iTunesStoreにデビューする方法 [2008年11月21日(金)]
「はじめまして、こんな素晴らしいブログ初めて拝見しました。私は音楽を作っていて、どうやって曲を売ろうか悩んでいました。この記事でやっとそれがわかったような気がします。ありがとうございました!」
これはもちろんこのブログのことではなく、Bonarさんというひとのブログに寄せられたコメントです。
ミュージシャンのBonarさんがiTunesStoreでご自分の楽曲を販売するまでのプロセスをブログでわかりやすく書いていらっしゃるのですね。それで上述のようなコメントが寄せられたのです。
「どうやって曲を売ろうか悩んで」いる音楽家には必見のブログかもしれません。

http://d.hatena.ne.jp/bonar/20071128/1196273616
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superkumaji
at 21:02
地下鉄に匹敵するバス [2008年09月21日(日)]

この夏、ブラジルの環境首都クリチバに取材したメモの続きです。
160万人を抱えるクリチバには地下鉄がありません。
公共交通といえば、もっぱらバスということになります。
バスだけじゃ不便じゃないの、と普通は思うのですが、クリチバのバス運行システムにはちょっとすごいものがあります。
詳しくは都市計画の専門家である服部圭郎先生がお書きになっている『人間都市クリチバ』(学芸出版社)をご覧ください。
ここから先は実際にわたくしがクリチバに滞在してバスを利用したときの感想などを勝手にメモいたします。
それで、そもそもなんで地下鉄がないのか? という疑問なのですが。答えは簡単。お金がなかったのです。地下鉄は穴を掘ったり駅を作ったりするのにすごいお金がかかるのですね。市の税収がもっと潤沢だったら、クリチバ市も地下鉄網を整備したかもしれません。でもそういうお金がなかったのですね。
にもかかわらず、農村部や周辺地域からクリチバ市に移住してくる人の数は、70年代、80年代を通じてたいへんな数になってまいりました。
当然クルマも増えて市内の道路は渋滞。街のなかを移動するのがたいへんなことになってきた。どうする市長! やっぱり地下鉄ひかねばまずいんでねえのか? という雰囲気になってきた。でもそんなお金はありませーん。
そこで大いに悩んだ当時の市長(前回のエピソードでインタビューにおこたえいただいたジャイメ・レルネル市長)が苦し紛れに(じゃなかった)、創意工夫のひらめき力(パワー)でぶち上げたのが「地下鉄に匹敵するバス運行システム」。
どういうところが「地下鉄に匹敵するのか」というと、まず人員輸送力。朝と夕の通勤ラッシュ時の乗客をさばく輸送力が「地下鉄並み」というのが特徴のひとつです。
そのためにバスの運行数を増やす、バス専用道路をひく、という、ここまでは考えられそうなことですが、そこから先が面白い。
バスの車両自体の改造を思いついたのですね。
「一度に運べる乗客の数を増やすには、バスの長さを長くすればいい!」という単純でラブリーな発想から生まれたのがクリチバ名物ともいえる3連結の快速バス。車両製造はボルボ。(上の写真を参照)
オレンジ色に塗られた3連結バスが一度に運ぶ乗客は約250名。このバスをラッシュ時に1分間隔で運行すれば、なるほど地下鉄並みの乗客輸送数になるわけです。
実際、朝のバス停にビデオカメラを持って行って眺めておりましたところ、来るわくるわ、追突しそうな勢いで走っております!(うーんなるほど。上掲の服部先生の本に書いてあること嘘じゃないなあ)などと思いつつカメラを回しました。
さらに、それだけではありません。
バスの改札が独特のシステムなのです。というか、これも地下鉄に匹敵する方式に工夫されています。
普通、バス停というものは待って並んでいるだけの場所です。乗客であるあなたは、やってきたバスに乗り込む際に、あるいは降車する際に車内でバス料金を支払うでしょう。
ところが上述のバス運行システムの場合、乗客はバス停についた時点でバス料金(市内均一)を支払うのです。
だからバスに乗り込む際に小銭の支払いでモタモタすることがないようになっています。これがスムーズに大量輸送を実現しているもうひとつの工夫。
いわれてみれば当然ですね。
250人もの乗客が乗り降りの際に小銭をジャラジャラさせていたり、電子チケット(ICカード)をピーピーいわせていたのではバス停での滞留時間がたいへんなことになってしまいます。
それでバス停についた時点で料金を払うようにしたのですね。地下鉄と同じです。駅についた時点で切符を買い、プラットフォームでは乗り降りするだけ。この方式を大型バスの運行システムに結びつけたところがうまくいったわけです。
3連結系の大型バスが運行するクリチバのバス停は、黒いフレームと樹脂ガラスでおおわれたチューブ型のデザイン。
ちょっと未来風の雰囲気です。このチューブ型バス停の入口に改札があり、お金を払ってなかに入ればあとはバスを待つだけ。まさにバスのプラットフォームです。
バスが到着すると、バス側のドアの下あたりからパタンと橋が倒れてきて、プラットフォームとバスを結びます。
プラットフォームとバスのドアはほぼ同じ高さになっているので、乗り降りする際はこの橋の上を水平に移動するだけ。大勢の乗客がスムーズに乗り降りするための工夫がなされています。
さてカメラをかかえて、実際にバスに乗ってみると、最初に感じるのはその速さ。
ドアを閉めると急激に加速します。速いです。危ないです。
つり革や手すりにおつかまりにならないと飛ばされてしまいそうです。
まわりの通勤客はもう慣れたものでしょうが、それでもしっかりとどこかにつかまっています。
日本のバスに比べ、加速も停車もかなりのGがかかります。でもそれがスピード移動の要点なのです。やはり偉大なF1ドライバー、アイルトン・セナの国ブラジルなのか!(うーん、関係ないですね。全然)
取材した映像はただいまVAIO×PremiereCS3で編集中。
10月、財団法人ハイライフ研究所のウェブサイトより配信の予定です。(つづく)
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superkumaji
at 15:59
ジャイメ・レルネル氏へのインタビュー [2008年08月30日(土)]
ブラジルの環境都市として知られるクリチバ市の取材報告をつづけます。
クリチバ市の元市長で、建築家のジャイメ・レルネル氏にお話をうかがうことができました。
レルネル氏へのインタビューが実現したのは、レルネル氏の片腕としてクリチバ市の環境行政に尽力されてきた中村ひとし氏のおかげです。
◆クリチバ市元市長ジャイメ・レルネル氏へのインタビュー
――あなたにとって、人間にふさわしい都市とは?
わたしにとって人間にふさわしい都市とは、「住むこと」、「働くこと」、そして「移動すること」がひとつになった都市です。
これらの要素を混在させるほど、人間にふさわしい都市になります。
同時に、所得水準の異なる人々や、世代の異なる人々を混在させることも重要です。
クオリティー・オブ・ライフを実現するための考え方を、亀(カメ)にたとえてみましょう。
カメという生き物は「住むこと」「働くこと」「移動すること」が混在している好例です。
カメの甲羅は都市の構造のようなものです。
もしも我々がカメの甲羅をバラバラに切り離したらどうなるでしょうか。
この部分は住むための甲羅、ここは働くための甲羅、といった具合に。
そんなふうにしたら我々はカメを殺してしまうことになります。
しかし世界中の多くの都市が、これと似たようなことをやっています。
この地域は住むための地域、この地域は働くための場所、といった具合に切り分けているです。
これが失敗の原因です。
そうではなくて、都市の機能を混在させることが重要です。
住む場所と働く場所を混在させること。
収入の高い人と低い人を混在させること。
世代の違う人々を混在させること。
共存(coexistence)を促すことが都市にとって重要なのです。
多様性(diversity)を維持し、都市に住む人々のあいだのコミュニケーションを活性化させなければなりません。
たとえば、経済的に豊かな人々と貧しい人々とを分けてしまうと、彼らはそれぞれに別々の世界を形成していまいます。
そこには交流も友情も生じることはありません。そしてその結果として対立や暴力がはびこるようになるのです。
そうではなくて、都市に暮らす人々を混在させることが重要なのです。(後略)
(2008年8月18日 クリチバ市内のレルネル氏オフィスにて)
インタビュー全体の模様は、2008年10月より財団法人ハイライフ研究所のウェブサイトから動画配信する予定です。
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superkumaji
at 04:12
ブラジルでクリチバ市を取材中 その1 [2008年08月19日(火)]
金曜日にブラジルに着きました。
日曜日からクリチバ市を取材中です。
クリチバ市はサンパウロから南に500キロくらいの距離にあるパラナ州の州都です。
上の画像は市の中心部にある歴史地区。
クリチバ市は1970年代からの都市計画が機能して、急激な人口増加にもかかわらず秩序ある街並みを維持していることで知られる街です。
ブラジルに限らず、人口が百万人を超えるような都市の中心部はどこもクルマの渋滞がつきものですが、ここクリチバ市ではクルマ・バス・歩行のゾーン設定が有効に機能しているため、流れはとてもスムーズ。
クラクションの音を聞くことがとても少ないです。
昨日は午後から、クリチバ市の元環境局長で、現在は環境NGOのコンサルタントをされている中村ひさしさんにクリチバ市をガイドしていただく機会に恵まれました。
また中村さんのおかげでクリチバ市の元市長であるジャイメ・レルネルさんにインタビューさせていただくことができました。
レルネル元市長はラテンアメリカではじめての歩行者天国(1972年)をつくったり、地下鉄建設の200分の1程度の予算で地下鉄並みのスピードと信頼性を誇るバス運営を実現させたりと、アイデアと決断力にあふれた業績で知られ、都市設計・行政の世界ではカリスマ的なひとです。
インタビューの模様は今秋、財団法人ハイライフ研究所のウェブサイトから配信の予定です。
これからあと1週間ほど滞在し、クリチバ市の街のシーンを撮影します。
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superkumaji
at 18:45
イタリア語会話レッスンが開講しました [2008年08月12日(火)]
先月(2008年7月)東京都より特定非営利活動法人の認証を得て、
いよいよこの8月より、スカイプを使ったイタリア語会話のプライベートレッスン事業を開始しました。
イタリア語会話レッスンのホームページも開設いたしました。
関心のあるかたはどうぞごらんください。
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superkumaji
at 10:05
仙台でライブ配信 「ジャーナリスト 長井健司がしようとしたこと」 [2008年05月26日(月)]
昨日の日曜日、仙台で、トークライブ「ジャーナリスト 長井健司がしようとしたこと」が開催されました。
昨年9月ビルマで射殺された長井さんのこれまでの活動を振りかえるとともに、ミャンマー軍に奪われたままの長井さんのビデオカメラとテープを取り返すための署名運動を紹介するイベントです。
この模様をインターネットを通じてライブ配信しようということで、仙台へ行ってきました。
今回は映像とPAを長井さんが記者として契約していたAPF通信社のみなさんが担当されたので、わたくしの担当したライブ配信はとてもシンプルな機材構成。大型のノートPCとIEEEケーブル、それにイー・モバイルの携帯端末だけです。
(写真手前のノートPCがいわば「中継局」です。 )
イー・モバイルの上りの速度がどのくらい出るのか、それによってライブ配信の品質が決まるわけで、現場につくまでは結構ドキドキです。
会場はレオパレスホテル仙台の10階ダイニング「彪夢」。
現場で実際に測ってみると、上り340kbpsとでました。オッケーです。
イーモバイルで仙台から送り出す約250kbpsの映像と音声を、東京・目白のわたくしたちの仕事場のWindowsMediaServerが受信し、そこからブロードバンドで各クライアントに配信する計画です。
リモート・デスクトップでMediaServerに接続し、仙台側のIPアドレスを配信ポイントに登録。配信の[開始]ボタンをクリックすると...オッケーです。無事に映像の配信がはじまりました。
約80分間のライブ配信を無事完了することができました。
長井さんがビルマやイラク、パレスチナで撮影した映像も配信することができました。APF通信社のみなさんがイベントのために編集されたビデオ映像です。
大メディアが報道しない紛争地帯の路地裏を撮った長井さんの映像記録を観ていると、戦争で本当に苦しむのは貧しい市民や子供たちなんだなあということが実感されます。
最後は青年時代にフォーク歌手(!)をめざしていた長井さんの歌声も流れて、なんだかほろっとするしめくくりでした。
当日の模様は、近日、オンデマンドであらためてネット配信される予定です。
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superkumaji
at 22:13
峰 昌宏さんの個展 [2008年04月23日(水)]
「Mt.Fuji Project夏休みワークショップ」でおなじみの、でも本業は芸術家である峰 昌宏さんの個展が、ゴールデンウィークに精進湖のKamiku Studioで開催されます。
こわしくは、峰 昌宏 個展をご覧ください。
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superkumaji
at 09:53
アントニオ・タブッキ 『レクイエム』を読む [2008年04月20日(日)]
7月から、プロジェクト・ホメロスでは「二ヶ国語ゼミ」という名称で、オンライン原書講読会を開催します。
第一弾はイタリアの小説家・アントニオ・タブッキ の『レクイエム』を読みます。
参加者のみなさんをSkype(スカイプ)でつなぎ、1.逐語訳 2.解釈 3.フリートークの順に楽しむ企画です。
くわしくはプロジェクト・ホメロスの「二ヶ国語ゼミ」のホームページをご覧ください。
それで、その準備というか、試験として、今日、ベネチアのR先生とトリノのOさん、そして東京にいるわたくしの3名で読書会を開きました。タブッキ・ファンで今回の企画者であるSさんは残念ながら欠席。
午後5時過ぎから、『レクイエム』の冒頭のところを少しだけ一緒に読んだのですが、楽しかったです。
スカイプの音質もまずまずでした。
インターネットは距離をなくすといいますが、本当だなと思います。
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superkumaji
at 23:06
ホメロス合宿 in初島 [2008年04月20日(日)]
プロジェクト・ホメロスのメンバーつながりのみなさんと初島へ行きました。
初島は熱海の沖に浮かぶ島で、都心から一番近い離島ということです。
新幹線で東京から熱海へ。次いで熱海港から船で25分。
近場の小旅行とはいえ、船に乗って海にでると解放感がわいてきます。
初島では海を眺めつつシーフードBBQを楽しみました。
プロジェクト・ホメロスの今後の戦略を練る重要な出張会議のはずだったのですが、そういう話はまったく出ないまま、ビールを飲んで昼寝して、初島灯台にのぼっておいしい空気を吸いました。
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superkumaji
at 22:44