最近のタクシー事情 [2019年02月08日(Fri)]
「近頃よくみかけるオリンピックマークのついた黒いタクシーは何かしら?」「タクシーの予約が取り難いのだけれど・・・」そんな相談が増えてきたので、杉並区清水にあるキャピタルオート(株)に最近のタクシー事情を聞いてみました。 噂の黒い車、JPNタクシーはユニバーサルデザインタクシーです。昨年秋以降、町で見かけることが増えました。「ユニバーサルデザインタクシーとは、健康な方はもちろんのこと、足腰の弱い高齢者、車いす使用者、ベビーカー利用の親子連れ、妊娠中の方など、誰もが利用しやすい“みんなにやさしい新しいタクシー車両”」(国土交通省ホームページより)です。使い方・運賃料金はこれまでのセダンタイプのタクシーと同じです。 今までのセダンタイプとの違いについて 横スライドドアで、開口部が広く、高さにゆとりがあります。手すりや吊り革がついており乗り降りの助けになりますので、足元が不安定な方や立ち上がりに苦労していた方にも使い易くなっています。 また、付属のスロープを取り付けると車いすのまま乗り込むことも可能です。 しかし、条件として、乗車、降車場所で、スロープ設置と車いす操作に必要なスペースが確保できること。場所によっては、車の側面から3m必要です。 現時点では、乗車の準備から固定完了までに15分程、降車にも同様の時間を要すため、ほとんどの方が車いすからシートに乗り移って乗車(車いすはたたんで積込み)しているそうです。 タクシーの電話予約がとり難い現状について 元々、23区内は電話による事前予約を受け付けている会社が少ないのに加え、スマートフォンの配車アプリが普及し優先されることも影響しています。アプリは新しい仕組みのため、利用者には使い方に不慣れな方もおり、また、乗務員も会社も試行錯誤している段階です。 もび〜るでは、こうしたタクシーについても最新情報を集めていますので、タクシーの予約が取れないなどでお困りの方がいらしたら、どうぞ電話でご相談ください。 |