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広島でプロボノセミナー開催! [2011年07月01日(Fri)]
6月25日、広島の中心部・八丁堀の東急ハンズ隣にある「EPOちゅうごく」にて、30人を超える来場者にお集まりいただき、広島プロボノセミナーを開催しました。


今回、広島での取り組みは、3回の連続セミナーを行い、徐々に、「プロボノ」に関心を持つ人の輪を作っていけたら、ということで、ひろしまNPOセンターさんとサービスグラントトが共同で企画したものです。

この場にお集まりいただいたのは、NPO関係者の方をはじめ、企業にお勤めの方(でも、今日は個人の立場で、というモード)、行政の方(こちらは、個人の立場で、という方もいらっしゃれば、行政としても興味ありという方もいらっしゃいました。中には、香川からこのセミナーに駆けつけてくださった方もいて感激しました)など、実に多様な皆さまにお越しいただきました。

館内の冷房が時間外のため停止するというハプニングもあり、来場者のみなさんたちには、かなり我慢のいるセミナーになってしまったと思うのですが、そんなちょっと厳しい環境にもかかわらず、セミナー前半の嵯峨からのプレゼンテーションにじっくり耳を傾けていただき、さらに、後半、会場から質問シートを回収してのQ&Aでは、質問シートに書かれた質問が一つひとつ的を射たいい質問の連続で、おかげさまで、セミナーは非常に引き締まった密度の濃い内容となったように感じられました。

特に話題となったのは、広島に見合ったプロボノプロジェクトとは何か、という点。
プロボノが成立するためには、NPOのニーズと、そこに集まるプロボノワーカーが提供できるスキルとが合致していることが必要ですが、これまで、サービスグラントのプロジェクトの大半が、ウェブサイト構築やパンフレット制作などのマーケティングやクリエイティブの領域。

こうした領域のサポートに対するNPOのニーズは、地域を問わずある程度高いとは思いますが、プロボノワーカーについては東京・大阪のような都市に比べると、この分野の広島のワーカーの層は薄くなってしまうとは思います。

そこで、広島のNPOのニーズと、広島のプロボノワーカーの提供できるスキルとの接点を他にも見出していき、“地産地消”でプロボノができるようなことがあれば、というお話をしました。

かと思うと、会場からは、デザイン等をやる人を都市から呼んで広島に来てもらってもいいのでは、という声も。実はそれは待ってました!というコメントで、いま、サービスグラントに参加している人の中にも、広島出身のデザイナーも複数いらっしゃって、こうした広島出身の人を中心に、“クリエイティブな里帰り”、“故郷に錦を飾るのクリエイター版”(?)みたいなのも、いいのではないか、と言ってみたり。

さらに、広島県内のプロボノワーカーが、広島以外の場所に出向いて、“他流試合”をやるようなプロボノはどうか、という意欲的なご意見もいただきました。

また、数多くの工場等の生産現場を抱え、巨大な産業集積のある地域性を活かして、マーケティングなどの方面よりも、NPOの「生産性向上」や「業務効率化」につながるようなプログラムを、広島発で考えていくのもよいのでは、というようなお話もしました。

米国で生まれ、東京で育ってきたサービスグラントが、広島という場所でどのような形で機能するのか、はたまた、しないのか。もし、機能する形が考えられれば、そのときは、サービスグラントもひと回り成長した、と言えるときなのかもしれません。

ということで、ただ単に東京でやっていることを全国の都市に広げていく、というよりも、もう少し面白い展開を期待したい広島での第一歩目。土曜の夕方という時間にもかかわらず、これだけの人に集まっていただいて、幸先のよいスタートが切れたような気がします。

(文: 嵯峨)

Posted by サービスグラント at 18:41 | ニュース | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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