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公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
ドーハ(COP18/CMP8)会合の行方 [2013年01月29日(Tue)]
当ホームページの「せかいとオンダンカ」ページを更新しましたexclamation

このページでは、2009〜2011年まで行っていたCOP派遣事業の結果報告や、近年取り組んでいるCOP事前勉強会や報告会について紹介しています。ぜひご覧くださいるんるん



さて、昨年11月26日〜12月7日にかけて、カタールの首都ドーハでCOP18・CMP8が開催されました。
今回の会議の目的と結果は、以下の通りです。

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【COP18/CMP8 目的と結果(概略)】
@2015年までに、2020年からの新しい国際枠組みに合意することへ向けて、作業計画を作ること
A必要な.削減量と、現状、各国が誓約している削減量との間のギャップがある問題に対して、いかにして「野心」の引き上げ(排出削減努力の引き上げ)を行うかを議論する

…2013年3月1日までに各国やオブザーバーが提出する意見を基に、今後も議論を続けることが決定された。また、2013年にはワークショップやラウンドテーブルでの議論が継続される可能性が高くなった。
COP19では「必要削減量」と「誓約された削減総量」のギャップを埋める方策を打ち出すこと、COP20までには、交渉の基礎となる文書を用意することも決めた

B2020年までの緩和・適応・資金・技術分野での国際的取り組みについて、議論を詰め切り終了させる
…「先進国の排出削減約束・途上国の排出削減行動」「資金」「適応」の分野で主要合意がなされたが、実質的な議論は先送りにする形となった

C京都議定書の第2約束期間の詳細を決定し、2013年から開始できるように準備を整えること
…第2約束期間の長さは8年をするものの、2014年までに野心の引き上げのために目標を修正する機会を設ける(現状、先進国全体で2020年までに1990年比で18%削減の目標)



参照URL:http://www.kikonet.org/iken/index.html#international(認定NPO法人気候ネットワーク)
       http://www.wwf.or.jp/activities/2012/12/1106009.html(WWFジャパン)

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さて、ここで気になるのが日本の立場。
日本は、アメリカ、ロシア、カナダ、ニュージーランドと同じく、第2約束期間に不参加とする立場をとりました。第2約束期間に参加しない場合、第2約束期間における共同実施や国際排出量取引に参加してクレジットの国際的な獲得・移転を行うことは認められません。

この状態が、今後の日本にどのような影響をもたらすのでしょうか?

このような結果をもっと詳しく知りたいという方は、3月に開催する“COP18報告会”にお越しくださいひらめき
実際にCOP18に参加してきた方をお招きして、お話を聞く事のできる貴重な機会です。


COP18報告会の開催案内へ続きます!


(インターン生 谷浦)


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