ツキノワグマ駆除が最多 人身被害多発でわな増設 兵庫県/神戸新聞 [2019年11月10日(Sun)]
ツキノワグマの駆除数が兵庫県内で4〜10月、103頭に上り、過去最多だった2010年度の1年間(70頭)を上回ったことが9日分かった。16、17年に人身被害が多発したのを受け、兵庫県は駆除対策を強化し、人里周辺に増設したわなが効果を発揮した形だ。一方で今秋、但馬、丹波地域などでクマの目撃情報が相次ぎ、9日には但馬で2人が襲われて負傷。主食のドングリ類の「凶作」で人里に現れるケースが多いとみられ、広葉樹を増やすなど、人とすみ分けるための環境整備も急がれる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201911/0012864678.shtml |