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脱原発ハンスト”ニュースVOL.761 [2017年08月29日(Tue)]
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脱原発ハンガーストライキ
〜子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために〜
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VOL761(2017年8月29日)

 ハンストニュース758号で高浜原発や大飯原発の近隣市町村の人口分布についてお伝えしました。
 そして、28日に関西電力は大飯原発(福井県)3号機を来年1月中旬、4号機を来年3月中旬に再稼働する計画と発表しました。同じ日九州電力では、玄海原発3号機を来年1月中に再稼働する計画を発表しました。
 玄海原発では、原発から30キロ圏内に入る市町の人口は、佐賀県が約19万2千人、長崎県が約6万2千人、福岡県が約1万4千人の人たちが避難しなければならないのです。玄海町では20`圏内に離島もあり、天候が悪ければ船を出せない状況も考えられます。また、陸路の避難ルートも狭い山道1つだけで、住民たちは「全島避難は絶対無理」「事故が起きたら逃げ道はなく終わりばい」と不安を訴え、県幹部でさえ「訓練想定を細かくすればするほど避難の無理さが明らかになる」と認めているのです。
 仮に避難できたとしても、福島第一原発後の状況をみれば、再稼働するということが甚だ疑問であり、田中俊一原子力規制委員長は新規制基準は「適合性審査」であって、それは「安全審査」ではないと断言しています。
 予知のできない自然災害を前に、熊本地震のような震度7が2回にもわたる地震や火山噴火、気候変動による局所的ゲリラ豪雨、大型台風の襲来など多くの危険をはらんでいる以上、再稼働はするべきではないのです。
 
 そして、何より福島第一原発事故の被害者はいまだに生活が立て直せず、再来年には仮設住宅の供与が打ち切られ、自主避難者は今年の4月以降から避難先の住宅無償提供が打ち切られ「避難者」として扱われなくなり、支援の手はどんどんなくなっています。
 このような被害者をこれ以上出さないためにも再稼働は反対です。そして、被災者一人一人に寄り添った支援をもっと手厚くするべきです。そして政府は東北の被災者の一人ひとりの命も守らなければならないのです。
(増島 智子)

*トピックス
原発3基 再稼働へ 玄海大飯、来年1月以降
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082902000126.html
(2017年8月29日 東京新聞)

仮設住宅提供19年3月終了 福島県が方針、避難解除5市町村
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170829-199565.php
(2017年8月29日 福島民友)

9月の予定をお知らせ下さい。よろしくお願いします。
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*今日のリレー仲間 
本日8月29日(火)は、東條(神戸)の1名が行っています。 

*明日のリレー仲間
明日8月30日(水)は、大石(静岡)の1名がつなぎます。
 
*今後のリレー予定
8月31日(木)宇田川(神奈川)
9月 1日(金)募集中!!
   2日(土)鈴木(川崎)
   3日(日)村上(神戸)
   4日(月)東條(神戸)
   5日(火)募集中!!
   6日(水)大石(静岡)
   7日(木)募集中!!
   8日(金)募集中!!
   9日(土)鈴木(川崎)
  10日(日)村上(神戸)
  11日(月)募集中!!
  12日(火)募集中!!
  13日(水)大石(静岡)
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