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はぁもにぃ理事長すいかのつぶやき
「発達及び知的障碍児・者を支援する会」特定非営利活動法人 
はぁもにぃ(千葉市緑区平山町1958番地)の理事長 長浜 光子
のおもにつぶやき・・・たまに活動報告・・・です。
息子(高2アスペルガー症候群)と娘(小6広汎性発達障害)の母でもありますが、自身もかなり怪しいのではないかと(ADHDであるのは確か?)・・・
なのでちょっと人とずれた感性・思考・行動があるようで、無意識に周りの皆さんを混乱に陥らせているよう(ごめんなさい)・・・
くどくて長い文章を書くのが得意なので、適当にスルーしてお読み下さいね(>_<)
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障碍者が働くということ[2011年12月25日(Sun)]
特別支援学級であれ、特別支援学校であれ、中学校以上に掲げられる教育目標は

「働く大人になるために今なすべきこと、身につけるべきことを習得させる」


これにどうしようもなく違和感・・・いや怒りといった方がいいか・・・を感じます


通常級の教育目標でこれを上げている中学校って果たしてあるんでしょうか?


障碍者が自立するためには働くことが必要・・・@何故なら大人になっても施設や自宅で過ごすだけで

はなく、社会に出て交流を持つ機会が、彼らの心身の健康にとって必要!


A彼らも頑張れば健常者と変わらず働くことが出来る・・・むしろ単純作業ならその特性をいかし、

健常者以上に成果を出すことも可能だ!


B働いて収入を得ることが出来るようになることで、自信をもつことが出来る!


Aについては複数の意味で疑問がありますが、障碍者の方が働くこと、それによって自立が可能


になることについて異論があるわけではありません・・・むしろ障碍があるからといって門戸を


閉ざされることがなく可能性が広がっていくことは素晴らしいことだとも思っています


ただ誰もがそれが可能なわけでなありません

障碍の程度が重度、軽度ということが問題ではなく、働くことがその特性的に厳しい障碍者の

方はたくさんいるんです

彼らだって働きたい、自立したい!そう望んでいると思います・・・成長過程の中で、障碍のある人も、

働いて自立することが望ましいと、これだけ言われ続ければ尚更ね(>_<)


それでも頑張っても難しい人達はたくさんいるんです(何度もいいますが重度、軽度は関係ありま

せん)



GOALは一つではない!

もっと多様な生き方がある!

それは障碍特性があっても、いえあるのなら、尚更ではないでしょうか?


などと息巻いていた数日前です


私が理想とする場をいち早く開かれた、娘の恩師・鵜山先生のコミュニティサロン「そら」

(まだ地域活動支援センターとしての登録要件がそろわないため、先生の自腹運営で経営は

かなり厳しいです)での出来事


ボランティアスタッフが抜け、そこからは鵜山先生と脳性まひで全介助が必要なI君だけで、

店を切り盛りすることになりました

I君に接客サービスは無理どころか、彼の介助も先生一人がしなくてはいけない・・・

こんな状況を見て、「先生、大変ですね」の言葉を私が口にすると

「そんなことないんですよ!I君は接客で大きな戦力なんです!彼がフロアにいると、お客さん達が

『ありがたい顔をしてるね〜眼福だわ〜ドキドキ小』といって、喜んでくれて、すごく雰囲気がよくなるんです(^^)」

あ〜そうか・・・彼らが働くってことは、単に作業をするってことだけじゃないんですよね

I君はI君で、例えばYさんのように珈琲を入れたり、オーダーを取ったりできなくても、Yさんと

同じように「そら」にとって大事な戦力なんですね


まだまだ私は狭量だ〜(>_<)





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