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森下商店街「江戸しぐさ」[2008年07月22日(Tue)]
森下商店街「江戸しぐさ」
「江戸しぐさ」とは、江戸の商人のリーダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動哲学である。よき商人として、いかに生きるべきかという商人道で、人間関係を円滑にするための知恵でもあった。江戸時代は、260年以上もの間、戦争のない平和な時代が続いた。その平和な安心な社会を支えたのが「江戸しぐさ」という人づきあい、共生の知恵であった。
江戸っ子は三代続いて、はじめて江戸っ子と言われる。江戸の町の成り立からして、土着の江戸っ子などはいないのであって、江戸の人々は元はといえば各地から集まった人たちなのだ。そこで、三代かけて磨き上げなければならない江戸っ子の気質こそが、「江戸しぐさ」と呼ばれるものなのである。江戸っ子は自分の見識を尊重し、相手を思いやる事を第一義とした。自分を磨き、そして相手を尊重すること、身分や血筋、門閥に捕らわれず、自由な発想が出来る人間を「江戸っ子」として認めたのである。ここには、江戸時代という封建制のなかにあっても、それに拘束されない、自由人たる江戸っ子の生き様が見えてくる。「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」といって子供を教育した。三歳までに素直な心を、6歳になるとその振る舞いに節度をもたせ、9歳では人様の前でも恥ずかしくない言葉遣いを覚えさせ、12歳ではきちんとした文章が書けるようにさせ、15歳にもなると物の道理がわかるようにしなければならないというものであろう。この教えは現代にも通用する教育論である。
 こんな江戸時代のよき風習を蘇らせたいと、商店街の街路灯に「江戸しぐさ」を染め抜いたバナーを掛けている。







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