を持つことが人間のステータスである。

だから、自分の暮らす海の珊瑚礁が枯渇すれば、大変だと騒ぐ。だけど、その場所は人間の所有物ではない。

珊瑚は、地球の熱帯期でも寒冷期でも、その環境の中で数億年という時間を生き抜いてきた。彼らには、所有という概念がないから、そんなときには、自分たちに最も適した場所に簡単に移動する。

かつて沖縄のガイドとの会話で、こんなものがあった。
「この海の素晴らしさは、私たちの誇りです」

私。「この海はあなたたちが創ったのではないのでしょ。その素晴らしい環境がいまここにあることに感謝する生活を続けていきましょうよ」

沖縄のガイドとの会話には、そこにあるものを所有する概念が隠れているのだが、多くの人はそれに気がつかない。

沖縄の海から、珊瑚が無くなっているという。しかし、珊瑚はきっと自分が住みやすい場所にそっと移動して、これからの未来を創ろうとしているように思う。実際、和歌山の海では、熱帯魚が見られるし、珊瑚が育っていることが確認されている。繰り返すが、そこに、自分が繁殖した海を所有するという発想は珊瑚にはない。

地球が暑くなると、地球の一番寒い地域の人間や動物が最初に被害を受ける。エスキモーやシロクマたちだ。

それに対して私たちは、なすすべを持たない。だから、少しでも私たちにできることをいましていきたいと思う。

チーム3ミニッツは、グリーン電力に参加する。それは、人間の持つヒューマニズム的感覚で参加するのではない。私たちが、いまやっておかなければならないことをいますることが、地球に「ありがとう」といえる、最初の一歩だと考えるからだ。

カーボンオフセット同様、グリーン電力がベストかどうかは、いまの私には分からない。だけど、何もしないことは、地球に「ありがとう」といわないことなのだから、いまできることをチーム3ミニッツは実行していこうと考えている。

これからグリーン電力の契約をどことするかの調査が始まる。グリーン電力には、風力発電、バイオマス発電、水力発電、太陽光発電などがあるが、風力発電は、渡り鳥に迷惑がかかる可能性があるので避けたい。

バイオマス発電、水力発電、太陽光発電の中から、皆さんからの知恵を借りながら、チーム3ミニッツらしいグリーン電力に参加していきたいと考えている。

1億人のグリーンパワー http://www.1okunin.net/

Posted by チーム3ミニッツ at 11:04 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
明大商学部 廣瀬勝也くんの「二十歳、広告をかたる。」応援記事。 [2008年07月06日(日)]


明大・久米信行講師の「ベンチャー起業論」の中で、廣瀬勝也くんの「広告批評ブログ」の批評をしたのだが、そのとき、「若いのだから、もっと暴れる記事を書くべきだ」と話した。

そのときは詳しく話す時間があまりなかったので、具体論を語っていなかった。ここに、私なりの「二十歳、広告をかたる」を掲載することで、応援記事にしたいと思う。

そのときの広告批評のテーマは、花王エッセンシャル「カワイイはつくれる」だったが、若い女の子を対象としたCM批評は苦手なので、今回はソフトバンクCMについて、暴れる記事を書いてみたい。

ソフトバンクの広告は、廣瀬くんのブログでも取り上げられている。

その中で廣瀬くんは、「今日のクリエイティブ広告論」でこう書いている。

ぶっとんだ設定は、話題性を呼ぶ。
「なんで○○なんだろうね?(笑)」という話題を生み出せ。
これ、例えば文化祭で出店とかやるときの店のネーミングとか、商売やるときに心得ておくとあちこちで役立つかもしれない。


「ぶっとんだ設定は、話題性を呼ぶ」と廣瀬くんの言葉を受けて、私もぶっとんだ(?) 記事を書いてみたい。

ソフトバンクのCMには、白戸家の人々が登場している。

私・・・上戸彩 ソフトバンクショップで働くOL

お父さん・・・姿は犬だが、胸にあついロマンを持つ熱血教師。お母さんの電話一本で帰ってくる甘えん坊な父。

お母さん・・・樋口加奈子。少し変わった家族を、いつも変わらぬ笑顔で温かく見守っている校長先生。

お兄さん・・・黒人俳優。家でも会社でもシャイで弱気で「スミマセンデシタ」と謝っている。

この家族設定、めちゃめちゃぶっ飛んでいる。なぜ、お父さんは白い犬なのか。なぜ、お兄さんは、背の高い黒人さんなのか。

私なりに、この設定の裏読みをするとこうなる。

白い犬のお父さん・・・犬の犬種は分からないが、日本犬で毛の色は白い。昔話の「桃太郎」の犬に代表されるように、日本犬は、飼い主に対して忠誠心が高いことはよく知られている。

この犬は、家族を大切にする(誠実な)お父さん像を表しているのではないか。毛の色が白いのは、「白旗」をあげた現代の家長・お父さんをイメージしているのではないか、と想像することは不謹慎だろうか?

お兄さん・・・彼は、家でも会社でもシャイで弱気で、いつも「スミマセンデシタ」と謝っているが、彼を日本の歴史に当てはめてみると、織田信長の側近の「与介」の生まれ変わりであると想像できる。

与介とは、織田信長に謁見したヴァリアーノ神父がつれていた黒人で、後に、信長の側近になった人物だ。当時、船の水夫として、アフリカの黒人奴隷を連れてくる事は珍しくはなかった。この黒人を気に入った信長は、ヴァリアーノ神父から彼を譲り受けるが、側近として従者の列に加えるほど可愛がった。

その黒人は、アフリカ・モザンビークの出身で、身長182cmの大きな体格。力も強く、相当頭も良かったらしい。

だから、信長は、森進一 …… じゃなくて、森欄丸と共に、彼を寵愛したという。

この犬と黒人俳優くんがCMに登場する男役である。皆さんはそろそろお気づきだろうが、日本男児がこのCMに出ていないのである。

お父さんは白旗を揚げた犬で、お兄さんは黒人さんであることに、日本男児はなぜ怒らないのか。私たちだって、日本に暮らしていますと、日本男児はなぜ声高にいわないのか!

それとも、あなたの現状がこのCMによく現れているので、納得しまくっているのだろうか。日本の虚弱男子社会を風刺しているこの映像は、最高のパロディCMであることに気がついていないのだろうか。


ある日、白い犬のお父さんは旅に出る。そのバックグラウンドに流れているのは、谷村新司の「いい日旅立ち」だ。この音楽と映像のバランスがとってもよいのだが、CMの最後に、お母さんから「いまどこにいるの」と携帯で怒られたお父さんは「スイマセン」と謝る。

まだ見ぬソフトバンク仲間を訪ねる旅の中でも、お母さんの電話一本でシュンとしてしまうお父さんなのだ。

アー、日本男児よ・・・ボーイズ ビー アンビシャスである。

ソフトバンクのCMをこんな角度で見ていくと、とてもおもしろく見えてくる。だからこの広告には、星5つの価値がある。

立ち上がれ、日本男児よ。白旗を揚げずに、旅に出よ。
日本のどこかに、あなたを待っている人がいる〜
Posted by チーム3ミニッツ at 07:25 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)