白目のはなし
ジュゼッペさんと話そう！ [2007年11月26日（Mon）]
 先日のエントリーにも書きましたが、いま、Skypeを使ってイタリアの視力障害者を私たちの語学教師に「変身」させてしまうプロジェクトを進行中です。 イタリア語を勉強したい日本の学生が、Skypeを使って、イタリアの視力障害者の方に電話をかけ、会話の勉強をするというプロジェクトです。 イタリアで目の不自由な方が利用しているメーリングリストにメッセージを投稿したところ、これまでに数名の方からご連絡をいただきました。 昨日、そのなかのおひとりであるジュゼッペさん（仮名）と、実際にSkypeでお話しました。 ジュゼッペさん：「授業の際に日本語は話せませんが、大丈夫でしょうか？」 熊倉(superkumaji)：「大丈夫です」 ジュゼッペさん：「英語もわかりません。フランス語なら多少話せますが...」 熊倉：「大丈夫です。 イタリア語のレッスンですので、英語とか、関係ないです」 ジュゼッペさん：「イタリア語を教える専門的な資格も持っていません」 熊倉：「大丈夫です。 イタリア語を母語とする人と話す機会を持つことで、イタリア語の会話力をアップするというのがレッスンの目的です」 ジュゼッペさん：「それを聞いて安心しました。２０代のころに小学生を教えた経験がありますが、ごく短い期間です」 熊倉：「なるほど。ところで、ジュゼッペさんが会話のレッスンを提供できる時間帯は、だいたい何時から何時ごろまでになるでしょうか？」 ジュゼッペさん：「そうですね、イタリア時間の午後3時以降でしたらOKです。前もってメールなどで時間を教えてください」 熊倉：「はい。もちろん事前にご連絡します。ところで、ぶっちゃけお聞きしますが、このプロジェクトでは、レッスンの授業料はいくらが妥当だと思われますか？」 ジュゼッペさん：「うーん、いくらが妥当なのか...。そもそも授業がうまくいくかどうかもわかりませんので...、まあとにかくやってみましょう」 熊倉：「それでは、授業料に関しては、日本の生徒のあいだで話し合ってから、あらためて提案させていただいてもいいですか？」 ジュゼッペさん：「はいはい、そうしてください」 熊倉：「ありがとうございます。それではまたご連絡します」 ジュゼッペさん：「ありがとう。またお話しましょう。チャオ！」 ということで、最初は不安な感じだったジュゼッペさんですが、お話しているうちに、ざっくばらんな性格の方でいらっしゃることがSkypeを通じて伝わってきました。 ジュゼッペさんと会話レッスンをはじめてみようというかたは、熊倉（superkumaji）までメールにておしらせください。 熊倉次郎 e-mail: jiro(atto)emporio.jp （attoは＠の意です） |
Posted by
superkumaji
at 23:38