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脱原発ハンスト”ニュースVOL.773 [2017年11月07日(Tue)]
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脱原発ハンガーストライキ
〜子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために〜
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VOL773(2017年11月7日)

今年も残すところ、あと2か月!あっという間の1年です。7回目の年末年始を仮設や避難先で過ごす人も少なくありません。狭い仮設住宅での暮らしが続く、その心中はいかほどでしょうか?帰りたいのに帰れない古里に想いを馳せているのです。
 私も、被災地で「こんな狭いところに入れられて、早く出たいよ」という言葉を聞いたことがあります。やっと出た仮設の後に入居した復興住宅では、隣近所の交流がなく「まるで牢屋にいれられたみたい」とつぶやく被災者の悲痛な声が聞こえてきます。あれからもう6年半、各地で災害が続き、東日本大震災は過去の出来事になってしまったのでしょうか?
 いいえ、いまだ復興いや復旧の途上です。福島第一原発からいまもなお、放射能は放出し続け、汚染水はたまり続けているのです。3.11から手付かずの家屋、ネズミの糞尿や風雨にさらされた思い出いっぱいの家屋が立ち並んでいるのです。
 避難指示解除後に、やっと家屋の被害認定の調査ができるのです。再建を心待ちにして古里に戻り待ち望んだ家の再建では、自宅の荒廃ぶりに借金をしてまで再建する気力がそがれてしまい、これからどうして行こうか判断がつかない人もいるのです。6年以上が過ぎた被災地で避難指示が解除になっても、戸惑いの声が漏れているのが現状です。
 
「避難指示解除になって、浪江町には大勢の住民が帰っているのだろう。原発事故は終わって被災地は復興しているのだろう――。
『そう思っている人が多いのではないか。ニュースに映されない、見えない現実があるということを知ってほしい』と、八島さんは語る。避難先から家屋調査に立ち会った末、わが家、わが店に戻りたくてもできないと、帰還を諦めざるを得ない同胞の切ない表情を見る度、八島さんはやり場のない憤りのような思いを募らせる。」(「3.11」から6年半:復興は遥かに遠い古里「浪江町」・・寺島英弥「新潮社フォーサイト」)より一部抜粋

 避難解除になってもすぐに普通に暮らせるのではないのです。家の再建、町の再建など課題は山積みなのです。
 最近は、ハンスト参加の手が上がりにくくなっています。お知り合いの方にもぜひこの運動を呼び掛けてもらえませんか?
(増島 智子)
                 
*トピックス
伊方原発、非常用発電機に不具合
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2017110601002341
(2017年11月6日 福島民報)

相馬農高飯館校、存立運営で再開案
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171107-218242.php
(2017年11月7日 福島民友)

11月の予定をお知らせ下さい。よろしくお願いします。
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*昨日までのリレー仲間
11月 2日(木)は増島(NGO)、3日(祝・金)は細川(NGO)、4日(土)は鈴木(神戸)、5日(日)は村上(神戸)、6日(月)は東條(神戸)がつなぎました。

*今日のリレー仲間 
本日11月7日(火)は、上野(NGO)の1名が行っています。 

*明日のリレー仲間
明日11月8日(水)は、大石(静岡)の1名がつなぎます。
 
*今後のリレー予定
11月 9日(木)募集中!!
  10日(金)募集中!!
  11日(土)鈴木(神戸)
  12日(日)村上(神戸)
  13日(月)東條(神戸)
  14日(火)募集中!!
  15日(水)大石(静岡)
  16日(木)募集中!!
  17日(金)募集中!!
  18日(土)鈴木(川崎)
  19日(日)村上(神戸)
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