8月1日、代々木。「NPO法人サポートハウスじょむ」チームのキックオフMTGは、14時に始まりました。1人欠席のメンバーは5人、NPO側も担当の二木さん・カウンセラーの高山さんを筆頭に5人の方にご参加いただきました。
自己紹介を一通り回し、配布頂いた資料をざっと確認した後は、メンバーが一人ずつ順番に、用意してきた質問を繰り出していきました。
コピーライター千葉さんからは、じょむのルーツ(そもそもの設立経緯)と今後の方向性に関する大枠の質問。人事領域が専門で社労士の資格も持っているマーケッター下村さんからは、企業向けのサービスとその認知経路に関する質問。もうひとりのマーケッター三池さんからは、じょむのサービス利用者の視点に立った質問。実装を担当するプログラマー西本さんからは、具体的なWebの機能的な要望と、運用の体制に関する質問。最後にPM中谷さんからは、ビジネスコンサル風に、市場の主なプレイヤーや競合、じょむの強みと弱みに関する質問が出されました。メンバーお一人お一人の、役割と背景に立脚した質問が功を奏し、さまざまな視点から情報が引き出せたように思います。
質問の途中では、中谷さんからアクセス解析結果の披露ががありました。10日間ほどGoogle Analyticsでデータをとった現状サイトのデータから、1日あたりの訪問者数や検索キーワード、リンク元サイト、見られているページなど、基本的なデータだけでも、じょむの皆さんには興味津々だったようです。
こうしたデータを入口にしたり、メンバーの友人知人からの簡単なヒアリングを下敷きに、質問は次から次へと続きました。じょむの高山さんが「いい質問だなあ…」と唸るシーンもありました。
途中の15時半ごろ、PM中谷さんから「…用意してきた質問のリスト的に終わらなさそうなんですが、後ろ少し押しても大丈夫ですか?」と確認が入り、最終的にミーティングが終わったのは16時半を回ったころ。普段は1時間半〜2時間のキックオフとしては、非常に情報量の多い打合せになりました。来週以降は、実際に講座に参加したり、協力者から個別にヒアリングをしたりする期間に入り、新しいWebサイトの方向性を固めていきます。
(文:入谷)