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脱原発ハンスト”ニュースVOL.751 [2017年07月25日(Tue)]
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脱原発ハンガーストライキ
〜子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために〜
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VOL751(2017年7月25日)

 先日、朝日新聞(2017/7/23)の社説をみました。憲法施工70年に際して「『原発と人権』を問い直す」という見出しで書かれていました。
福島第一原発事故のために「憲法が保障していたはずの『ふつうの暮らし』を、原発事故は多くの人から奪い去った。」と。
「自分だけじゃなく、地域のすべての人の人生が変わった。生存権とか、基本的人権とか、憲法の本質的なものを考えさせられたよ」と。
「福島県では今も数万人が県内外で避難を続ける。長年のなりわいや家屋を失った人は数えきれず、居住、職業の選択の自由(22条)、財産権(29条)の侵害は著しい。多くの子が故郷の学校に通えなくなり、教育を受ける権利(26条)も揺らいだ。」と。
 
 阪神・淡路大震災の時にも同じように憲法とは何なんだと感じたのを思い出しました。仮設住宅での「孤独死」の問題は当時福祉を学ぶ私にとっては衝撃的な出来事でした。こんな豊かな日本でなぜ、人知れず誰にもきづかれず亡くなっていくのだろうか?憲法の生存権「最低限度の文化的な生活」が保障されていない現実を目の当たりにし、福祉は「人を幸せにする」というものなのに、現場では全く違う現実があり、勉強すればするほど机上の空論のように感じました。夏は暑くて、冬は寒い、隣人のたばこの煙が流れてくる仮設住宅での生活は基本的人権も守られることなく、被災者を追い詰めていきました。
 憲法とは?福祉とは?と疑問が頭の中をぐるぐる駆け巡り、気持ちと身体が自然と被災地に引き寄せられました。
 
 福島第一原発の事故とは全く違うものですが、同じような感情が芽生えます。

 チェルノブイリ原発事故の後、脱原発の世論が強まり、99年に原発禁止が憲法に明記されたそうです。日本はどうなるのでしょうか?それを選ぶのは私たち一人ひとりの行動ですね。
(増島 智子)

*トピックス
40年越原発、計27億円加算=老朽8基の5市町に−交付金、原則に「逆行」
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2017/07/post_15241.html
(2017年7月24日 時事通信)

制御棒付近から「漏出」か 東京電力の3号機・水中ロボ調査
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170713-187858.php
(2017年7月25日 福島民友)

7月、8月の予定をお知らせ下さい。よろしくお願いします。
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*昨日までのリレー仲間
7月21日(金)は杉岡(神戸)、22日(土)は鈴木(川崎)、23日(日)は村上(神戸)、24日(月)は東條(神戸)がつなぎました。

*今日のリレー仲間 
本日7月25日(火)は、村井(NGO)の1名が行っています。 

*明日のリレー仲間
明日7月26日(水)は、大石(静岡)の1名がつなぎます。
 
*今後のリレー予定
7月27日(木)杉岡(神戸)
  28日(金)募集中!!
  29日(土)鈴木(川崎)
  30日(日)村上(神戸)
  31日(月)募集中!!
8月 1日(火)募集中!!
   2日(水)大石(静岡)
   3日(木)募集中!!
   4日(金)募集中!!
   5日(土)鈴木(川崎)
   6日(日)村上(神戸)
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