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県民の歌 (応援の風景1)[2011年12月08日(Thu)]
 スポーツのボランティア活動をしていて、ときとして素晴らしい応援に出会うことがあります。見た目だけではなく、周りの人をも巻き込みあれがあるからここにいたい、という気持ちにさせる、それが応援の一体感にもあるものです。

 そんな自慢の応援を教えてください、とボランティア仲間に声をかけたところ栃木から、ゲームの前にサポーター全員で「県民の歌」を歌っています。というメールがありました。とちらかというと過激で自由なサッカーのサポーターで、県民の歌というのは意外でしたが、ホームタウン制度を通じて地域密着をかかげるJリーグの理念にもっともかなっているとも思えます。地元のチームだから応援する、なかなかの取り組みです。

ちなみに、歌詞は下記のとおりです。

とちの葉の 風さわやかに 晴れわたる 町よいらかよ
男体は 希望に明けて日の光 よもにみなぎる
栃木県 われらの われらのふるさと

鬼怒川の 水きよらかに 尽くるなき さちよ恵みよ
生産は 日ごとに伸びて 躍進の いぶきたくまし
栃木県 われらの われらのふるさと

人の和の 夢おおらかに 盛りあがる 自治よ自由よ
けんらんの 文化にはえて とこしえに 若さあふるる
栃木県 われらの われらのふるさと

また、YouTubeで曲を聴くこともできます。

http://www.youtube.com/watch?v=D0xwri0PHs0
15年の重さ[2011年12月06日(Tue)]
まだ確定ではないもののJ2のサガン鳥栖が公式戦を2位という結果で終え、初のJ1昇格をほぼ確実なものとしている。15年という歴史の中で、チームの存続の危機もあった。それでも、いやだからこそ応援し支える人の輪は確実に広がり、最終節で22,532人という過去最高の観客が見守る中での勝利を迎えたのだろう。
※ アシストクラブHP http://www2.saganet.ne.jp/yshr/index.htm

 ホームタウン制度というJリーグならではの取組の中で、多くの自治体が特定のスポーツへの支援ということで腰のひけた支援にとどまる中で、地元の鳥栖市の取組は実に明快であり、心地よいものと感じられる。
※ 鳥栖市HP http://www.city.tosu.lg.jp/1636.htm

 けれど、こうした取組は今日が終わりではなく、むしろより厳しい目標へのスタートとなるはず、昨年昇格したチームが新鮮な風をリーグに送り込んだように、サガンにも九州唯一のJ1クラブとしての活躍を期待したい。

ボランティア感謝[2011年12月05日(Mon)]
楽天イーグルスのボランティア感謝の集いがありました。ひとつのシーズンが終わりそこに無事にいられることを、本当に感謝する。そんな時間だったように思います。例年であれば、ホームであるクリネックススタジアムの中にうる飲食施設で行われるのですが、改装中ということで、駅前のホテルでの開催でした。

 もっとも熱心に貢献したボランティアの表彰、選手のサイン会、抽選会にボランティア参加の余興、決して多くはないスタッフを考えれば、準備が大変だったと想像してしまいます。ボランティアにとって、普段のボランティアの服装ではなく私服での交流が続きます。これから2ケ月半ほど、わずかな休息ののち新しいシーズンを迎えます。

心も体もしっかり休めて、できればひとつ次のステップをめざして。
感謝を伝える[2011年12月03日(Sat)]
スポーツとは不思議です。多くの競技には勝敗があり、今日のJリーグのようにその結果が次のシーズンの行方にも大きな影響を与えるのですが、一歩ゲームを離れれば共通のスポーツを愛する者同士の連携があるのです。

 震災によりプロバスケットボールの仙台89ERSがシーズン終盤のチームの維持が困難になり、経営的にも会社の存続が危うくなったとき、署名活動などに立ち上がったのは仙台のブースターだけではありませんでした。全国からの本当に熱心な応援により2万人を超える署名が集まり、リーグへの新しいシーズンの参戦が認められたときにも、激励の声をたくさんいただきました。そして公式戦が始まり、今、仙台のブースターはゲームのつど各地の仲間に感謝の気持ちを伝えようという取り組みをスタートしています。

 その一方で各地からも激励のメッセージは引き続き届いています。「ありがとう」という気持ちのキャッチボール、季節は冬ですが、あったかくなりますね。
実現のために[2011年12月02日(Fri)]
仙台大学が中心になって開催している「スポーツを考える会」が今夜ありました。メディア、行政、大学、学校、スポーツクラブやプロスポーツの関係者まで、毎回いろいろな人が集まります。その中で、基本的には自由に情報交換・意見交換をするのですが、自分の関わる分野について参加者全員に話す時間があります。今回はスポーツ新聞の方がこの10年ほどの変化について報告してくれました。

 10年前、プロスポーツとしては仙台にベガルタ仙台だけだった時代、当時はスポーツ新聞の話題の中心は学校スポーツや企業スポーツであり、紙面も2面が限界だったそうです。しかし、プロ野球チームができたことがきっかけとなり、専従の取材チームが生まれたり、紙面が4面以上に拡大したのだそうです。当然その中心はプロスポーツであり、アマチュアの掲載には限界で生まれました。それはテレビやラジオにも共通することで、この期間の変化の大きさを物語っています。

 そのあとを引き受けた地元テレビ局の方は、スポーツに関わる人にとって忘れてならない現実として、震災のあと沿岸部のスポーツ施設は壊滅的な状況にあり、わずかに残されたグランドやサッカー場も、復興のための仮設住宅や基地として本来のスポーツを楽しむことはできない状態にあるといいます。優先順位からいえば住居や食べることなどを優先すべきことは理解できるとしても、そこにも子供たちがいて、スポーツを楽しみたいと思っているのなら、そろそろスポーツ施設の復興にも取り組む必要があるのではという問題提起をしてくれました。今後、沿岸部と高台の住居ゾーンの間には、公園などが作られる地域が多く、計画にスポーツ施設は検討されているものの、果たして資金などが大丈夫なのか懸念されるとも言われました。息の長い支援が必要なことがそのことだけからもわかります。実現のため、何ができるか私たちも考え実行したいと思います。
新しい灯り[2011年12月01日(Thu)]
まだ枯葉の残る枝に電球がとりつけられていました。仙台の中心部の市役所前の広場には、いつもの年と同じようにアイススケートリンクも作られようとしています。「仙台光のページェント」がもうすぐ始まるのです。震災で海沿いの倉庫が流され保管されていた数多くの電球も流されました。そのことを聞きつけた各地のいろいろな団体から貸出やら寄付もあったようです。そういえば、小さかったころ遊び疲れて家に帰ってくると台所から漏れる光がしてもあたたかく感じられたものでした。光は人が帰るところを示すものなのかもしれません。

 さて、明日から12月、冬場のスポーツとしては現在プロバスケットの仙台89ERSがたたかっていますが、新たに今年からは女子のバレーボールが加わります。残念ながら仙台でのホームゲームはないのですが、隣接する多賀城と富谷で各2試合ずつ予定されています。バレーボールはまだ実業団中心で、地域に根差したチームはほとんど例がありません。その意味では大きな挑戦といえますし、選手やチーム関係者の苦労の大きいと思います。競うのではなく共存へ。バスケットボールのゲームのハーフタイムにバレーボールの紹介もされるといいます。仙台を拠点として戦う次のシーズンに向けて、ぜひ盛り上げたいと思います。冬場の新しい灯りになるように。
※ 仙台ベルフィーユHP http://www.bellefille.jp/
それぞれの季節[2011年11月30日(Wed)]
震災の影響で開幕が遅れたサッカーリーグ、残りの試合が少なくなったが降格・昇格のドラマはますますヒートアップしています。J1ではすでに福岡と山形の降格が決定し、あとひとつ甲府がかなり苦しい状況にあります。一方J2からの昇格では、FC東京が決めているものの、のこり2枠を「鳥栖・徳島・札幌」の3チームが争っていて、最終戦の結果で確定する見込みです。

 さらにその下のJFLで、来季のJ2昇格のために戦っているのが「町田」と「松本」であり、4位以内がその条件となっているため、残る2試合に悲願の昇格をかけて戦うことになります。
 降格しても昇格しても、そこで支えるボランティアが影響をうけることはあまりないといえます。それだけ強い絆でつながっているといえますし、せいぜい昇格により注目が高まれば活動への希望者が増えることもあるというところでしょうか。苦しいときこそ、サポートすること、降格チームの仲間のがんばりを応援したいものです。
◆ アピスパ福岡 http://www.avispa.co.jp/support/volunteer.html
◆ モンテディオ山形 http://www.montedio.or.jp/club/support/mvs/
◆ ヴァンフォーレ甲府 http://www.ventforet.co.jp/volunteer/
◆ FC東京 http://www.fctokyo.gr.jp/
◆ 徳島ヴォルティス  http://www.vortis.jp/info/index.html
◆ コンサドーレ札幌 http://www.consadole-sapporo.jp/club/volunteer.html
◆ FC町田ゼルビア http://zelvia.jp/volunteer/index.html
◆ 松本山雅FC http://www.yamaga-fc.com/topics/2011/06/01/1306886734353.html

私たち市民スポーツボランティアSV2004は全国のスポーツボランティアと連携し、より良い活動をめざしています。ぜひ、全国の皆様からの連絡をお待ちしています。
※ 事務局 izumita@dm.mbn.or.jp

冷え込む[2011年11月28日(Mon)]
今季二度目のバスケットボランティア、プロバスケットの場合同じ場所で二日間続けて開催されるのが当たり前で、一昨日はその初日、そのため少し早めに集まりまずは地下鉄駅から体育館までの道に、応援ののぼりを付けることから活動開始となる。(集合時間は入場開始の1時間20分前) 取り付けの時から冷たい風が吹き、ややコンディションが良くない日。

 やがてボランティア全体のミーティングがあり、ポジション別に分かれて開場準備、今回の体育館は入り口が二階で、アリーナのとびらまでの距離が短いのでともかく風が吹き込みさむい、観客の動きをみながらドアの開け閉めを上手にやることも大事になる。チラシの挟み込みや、昨年作成したてぬぐいフラッグの取り付けなどしている間にまずはブースター(サッカーのサポーターと同じ意味だが、この場合はチームのブースタークラブに入会している人)の先行がスタート、その後約10分遅れて一般入場となる。早く会場にくる観客はそれだけ熱心な人が多いが、ゲーム開始近くにくる人ほど初めての人も多く、座席案内が忙しくなる。

 やがてゲーム開始、ボランティアは交代で食事をとる。束の間の休憩、いろいろな人との会話が楽しい。やがてハーフタイム、チームもリードしているし観客も余裕をもってトイレや売店をめざす。しかし、次の第3Q(クォーター)で形勢は逆転、相手の福岡に大きく点差をつけられる。結局はそのまま点差を詰められず敗戦、冷たい夜のまちに出ていく観客もがっくりというところ。ボランティアはごみの回収、座関の清掃など手際よく対応するが、やはり負けはつらい。それでもいろいろな人がまた明日と声をかけてくれる、そのことがありがたい。聞けばアゥエーで戦ったサッカーのベガルタ仙台も僅差で負けたとか、帰り道、ちょっと寒さが身に染みた。
※ 仙台89ERSはボランティアが運営をサポートしています。ぜひ、ご協力ください。

資源でサポート[2011年11月26日(Sat)]
古紙やアルミ缶などを回収することで、プロスポーツの支援につながる取組が各地で行われています。もともと大勢の人々が集まるスポーツイベントの会場は、さまざまな社会の課題につき情報を発信したり、アピールする場として活用されています。こども・女性・高齢者や障害者、地域に住むさまざまな人々のための取組、さまざまな病気や社会福祉に関するもの、地域の観光やまちおこしに関するもの、そして、近年多くのプロスポーツで取り組んでいるのが「エコ(環境)」というテーマです。

 観客が増えれば比例して増えるのがごみ、どうしたら減らせるか、どうしたら再度活用できるかが従来型の取組で、リユースカップやリユース食器の利用、紙コップやわり箸などの分別とリサイクルルート作りなどが各地のボランティアも参加し行われてきました。その取組が拡大し今年はエネルギー(電気が中心)の節約や対象的にサポーターの動きを電力に変える取組というものもありました。そうした取組はスポーツの会場だけのものではなく、各家庭や地域への啓発という側面もあります。

 そして、表題の資源を集めてチーム支援につなげる、それが古紙やアルミ缶などをスポーツの会場に持ってきてもらい、それを販売するというものでしょうか。
※ FC岐阜 http://www.fc-gifu.com/news/post-1347.html
※ ベガルタ仙台 http://www.vegalta.co.jp/contents/news/press_release/2010/08/121.html
どちらを選ぶか[2011年11月25日(Fri)]
終点で地下鉄を降りると、既に向い側に止まっている折り返しの列車は朝のラッシュで満員の状態でした。それでも駆け足で乗り込もうとする人の姿、対象的なのは到着したばかりの次の列車に余裕をもって乗り込み、ガラガラの車内でゆっくりと腰かけ出発を待つ人の姿があります。もちろん、朝の時間帯は始業時刻にあわせてどうしても急ぐことが多いのでしょうが、はたして自分ならどうするか、極端な光景をみながらそう思いました。

 「段取り」「ちょっとの余裕」、スポーツのボランティア活動をしていてもこのことの大切さを感じる事はよくあります。いえ、私たちが手伝いをする場合、出来る限り当日の混乱が少なくなるよう、事前に確認をしたり、メンバーに周知したり、準備するものを確認したりします。マニュアルを作ったり研修を行うこともそうした「段取り」をすることで「ちょっとした余裕」を生むことが目的だったりします。大変なのは突然開催される一度限りのイベント、その場合は過去の経験から必要なものを準備したり、当日の説明で確認するとともに、心配されるトラブルを見込んで現場に立ち会うようにするのです。自分だけではなく、関わる人や組織とのコーディネートをどうするか、が大切になります。

 無理をしてでも乗り込む人になるのか、余裕をもって乗り込む人になるのか。無理をすればリスクも増えるということを私たちはしっかり認識したいものです。
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