Ｑ：誰が墨田区に革新的なアイディアをもたらしたのですか？
Ａ：自然発生した「勝手にシンクタンク」の客員研究員たちが暴走したのです

つい何年か前までは、海外はもちろん、同じ都内に住む人でさえ、
墨田区に興味を持ったり、訪ねたりすることは少なかったはずです。

しかし、今では、国内外の多くの粋人たちが墨田区に注目しています。

ただ訪れるだけではなく、何度も通うリピーターになったり、
中には長期滞在したり、住み着いてしまう人さえいます。

もちろん、大きなきっかけとして、2012年にかけて、
新しいランドマークである新東京タワー「東京スカイツリー」や
海外にファンも多い葛飾北斎の生地に「すみだ北斎美術館」が
完成したことも、大きな要因でしょう。

しかし、墨田区の奇跡は、ハコモノではなく、ヒトが起こしたのです。

それも、元々住んでいたヒトというより、
おせっかいなヨソモノ、ワカモノ、バカモノたちが集まり、
寄ってたかって、斬新なアイディアを提言していったのです。