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脱原発ハンスト”ニュースVOL.150 [2013年02月09日(Sat)]
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脱原発ハンガーストライキ
〜子どもたちの、子どもたちの、子どもたちのために〜
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VOL150(2013年2月9日)

 先日から話題にしている「仏教経済学」に関連した話のことに、もう少し触れてみたい。昨日のニュース149号に「市場とのつき合い方を考えなければならない」という朝日新聞に掲載されたオピニオンを紹介しました。仏教経済学を研究されている安原和雄さんが2000年に上梓された『足を知る経済−仏教思想で創る二十一世紀と日本』(毎日新聞社発行)の「はじめに」のところで「小欲知足の智慧を活かす経済のありようは、ゼロ成長経済で十分足りると考える。プラスの成長に執着するのは時代の感覚がずれているといえよう。」とある。安原さんは、必ずしも市場経済を否定はしていない。むしろ、「市場とのつき合い方を考えよう!」というメッセージだと受け止められる。興味深いのは、同著に稲盛和夫(1932年生まれ、現京セラ名誉会長、日本航空名誉会長)の知足説が紹介されています。

その内容とは
「実に不思議なことに、皆が漠然と、今後も成長を続けていくのが当然だと考えている。(中略)ただやみくもに発展をめざすのは、もうこの辺でよい、のではないか。仏教でいえば、日本人は<足を知る>という境地にいたるべきではないか。成長のない経済、あるいはマイナス経済で国家財政をどうすべきかということも、そろそろ考えるべきであろう。国民もマイナス成長の中で、生き甲斐があるような生活を考えるべきだ。そういうことをあえて誰かが言ってみる必要がある時期に来ている。事実、日本経済は、その成長を抑制せざるを得ない状況に陥らざるを得ない。というのは、地球上のエネルギーや地球環境の問題からも、日本の経済成長の制約条件が生じているからだ」
というものだが、これはあくまでも2000年頃に言われたものだ。

稲盛和夫はその後日本航空の会長に任命され、政府と企業再生支援機構の支援を受けて、日本航空の再建に成功させた人物である。その稲盛和夫が、「小欲知足」を掲げていたとは?やはり稲盛さんも市場とのつき合い方を変えたのだろうか・・・?
(村井雅清)

*断食をされている方々の感想は、『代表村井のコブログ(雑感)』で紹介しています。村井の24時間断食の感想を掲載しています。
http://ngokoblog.seesaa.net/

*トピックス  
福島第一原発賠償、時効なし…特例法制定へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130209-OYT1T00015.htm?from=ylist
(2013年2月9日 読売新聞)

*節電や省エネの知恵を教えてください!!
「我が家ではこんな工夫で節電しています!」「これをやれば省エネになります」などの情報があれば、教えてください。原発ゼロに向けた知恵を共有したいと思います。

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*今日のリレー仲間
今日9日(土)は、岡本(NGO)の1名が行っています。

*明日のリレー仲間
明日10日(日)は加納(神戸)、鈴木(神戸)の2名がつなぎます。

*今後のリレーの予定  (空いている日程をどなたかつないで下さい!!!)
 11日(月)上野(NGO)
 12日(火)柚原(神戸)
 13日(水)大石(静岡)
 14日(木)募集中!!!
 15日(金)募集中!!!
 16日(土)募集中!!!
 17日(日)鈴木(神戸)
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*24時間リレーの方法:
 この主旨に賛同いただける人たちで、「24時間ハンスト」をリレーします。24時間のハンスト(水のみを摂取)を一人ずつ行い、次の一人にバトンタッチしていきます。それぞれが、それぞれの暮らしの中でやれる範囲でハンストを行ってください。

*参加者募集!!
 ハンストを通じて原発や身の回りの暮らしに向き合って頂けたら幸いです。参加者でローテーションを組んで途切れる事なく行っていきます。参加ご希望の方は、ご都合のいい日と匿名希望の有無をお知らせください。ローテーションに組み込ませていただきます。一人また一人と思いの輪をつないで行きましょう!「今日はどこの誰がハンストしている。」などの情報も今後、HPやブログなどで発信していきます。

*賛同者募集!!
 ハンストまでは出来ないけど、主旨に賛同するという方も募集しています。個人、団体は問いません。賛同者として名前をあげさせていただきます。匿名でも構いません。
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