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脱原発ハンスト”ニュースVOL.736 [2017年05月16日(Tue)]
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脱原発ハンガーストライキ
〜子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために〜
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VOL736(2017年5月16日)

ここ数日寒暖差がありながら、各地で時に夏日のような日差しが照り付けています。この太陽の恵みを東日本の被災地では再生エネルギーに変える取り組みが行われています。2017年3月13日の読売新聞にそのことが紹介されています。
 「東日本大震災で被災し、大規模な停電が発生した岩手、宮城、福島の3県では、発電設備を備えた小中学校数が震災前の3倍以上になっている。」と、また、「岩手県北部の軽米町にある軽米小学校には14年、地中熱利用設備を備えた新校舎が完成した」とも伝えています。それぞれの学校では震災当時に避難所になって、停電し、テレビも防災無線も暖房も使えず、とても不自由な経験をされ、その経験から災害時にも最低限の灯りや電源を確保しようと取り組まれています。
 被災したからこそ、その経験を無駄にしないためにも被災地ではさまざまな取り組みがされています。
 南海トラフ地震が叫ばれる中で、関東、東海、関西などの主要な電力消費地で、人口も密集している地域では原発に頼らない再生エネルギーへの取り組みを考えなければ、同じ過ちをくり返すことになります。私たちはもっと被災地から学び、いのちや自然の大切さを伝えていかなければならないと思います。

 先日岩手に訪問した時に、当センターの支援事業である「まけないぞう」の作り手さんと話している時に戦争中に何を食べていたのか聞くと、春はタラの芽やワラビやら山菜を食べていたと聞きました。都会の人からしたら「それって贅沢では??」と思うのですが、自然と共生しているからこそそんな生き方ができたのです。私たちのような都会のものはいざ災害や戦争などがあったとしても、生き抜く力は弱いでしょう。もっと自然を大切にしないといけないとあらためて感じた東北訪問でした。

災害列島に住んでいることを自覚し、決して当たり前ではない自分たちの生活を見つめ直したいものです。
(増島 智子)
                  
*トピックス
核のごみ最終処分説明会「困難」福島県が経産省に回答
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170516-172294.php
(2017年5月16日 福島民友)

東芝に4千億円の債務保証要求か 米電力、原発建設で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017051501001120.html
(2017年5月15日 東京新聞)

<高浜原発>3号機に核燃料装着 6月上旬に再稼働へ
http://www.minyu-net.com/newspack/KD2017042501002275.php
(2017年5月13日 毎日新聞)

5月の予定をお知らせ下さい。よろしくお願いします。
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*昨日までのリレー仲間
5月11日(木)は匿名(大阪)、12日(金)はぺんぎん(広島)、13日(土)は鈴木(川崎)、14日(日)は村上(神戸)、15日(月)は東條(神戸)がつなぎました。

*今日のリレー仲間 
本日5月16日(火)は、頼政(NGO)の1名が行っています。 

*明日のリレー仲間
明日5月17日(水)は、大石(静岡)の1名がつなぎます。
 
*今後のリレー予定
5月18日(木)募集中!!
  19日(金)募集中!!
  20日(土)鈴木(川崎)
  21日(日)村上(神戸)
  22日(月)募集中!!
  23日(火)募集中!!
  24日(水)大石(静岡)
  25日(木)募集中!!
  26日(金)募集中!!
  27日(土)鈴木(川崎)
  28日(日)村上(神戸)
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